オカルト研究家の角由紀子氏(本人提供)
しかしながら、7月5日を迎えるまでは騒動が収束することはなさそうだ。「予言は信じていない」と言いながらも、日本を離れる選択をした人もいる。ライターの芝鳥のぶあま氏が語る。
「万が一を考えてインドに行くことにしました。6月29日から2週間滞在し、ロイヤルカルカッタでゴルフを楽しむ予定です。実際に起きたらインドで『うわ本当だ』ってなりますね。もしそうなったら、しばらく滞在しようと思っています」
SNSで拡散、200万回再生の動画も
今回の現象が広く拡散した背景には、オカルトや都市伝説を扱うYouTubeなどSNSの影響がある。関連動画の中には200万回再生を超え、4000件を超えるコメントが寄せられているものも存在する。『引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話』(扶桑社)などを上梓する、オカルト研究家の角由紀子氏に話を聞いた。
「現在、オカルトや都市伝説界隈では『7月5日問題』の話題で持ちきりです。かつて、初版本は10万〜20万円で取引されるほど人気となっていました。著者のたつきさんが見た予知夢が描かれているのですが、たつきさんは他にもダイアナ妃の死も予測していたような描写もあります。
あとは2025年に太陽フレアが最大化するとか、アメリカ・インディアンの部族のひとつであるホピ族が隕石墜落の予言をしているとか、タンザニアのシャーマンの血を引く村長が7月5日に日本に大きな変化が起こると言っているとか……。さまざまな“予言”や“事象”が2025年7月あたりに重なるんじゃないかという見方もあります」