2013年、制服姿でイベントに臨んだ西内まりや(時事通信)
独立後も何度か前所属事務所(ライジングプロダクション)の社長・平哲夫氏(78)に電話をかけ、話をしていたというが、トラブルの「本当の原因」を知ったのはつい昨年のことだった。平氏と直接会い、当時の真相を確認したのだという。
「詳しくお話しはできませんが、当時私が知り合った同じ業界の第三者が、私を退社させようと画策していると事務所に伝わっていたことが初めてわかりました。私に退社するような意図は全くありませんでしたが、当時はお互いにコミュニケーション不足で、たくさんの誤解がありました。
改めて当時の経緯や私の気持ちを話したら、(前事務所の)社長は理解してくださいました」
西内は今回、引退を発表する直前に平氏に改めて電話をしたという。その時の対応は、意外なものだった——後編記事では、西内が引退直前に平氏と電話で話したこと、そして西内が見据える「今後の人生」について詳報している。
(後編につづく)