「誤った報道が行なわれた理由は、承知しておりません」
「佳子さまを紹介する記事の中で『大学院で心理学の学位を取得した』との内容が掲載されました。佳子さまの最終学歴は国際基督教大学(ICU)教養学部卒なので記事は明確な誤りです」(同前)
同通信社はブラジル政府が運営する国営メディア。政治からスポーツまで幅広い報道網を持ち、現地での影響力は小さくない。
「姉の眞子さまが英国の大学院に行って博士号を取得したのに対し、佳子さまは大卒で公務に励む道を選んだ。学習院からICUに編入したことも含めて、『学歴』は佳子さまにとって繊細な問題。間違って伝えられるのは本意ではないでしょう」(皇室ジャーナリスト)
この現地報道について宮内庁に聞くと、次のような回答だった。
「誤った報道が行なわれた理由は、承知しておりません。全ての報道に対し一つ一つ対応していくことは、事実上極めて困難な面があり、この度の報道につき、訂正は求めていません。
(佳子さまの)ご経歴の共有はしておりません。なお、宮内庁公式ウェブサイトにご略歴が記載されており、報道機関から宮内庁に照会があれば、そちらを参照するようお伝えしています」(総務課報道室)
予期せぬトラブルの多いブラジル訪問だったようだ。