芸能

「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした

 中居正広氏(52)をめぐる“フジテレビ問題”。5月には中居氏側の弁護士が第三者委員会による認定報告書に対し“反撃”。いまだ収束の兆しは見えない。中居氏も表舞台から姿を消し“雲隠れ”した状態だ。取材班は、本人が信頼を寄せる実兄を訪れた。

「やっぱりどうしても兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」

 今年4月、NEWSポストセブン取材班の取材に30分にわたってそう応えた家族思いの兄は、いま中居氏とどのような関係にあるのだろうか──。【前後編の前編】

 昨年12月、「週刊文春」などでX子さんとのトラブルが報じられた中居氏は、今年1月9日にトラブルに言及するコメントを出し、同月23日に芸能界引退を発表。X子さんは元フジテレビアナウンサーで、トラブルが業務の延長上で行われた疑惑などもあったことから、同局と親会社のフジ・メディア・ホールディングスが第三者委員会を設置し、調査を行った。

「第三者委員会が3月31日に公表した『報告書』には、トラブルが発生した中居氏所有のマンションでの、“出来事”に至るまでの経緯が詳細に記されていました。中居氏が送っていたメッセージの文面などから、フジ編成幹部・A氏と連携してX子さんを食事に誘ったり、トラブルを揉み消そうとしたりしていたことも明らかになっています。

 トラブルの詳細については、『中居氏側が守秘義務解除の要請に応じなかった』として記されていなかったものの、第三者委員会はWHOの基準に則り、中居氏の行為を『性暴力』『重大な人権侵害』と認定しました」(全国紙社会部記者)

 世間の反響も大きかった、中居氏に対する“性暴力”認定。その後の5月12日、中居氏側が“反撃”に出た。新たな弁護団を結成し、フジテレビなどが設置した第三者委員会による報告書への疑問点を提起し始めたのだ。

関連記事

トピックス

公選法違反の疑いで刑事告訴され、書類送検された斎藤知事(左:時事通信フォト)と折田楓氏(右:本人SNS)
“公選法違反疑惑”「メルチュ」折田楓氏の名前が行政SNS事業から消えていた  広島市の担当者が明かした“入札のウラ側”《過去には5年連続コンペ落札》
NEWSポストセブン
コンサートでは歌唱当時の衣装、振り付けを再現
南野陽子デビュー40周年記念ツアー初日に密着 当時の衣装と振り付けを再現「初めて曲を聞いた当時の思い出を重ねながら見ていただけると嬉しいです」
週刊ポスト
”薬物密輸”の疑いで逮捕された君島かれん容疑者(本人SNSより)
《28歳ギャルダンサーに“ケタミン密輸”疑い》SNSフォロワー10万人超えの君島かれん容疑者が逮捕 吐露していた“過去の過ち”「ガンジャで捕まりたかったな…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
スーパー「ライフ」製品が回収の騒動に発展(左は「ライフ」ホームページより、みぎはSNSより)
《全店舗で販売中止》「カビだらけで絶句…」スーパー「ライフ」自社ブランドのレトルトご飯「開封動画」が物議、本社が回答「念のため当該商品の販売を中止し、撤去いたしました」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
「全てを話せば当然、有罪となっていたでしょう」不起訴になった大物地面師が55億円詐欺「積水ハウス事件」の裏側を告白 浮かび上がった“本当の黒幕”の存在
週刊ポスト
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
「お笑い米軍基地」が挑んだ新作コント「シュウダン・ジケツ」(撮影/西野嘉憲)
沖縄のコント集団「お笑い米軍基地」が戦後80年で世に問うた新作コント「シュウダン・ジケツ」にかける思い 主宰・まーちゃんが語る「戦争にツッコミを入れないと」
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン