中居正広氏と被害女性Aさんとのやり取りの文面の写し(その1/本誌入手)
「早いうちにふつうのやつね」
時系列に並んだやり取りは、第三者委の報告書でいう「本事案」発生の日付と同じ、中居氏がAさんを会食に誘った2023年の6月2日の連絡から始まる。以下は報告書からの引用だ。
〈6月2日12時11分、中居氏は女性Aにショートメールで「今晩、ご飯どうですか?」と連絡した。女性Aが、中居氏とは仕事上の付き合いもあり、食事に行くこと自体については特段違和感を持たず、その晩は空いていること、19時に六本木で仕事が終わる予定であることを返信した。すると、中居氏からは「はい。メンバーの声かけてます。また、連絡します。」との連絡があった〉
本誌が入手した写しにも、同日同時刻に同じやり取りが記録されている。
ほかのメンバーが来ず、中居氏所有のマンションで2人きりの会食となった経緯も、報告書の記述内容と同一であることが確認できた。
入手した写しでは、メッセージのやり取りは“事案発生後”も続く。報告書には具体的な記載がなく、一部で“空白の3日間”と指摘された期間に2人が交わしたメッセージだ。
3日午前。中居氏は【無事帰れたかな?】などと尋ねる数通のメッセージを連投。対するAさんは【帰りました!】などと返信している。それだけ読めば何事もなかったように思えるが、続く中居氏が送信したメールには、こんな文言が並ぶ。
【楽しかったです。早いうちにふつうのやつね。早く会おうね!】(3日)
【仕切り直しでのみましょう】(4日)
こうした中居氏のメッセージに対してAさんは逐一返信した記録はなく、簡単なお礼や新たな誘いへの断わりを短く返すのみ。
そして今回のトラブルにおいて重要と思われるのが、事案の4日後、6月6日夕方に送られたAさんからの返答だ。