制服を着る10代の永野芽郁(2016年撮影)
若手の共演者よりも芸歴が長くなる
また、同年夏の連続ドラマ『僕たちがやりました』で共演した窪田正孝(37)とのツーショットをアップしたインスタにも「おにーちゃんみたいな大先輩です」と記していた。
その一方で、不倫疑惑が報じられた田中は永野の“父”ポジションだったらしい。2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』で父娘役を演じたという背景もあるが、同年11月の『VoCE』インタビューでは田中が「やっぱり芽郁ちゃんがお嫁に行くまでは、しっかりお父さんでいないと(笑)」と口にしていた。
「永野さんは9歳で子役デビューしており、10代ではさまざまな映画に出演するなど、年齢のわりに芸歴が長いのです。となると、男女問わず共演者よりも“先輩”であるケースがでてくる。
もともと愛嬌があり、共演者のハートを掴むのが上手な永野さん。彼女なりの気遣いで、現場での距離感を近づけるために、自然と“兄”や“父”といった言葉選びをしているのだと思われます。仕事上の関係をどこまで密にするかは人それぞれですけど、永野さん自身は距離を詰めたほうがやりやすいタイプなのでしょう」(同前)
今年5月のインタビューで、永野は《仕事への向き合い方は、昔とあまり変わっていない(略)私を見る目は、少しずつ変わってきたなと感じています》と答えている。さまざまな経験を糧に女優として前に進んでいく──。