北海道・札幌出身の須藤被告
須藤被告と野崎さんの関係性をめぐっては、これまでの公判で詳細に説明がなされてきた。前出・ライターの話。
「須藤被告は『遺産目的で殺害した』という検察の見立てを否定するために、法廷では『毎月100万円をお小遣いとして受け取ることを条件に結婚したのであって、殺害の動機がない』と主張。そこでは、野崎さんとの異様な結婚生活が語られていました。
婚姻届を出した日の夜、野崎さんから“初夜”として身体的接触を求められた須藤被告は、不快感を露わにゴム手袋をつけて性交渉に応じたと主張。また事件前後にも自身の携帯電話で『頭のおかしいジジイ』『老人 頭がおかしい 理由』などと検索していたことが明らかになっています」
異様な婚姻関係にあった野崎さんと須藤被告。はたして莫大な遺産の行方は——。