中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
中居正広氏(52)は自身をめぐる“フジテレビ問題”で、第三者委員会に対する“反撃”を展開している。今年4月、NEWSポストセブンの取材に「どうしても本人がやったことだとは思えない」と偽らざる思いを吐露していたのは、中居氏が信頼を寄せる実兄だった。捨て身の覚悟で反撃に出る弟を、兄はどう見ているのか──。【前後編の後編。前編から読む】
中居氏は3人兄弟の末っ子で、NEWSポストセブン取材班が話を聞いたのは長男にあたる。中居家を知る地元の関係者が語る。
「長男は、中居さんの5歳年上。若い頃はパンチパーマがトレードマークでした。ずっと地元のスーパーで働いていて、周囲から信頼される『優しい兄ちゃん』。中居さんの兄であることはみんな知っています」
第三者委員会に「性暴力」が認定された直後、この長男は弟について、このように語っていた。
実兄が吐露した中居氏への“本音”
──本人と連絡は?
「全く連絡取っていないんだ。あっ、でも、メールはしたかな、騒動が起きてからかな。最後に連絡を取ったのはメールで、『大丈夫か? 何か手伝うことがあればやるよ』と伝えたら、『ありがとう、大丈夫だよ』とだけ返事があった。それきり、俺からも全然連絡してないのよ」
──性加害認定について、どう思うか。
「俺にはやっぱり、本当に弟がやったことだと思えないんだ。本人は何も言っていないわけだから……。守秘義務があるから、本人はそれを守っているんだろうね」
──中居さんはどんな弟でしょうか?