9月27日のデモの様子(Facebookより)
麻薬カルテルの“復讐”か
現地メディアは、被害者らが惨たらしい拷問を受けていたと報じている。
「3人はそれぞれ拷問を受け、異なる方法で殺害されました。ララさんは、左手の指5本と片耳を切断されたのち、首を切られて殺害。ブレンダさんは首や顔を数回殴られて死亡。殺害後に腹部を刃物で切り開かれていたことがわかりました。また、モレナさんは首を折られて殺害されました」(同前)
現地警察は、主犯はペルーの麻薬カルテルのリーダーと特定。これまでにアルゼンチン人とペルー人の合計9人が逮捕された。首謀者であるカルテルのリーダーのほか、当日現場の清掃に当たった人物も含まれているという。
「もっともおぞましいのは、その拷問の様子がInstagramにて犯人の仲間内で“見せしめ”として配信されており、およそ45人が視聴していたそうです。
ペルーの麻薬取締警察長官によると、『約3キロのコカインを盗難されたことへの復讐が動機だった』と説明しているようで、カルテルのリーダーは『私から薬を盗んだ場合、あなたたちの身に起きることだ』と配信を見ていた仲間たちに話していたとも言われています」(同前)