川崎春花(時事通信フォト)
川崎には同情の声も
2日目を終えて、川崎は5アンダーで7位タイ、阿部は2アンダーの28位タイ、小林は1アンダーで41位だった。3日目のペアリングは散らばっていたが、3日目を終えて川崎と阿部が8アンダーでともに5位タイと並んでしまったのだ。
「小林は1オーバーの56位タイでインスタートの7組目と“裏街道”だったが、川崎と阿部は同組の可能性があった。ただし、同スコアの時は先にアテストを終えた順で決まるため、8アンダーが7人もいたことで川崎はアウト9組目、阿部はその22分後にスタートする2組後ろの11組目となった」(ツアー関係者)
最終的に阿部は4位タイに食い込み、430万円の賞金を獲得。最終日に75と大きく崩れた川崎は21位タイとなって76万円だった。
「浅井と顔を合わせるのを避けるためなのか、前週を欠場していた阿部。対して開幕戦からエントリーしながら5週連続で欠場、復帰戦で不倫を認めて謝罪した川崎。不倫を認めて“禊を済ませた”と評価されている川崎のほうが成績を落としたことで、ギャラリーの中には彼女に同情する声も見られました」(ゴルフ担当記者)
来シーズンのシード権(50位以内)を争うメルセデスランクで、阿部は69位から55位にアップ。小林は56位から59位に下げたが、それでもシード入りを狙えるポジションにいる。川崎は74位と低迷したままだ。協会の処分は出たものの、根本的な解決には遠いトリプルボギー不倫問題。シーズン終了まで注目は続きそうだ。