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【インタビュー】横浜DeNAベイスターズ、トレバー・バウアー「100マイルを投げて沢村賞を獲る」「YouTubeは第2の人生に向けての土台作り」

YouTubeでも人気を集めるトレバー・バウアー

YouTubeでも人気を集めるトレバー・バウアー

 左手にはバウアーのオリジナルブランド「Bauer Outage」の青いグラブ。そして、右手には三脚付きのカメラを携え、600万ドル(出来高含む推定年俸)の男はグラウンドにやってきた。

「カメラはYouTubeの撮影用ですが、個人的なメカニック(技術的なこと)の復習用でもあります」

 愛用のカメラはソニー製の「ZV-E1」。本格的なミラーレスカメラで、数十万円する逸品だ。

 現在、バウアーの公式チャンネル『トレバー・バウアー』の登録者は日本語版は30万人、海外版はじつに95万人を超えている。その影響は計り知れない。

 昨季までメキシコでプレーしていたバウアーのもとには、世界中からオファーが届いたという。

「南米、韓国……基本的にはアメリカのチーム以外すべてです」

 日本球団も複数あったそうだ。最終的にDeNAを選んだ理由として、「優勝をねらえるチーム」や「個人賞(沢村賞)をねらえるチーム」以外に、「ファンを沸かせることのできる球団」と語る。バウアーはグラウンド内はもちろん、グラウンド外でもエンターティナーであろうとしている。YouTubeもそのうちのひとつだ。

「YouTubeのいちばんの目的はファンを楽しませること。あと若い人にプロ野球選手が手の届く目標であることを感じ取って欲しいんです。僕も34歳になり、選手のキャリアは終わりに向かっている。ただ引退後も子どもたちに学びの場を提供したい。YouTubeは第2の人生に向けての土台づくりでもあるんです」

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