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大神いずみアナ&馬場典子アナが語る“長嶋茂雄さんの思い出”「こちらが答えて欲しそうなことを察して話してくれる」超一流の受け答え

大神いずみアナ(右)と馬場典子アナ)が“長嶋茂雄さんの思い出”を語り合う

大神いずみアナ(右)と馬場典子アナが“長嶋茂雄さんの思い出”を語り合う(撮影/藤岡雅樹)

「ミスター」こと長嶋茂雄さんの勇姿や人柄は、野球人だけでなく取材者にも深い感動を与えた。巨人軍、そして長嶋さんと縁が深かった元日本テレビの大神いずみアナ(56)、馬場典子アナ(51)の2人が思い出を語り合った。【前後編の前編】

馬場:長嶋さんが亡くなったことは頭ではわかっているけれど……。今も信じられない思いです。

大神:この2~3年は「お体の具合がよくない」と聞いても、その後、それが嘘だったみたいに元気に球場にいらっしゃる姿も拝見していたからね。

馬場:私が入社したのは1997年で、2度目の「長嶋監督」の時代でした。日テレの巨人戦中継は視聴率20%を稼ぐ人気番組で、私たちアナウンサーは長嶋さんとのご縁に恵まれましたよね。

大神:1992年入社の私は報道やスポーツの仕事はほとんどなかったけど(笑)。馬場ちゃんはスポーツ担当だったから、直接お会いする機会も多かったでしょ?

馬場:大神さんが退社される際(1999年)に『The・サンデー』を引き継いで、翌年にスポーツ担当になりました。入社4年目(2000年)ですね。ある意味、大神さんが縁をつないでくれました。

大神:初対面はいつ?

馬場:キャンプ中、司会の徳光和夫さんと一緒にご挨拶した時でした。初めての野球の仕事で必死のあまり、長嶋さんを前にいっぱいいっぱいで記憶が飛び気味です。

大神:実は私も入社2~3年目の時に、長嶋さんのインタビューを担当してるの。まだまだ理解が足りなくて、台本に書いてある質問を人形のように尋ねるだけだった。

 でもそんな私にも嫌な顔ひとつせずサービス精神旺盛で、スタッフに冗談とか言いながら、その場を盛り上げて喋りきってくださった。

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