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大谷翔平が4試合連続HRもロバーツ監督が辛辣コメントの理由 ドジャース「地区2位転落」で補強敢行のパドレスと厳しい争いのなか「ここで手綱を締めたい狙い」との指摘

連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが…(時事通信フォト)

連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが…(時事通信フォト)

 MLBナ・リーグの西地区でパドレスと首位争いをしているドジャースは、8月13日(日本時間14日)にエンゼルス戦に逆転負けを喫して4連敗。4月28日以来守り続けてきた首位の座をパドレスに明け渡した。

 連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが、デーブ・ロバーツ監督の批判的なコメントが目立つようになった。特に10日(同11日)の本拠地でのブルージェイズ戦後は、「彼の判断だったが、良い野球選手とは言えなかった」と手厳しかった。

 3対2とリードしている6回の打席で、大谷はセンター前ヒットを放って出塁。すかさず二盗に成功した。その後、二死1塁2塁の場面で大谷が三盗を敢行し失敗。打者は首位打者の4番・フリーマンだったが、追加点のチャンスを逃すことになり、試合後のロバーツ監督の辛辣コメントにつながった。

 さらに4対5と1点ビハインドの9回裏の一死満塁の場面で、大谷がフルカウントから低目のスイーパーに空振り三振。これに対してもロバーツ監督は、「三振するという結果は全く予想していなかった。あの投手は速球派ではない。センター方向を意識してスイングするべき。低めの球を追いかけてしまい、それは絶対に避けなければならないプレーだ」と断じた。

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