交互にベビーカーを押す(2025年5月)
ドイツ人マダム仕込みの味
「今はもうないお店ですが、佳代さんは学生時代、鎌倉山のドイツ料理店でバイトしていて、その店のドイツ人マダムを“第2の母親”のように慕っていました。そのため佳代さんは、レンズ豆のスープやザウアーブラーテン(肉の蒸し煮)といったドイツの家庭料理を得意としているんです。
赤ん坊の圭さんが離乳食をほとんど食べなかったとき、困った佳代さんはマダムに相談して、『ドイツでは子どもをマッシュポテトで育てる』とアドバイスされたそうです。ボイルしたジャガイモをつぶしてスープで溶いたものを与えてみたら、圭さんがよく食べてくれたといいます」
母親の影響で、圭さんも我が子の“食育”にこだわるのかもしれない。