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「国政に再挑戦する意志に変わりはございません」山尾志桜里氏が国民民主と“怒りの完全決別”《榛葉幹事長からの政策顧問就任打診は「お断り申し上げました」》

国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている(時事通信フォト)

国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている(時事通信フォト)

 怒りの参院選出馬はあるのか──。夏の参院選比例代表で国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている。山尾氏は公認が取り消された直後の6月12日に同党に離党届を提出し、「国政に再挑戦する決意に揺らぎはない」と国政復帰への強い意欲を示した。

 現状では、国民民主党の支持率を急落させる「山尾ショック」を起こせるほどのインパクトを持つ山尾氏が主要政党から出馬するのは困難とみられている。無所属での出馬が現実的な選択肢となりそうだ。全国紙政治部記者はこう話す。

「山尾氏の出馬先として取り沙汰されているのは東京選挙区です。同選挙区はもともと改選定数が6ですが、非改選の欠員1を補充する補欠選挙の合併選挙となっており、今回は7人が当選できます。

 無党派層が多いことから、東京選挙区では知名度が高いことが有利に働き、過去には元キャスターの蓮舫氏や元俳優の山本太郎氏が同選挙区で当選しています。知名度だけを考えれば、今の山尾氏は候補者の中でトップかもしれません」

 この全国紙政治部記者は「山尾氏は国民民主の公認取消にかなり憤っている」とも語る。一度公認の内定を出しておきながら、ネット世論の反発を受けて一転して公認を取り消した党の“ガバナンス不全”に対してだけではないようだ。

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