ラグドールのオス猫「愁(しゅう)くん」(ブログより)
息子・愁くんのために生きなくては
「以前飼っていた猫たちを亡くしたとき、遠野さんは深い悲しみに沈みました。自身の摂食障害が悪化したこともあり、4年ぶりに猫を迎えるにあたって、かなり悩んだようです。
愁くんと暮らすようになって、遠野さんは、“自分はママとして、愛する息子・愁くんのために生きなくては”という気持ちが強くなったようです。自分の病気と向き合い、6月下旬には訪問看護の契約をしたと明かしていました」
愁くんは、遺体のそばで取り残されて、孤独と恐怖に襲われていたようだ。関係者が明かす。
「最初に警察が部屋に踏み込んだ際、猫は部屋の中で生きていました。ただ、数日間部屋から出られない状態が続いていたことと、警察や救急が入ってきたことにかなり警戒と恐怖心を抱いたようです。
威嚇するような様子も見せていたようで、“猫が怖がって、出て来てくれない”と、臨場した警官も嘆いていたそうです」
“ママ”に何があったのか、空白の数日間、その部屋で何が起きていたのか──。