田久保市長のカフェ
中退だって他大編入や再入学のために必要となるので成績証明書などとることは可能だし、除籍であっても除籍の記録はあるので知ることはできる。
これ、あたりまえの話をしているだけなのだが、このあたりまえが通用しないどころか田久保市長、7月2日の市民集会でこのように説明した。
〈(東洋)大学側からしめされたのは「除籍」でした。自分自身もまあ、そこについては非常に驚いている〉
〈(大学時代はバイクで走り回ったり)自由奔放な生活をしておりまして、正直いつまでと、きちんとお答えできるような通学の状態ではなかった〉
〈(東洋大学を)一度卒業という扱いになって今どうして除籍になっているのか〉
などと自ら疑問を呈した上で、
〈私が自ら公開している経歴に関しましては「問題はございません」ということで一貫して説明してまいりました。その点につきましては現時点におきましても変わりはございません〉
〈私が経歴を詐称しているというようなことは一切ございません〉
とした。自分の除籍がわからなかった、卒業だと思っていた、などということがあるのか、では後述する証拠として「ちら見せ」した卒業証書のようなものとは何だったのかという話になる。
そもそも田久保市長、6月に複数の伊東市市議らに届いた〈彼女は中退どころか、私は除籍であったと記憶している〉という文書に対して同月25日、
〈代理人弁護士のほうにお任せしてございます〉
〈名誉毀損も含めましての法的な手続きに入っております〉
〈怪文書(告発文のこと)の、えー、そちらのほうの出どころ、えっとそれからですね、特定のほうを最優先にさしていただきたい〉
と抗弁したはずだった。