木田さんとは10年くらいの付き合い
「収録後は、先輩たちに『お前本当にいい人みたいになっちゃうな』『もうお前の言うことで誰も笑わないな』って言われて、放送までビクビクしていました。放送後、いろいろな人から『泣きました』とか『めっちゃいい人ですね』って言われちゃうんですけど、あれは『面白かったです』って言って欲しいですね。すごい力で木田を叩いて、自分で見てもあんなに強く叩いてたかって思いましたから。ライブで真似されたりもしましたね(笑)」
──あのドッキリを経て、木田さんとの友情がより深まったりしましたか?
「別に友情が深まったりはないですけど(笑)。放送されてよかったなって思うのは、もう一生、木田は楽屋泥棒はしないだろうなと。まず木田が一番最初に疑われるようになったんで、悪いことが1個できなくなったってことですかね」
大反響だった『水ダウ』の楽屋泥棒ドッキリは、2人の絆をより深くしたようだ。続編ではテレビよりも斬新でエグかったYouTubeドッキリにブチギレた企画や今でも残るトラウマなどを明かしている。
【インタビュー第2回につづく】
文/千島絵里香(ジャーナリスト)
撮影/岩松喜平