学生時代の水原一平被告。右は友人・秋元氏(秋元氏提供)
「8月下旬に近影を撮られて以来、妻の消息はわかっておらず、最近は出歩く姿もみられていないようです。2匹の愛犬とはまだ同居中ですが、それも16日からはしばらく離れ離れになります」
塀の中で暮らす上で重要なのは、親族や友人たちからの面会や差し入れだ。水原被告の妻は面会に来てくれるのだろうか。今年1月下旬に妻が米連邦地裁に提出した書簡では、〈私の夢は、いつか彼との間に子どもを持ち、小さな結婚式を挙げることです〉と、切実な思いを吐露していた。
「妻は水原氏の有罪が決まっても寄り添い続けていました。ただ、米国育ちの水原氏が収監されてしまえば、寄る辺を失った妻が1人で生きていくのは簡単ではありません。
グリーンカードを取得するために日本とアメリカを行き来していた経緯があるので、米社会の環境にはまだそれほど慣れていないでしょう。ですから、日本の地元に先に帰っている可能性は十分に考えられます。いずれにしても、今後は人目につかないようにひっそりと暮らすことになるでしょう」(同前)