”ノリ”で旧ジャニーズ事務所に応募したという中居。デビュー当初からすでに地元では大人気だったという
「全責任は私個人にあります」とコメントも…
「弁護団は第三者委員会の認定に対し、『一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった』と反論。その上で、第三者委員会が調査報告書作成のために用いた証拠の開示などを求めていました」(同前)
第三者委員会側は、フジテレビに対する守秘義務などを理由に開示を拒否。これを受け、弁護団側は5月30日に改めて「中居氏の名誉・社会的信用の回復のため」に開示を求めた。
「弁護団側は、中居氏とX子さんがプライベートに関するさまざまなやり取りをする仲であったこと、X子さんが中居氏に対して『勇気づけられた』などと“感謝メール”を送っていたことなども挙げ、第三者委員会による報告に疑問があると主張している」(同前)
これについて、X子さんの代理人は、「事実と異なるものであり、看過できない」「さらなる加害(二次加害)に他ならない」とした声明を公表した。
「引退発表時は『全責任は私個人にあります』とコメントしていた中居氏ですが、現在は細かな部分に異議を唱えており、その反撃姿勢にはなりふり構わぬものを感じます。中居氏もトラブル自体は認めているだけに世間からの批判は免れないにしても、“性暴力者”と認定されたことは納得できないのでしょう。
第三者委の報告書にはフジテレビ社内で起きた他の性加害事例が列挙されるなかで、中居氏側には『自分だけが悪者にされた』という意識があるのかもしれません」(同前)
“捨て身の覚悟”で反撃に出た中居氏の近影を最後にキャッチしたのは、3月末の『週刊新潮』の記事だった。第三者委員会による“性暴力者”認定が報告される直前の中居氏はかなり憔悴した様子だったようだ。同誌によると、白髪が肩口まで伸び、顔や体は痩せていたという。