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ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)

『CHAGE and ASKA』の元メンバーであるASKA(67)。2014年5月の逮捕以来、約10年ぶりにNHKの音楽番組に“本格”出演することがNEWSポストセブンの取材でわかった。NHK関係者が語る。

「出演するのは4月27日放送予定の音楽番組『tiny desk concerts JAPAN』(NHK WORLD JAPAN)。ASKAさんは、これまでもNHKの音楽番組に幾度となく出演し、『CHAGE and ASKA』としてNHKホールでツアーコンサートも行なうなどしていました。

 しかし、2014年の逮捕後は事実上の“出禁”状態が続き、この約10年間でASKAさんのNHKのテレビでの出演は2018年11月『ニュースウォッチ9』で事件報道を振り返った取材映像のみ。ラジオ番組では昨年にもゲスト出演していましたが、テレビに関しては逮捕後初の本格的な音楽番組への出演になります」

 撮影は4月14日にNHK放送センターで行なわれたという。今回出演が決まった音楽番組の“特性”も相まって局内では大きな話題を呼んでいる。

「『tiny desk concerts』はアメリカの公共放送NPRが発端で、アーティストが文字通り“オフィスの小さな机”でパフォーマンスするのがウリ。その斬新なコンセプトから瞬く間に世界中の人気コンテンツとなり、本家アメリカの番組ではBTSやテイラー・スウィフトらが出演しています。

 昨年からNHKがライセンス供与を受け、『tiny desk concerts JAPAN』として不定期で放送。これまでに藤井風、稲葉浩志といった錚々(そうそう)たるアーティストが出演しています」(音楽ライター)

 ASKA自身、NHKに出演することへのハードルの高さを自身のブログで吐露している。前出『ニュースウォッチ9』の出演にあたり、〈NHKは、世界各国で放送されています。(中略)このドキュメント撮影に、NHKは慎重でした。僕の現在の立場を「NHK」が追うとなると、世間の厳しい声を浴びることになることも十分予測できますので。局内で、何度も話し合いが繰り返されました〉としていた。

 今回の出演にあたっても、局内でさまざまな声があがったという。

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