滝川が41才の時に結婚した二人
山田宏参院議員は自身のXで〈ステマ事案も民主主義を揺るがす行為で倫理的にも完全にアウトだが、この問題は「党費を納入している826人もの党員を本人の同意なく(意図的に?)除籍した(原文ママ)」という点で、政治的にも法的にもアウトだろう。(中略)小泉進次郎氏は自民党神奈川県連会長としての責任を免れることはできないのではないか〉と厳しく断じた。
ある永田町関係者もこう眉をひそめる。
「小泉氏は混乱を招いたとして出馬を取りやめたほうがいいんじゃないか。もし総裁になったらステマや勝手に離党させていたことについて言われ続ける。小泉氏は選挙の顔。解散総選挙で今回のことを蒸し返されたら、いいことなんて何もありませんよだろう」
一方で小泉派の温度感は違うようだ。
「高市氏への票を削るために勝手に離党させるなんて、そこまで恣意的なことをするのかどうかは懐疑的だよね。 そもそも党員になるには、名前、生年月日、住所、電話番号、職業を記して党費を払えばいいだけ。写真付きの身分証明書も必要ないんですよ。お金さえ払えば、何人分でも党員になりすますことが可能なんだから」(小泉派の自民党関係者)
小泉陣営のガバナンスではなく自民党のユルい党員制度に問題がある、とでもいいたげだ。小泉派の視線は次の解散総選挙に向いている。この関係者はこうも続ける。
「執行部がなにを考えているかはわからないが、(小泉氏が総裁になって)補正予算が終わればさっさと選挙をやっちゃおうよ、という流れになりそうですよ」
当の進次郎氏は、総裁選の選挙期間中としては異例のASEAN農林大臣会合出席のため、フィリピン・マニラに外遊し帰国したところ。
数日の後には、自民党員の審判が待っている──。