ホテル「Y」のフードメニュー。枝豆やポテトなどのおつまみから、カレーや麺類といった食事系、スイーツまでが揃っている
打ち合わせもできそうなソファスペース
前出・施設利用者の男性が語る。
「2人で利用する前提であれば、このランク帯が一番設備が整っている部屋といえます。1つ上の最高ランクのルームだと、5〜6人がゆったり座れる広々としたL字型のソファが置かれているほか浴槽が複数あり、どちらかといえばパーティースペース的な用途に適しています。僕も、友人たちと複数名で利用したことがありますが、2人で使うにはややスペースを持て余すだろうなという印象でした。料金も少し高く、フリータイムで平日6800円です」(同前)
たしかに、ラブホテルとして利用するにはスペースを持て余すかもしれないが、写真を見るとL字型のソファなどのゆったりとした空間は打ち合わせにも適しているように見受けられる。ただし、ホテル『X』同様、Wi-Fiにはパスワードが設定されておらず、セキュリティ面では不安が残る。
仕事の相談や打ち合わせに向いているかどうかは主観によって分かれるところだが、ホテル「X」、ホテル「Y」ともに地元では人気の店舗であることは間違いないようだ。
「系列店共通で使えるメンバーズカードを持っていれば割引も効きますし、訪店回数に応じて割引額が上がる特典も付与される。道路から駐車場も見えにくいので、周囲の目を気にする方でも頻繁に利用できる店舗ですね」(同前)
小川市長に対して、ラブホで「仕事の相談が打ち合わせをしていた」という釈明に、市民からは「苦しい言い訳だ」と批判の声も寄せられている。今後、疑念を払拭することはできるのだろうか。