ホテル「Y」の内装。部屋の奥のスペースにベッドが配置されていた
ホテル「Y」の“5段階のランク”
ホテル「Y」には設備や部屋の広さに応じて5段階のランクがあり、市長らは8月中旬に上から2番目のランクの部屋と最高ランクの部屋を利用している。取材班は、2番目のランクの別の部屋に入室。壁の装飾などは異なるものの、料金は同額で設備はほぼ同じだ。フリータイム(最大4時間)料金は5900円だった。
こちらもフロントを通らずに駐車場から部屋に直行できる。階段を上がりドアを開けると手前にソファとテーブル、奥のスペースにベッドが配置されている。ソファは2人掛けで、テーブルはA4用紙を5、6枚おくと埋まるほどのスペースしかなく、資料などを広げるのに適しているとは言い難い。
バスルームの浴槽にはジャグジーが搭載。また、ホテル「X」と異なり、備え付けのテレビはVODサービスが利用可能だった。
フードメニューも充実
テーブルに置かれたファイルを開くと、VODサービスのポップが数枚挟まれており、最近配信を開始した映画のほか、数ページに渡って大人向けのビデオのラインナップが掲載されていた。それらの挟まれたポップをよけると、平日限定で提供されているウェルカムドリンクのメニューを閲覧できた。
フードメニューも充実しており、料金は400〜700円台のものが多い。枝豆やポテトなどのおつまみから、カレーや麺類といった食事系、スイーツまでが揃っている。業務が多忙を極めるなかで、打ち合わせと食事を一緒に済ますには都合がよいのかもしれない。