悠仁さまを陰謀論が襲っている(2025年4月、茨城県つくば市)
はるか昔より日本人にとって、皇室は畏敬の念の対象だった。ところがSNSを覗けば、皇族方が視聴数稼ぎの“道具”になっている。その矛先は、将来の天皇である悠仁さまにも向けられて──。
《悠仁さまの入学式映像に浮かび上がる“怪奇現象”》《悠仁さまだけ陰がない》
いま、こんな奇妙なタイトルが付けられた短い動画が、YouTubeなどの動画配信サービスや、SNS上に氾濫している。
「ショート動画と呼ばれる1分や2分ほどの動画が、スマホの普及と相まって一大市場になっています。終わったらすぐに次の動画が表示され、延々と見続ける人も少なくないため、視聴数を稼ぎやすい。そのショート動画で、不敬にも“ターゲット”にされているのが悠仁さまなんです。その多くが『陰謀論』のような根拠のない内容のものばかりで、宮内庁も問題視し始めています」(宮内庁関係者)
動画配信サービスを覗いてみると、《悠仁さまが紀子さまを払いのけた衝撃的瞬間》といった見出しだが、実際にはそのような事実はない虚偽のものや、《紀子さまに過保護に育てられた結果、暴行に走るようになった》という、これもまたまったくの事実無根の“煽り文句”を付けた動画が並ぶ。さらには、《悠仁さまには影武者がいる》などととんでもない内容のものや、悠仁さまと特定の障害を結びつけるものまであった。