麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(同店舗のInstagramより)
近年SNSを騒がせている、飲食店における衛生管理に関する問題がまたしても浮上した──。〈まさかスープに入れてないよね、、、〉と心配するコメントともに投稿された動画には、「YANGGUOFU 楊國福」という店名とロゴマークが描かれた暖簾の向こう、厨房と思しき場所の床に牛骨のようなものを“直置き”し、包丁で叩き割る様子が映されていた。
飲食店に詳しいライターが解説する。
「『楊國福』は中国発の麻辣湯の店で、日本でも若い女性を中心に人気が広がり、行列ができていることも多い。
そんな人気店で撮影された“疑惑の動画”に対し、ネット上では衛生管理に疑問を投げかける声があがっています。もしかしたら廃棄するための牛骨を叩き割っていたのかもしれませんが……、廃棄物であろうと飲食スペースから見える場所で作業を行ったことには落ち度があるかもしれません」(飲食店に詳しいライター)
動画は7月はじめに投稿され、7月4日12時現在で378万回以上再生されている。批判と戸惑いの声が広がるなか、NEWSポストセブンの取材により、中国の本部が当該の店に向けて調査報告書を共有していたことがわかった。