ドジャースは7月末までにトレードを行うのでは
加えて友成氏は「カギは7月末トレード」とする。
「シーズン中のトレード期限である7月末までにドジャースは必ず補強します。それまで大変かもしれませんが、オリオールズで結果を出している菅野智之をドジャースが獲る可能性もゼロではないし、交換要員は豊富なので今年は2人ぐらい先発ピッチャーを獲るかもしれない」
昨年もドジャースは7月末にタイガースのジャック・フレアティをトレードで獲得して世界一を達成している。
「復帰といっても調整を公式戦で行なうやり方で、オープナー起用でイニングを増やしていくことになる。大谷の二刀流としての本格復帰は予定通り8月でしょう。ただ、大谷は構えなどの調整時間が必要で、2本打った日も1時間早く球場に来たという。このようにバッティングへの影響を考えても、リスクがある投手復帰を早めることはチームとして避けたかったが、先発投手が3Aにもいないという緊急事態も無関係でなかったのでは。それでもトレードで先発がしっかり補強できれば地区優勝は堅いでしょう。それだけに焦りは禁物です」
ドジャースがどのような補強に動くか、大谷の成績とともに注目だ。
※週刊ポスト2025年6月27日・7月4日号