リポーターの森泉

石原慎太郎さんの棺に小泉純一郎さんが駆け寄った

 最近では、10月7日放送の、ちさ子さんがフランスの伯爵と結婚した日本人女性とヴェルサイユ宮殿に特別潜入した回が好評だったといいます。

 このとき、共に渡欧したのは親友でフリーアナウンサーの木佐彩子さん(54才)と、前出の水谷川優子さん。

 プラチナファミリーの最大の特徴は、主人公のご家族や兄弟姉妹がほかのプラチナファミリーと何らかの形でつながっていることがあるという点。

 ちさ子さんのお兄様・太郎さんは石原4兄弟の四男・延啓さん(59才)と同じ幼稚園に通われていて、ちさ子さんは幼い頃に石原家を訪れたことがあるとか。

 9月23日の放送では、その石原4兄弟の大特集が組まれました。バラエティーで4人が揃うのは初めてで、“4兄弟”とはもちろん、政治ジャーナリストとしてデビューされ、情報番組から引っ張りだこの伸晃さん(68才)、ご存じ、気象予報士でタレントの良純さん、そしてオンエアの1か月後、高市内閣で環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)に就任した宏高さん、芸術家の延啓さんのこと。父は石原慎太郎さん(享年89)、叔父は裕次郎さん(享年52)。その慎太郎さんの葬儀で孝太郎さんの父・小泉純一郎さん(83才)が棺に駆け寄ったエピソードなどが披露されました。

 また9月30日放送の『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)との合体スペシャルで、「良純くんはね、私の8才年下の弟と同級生だったんです」と告白したのは作家・阿川弘之さん(享年94)の長女・佐和子さん(71才)。すかさず徳光和夫さん(84才)が「慶應」「幼稚舎」と言い、前出の太郎さんと延啓さんが通われていた幼稚園が東京・田園調布の「小さき花の幼稚園」であることも明かされました。“プラチナの輪”はすごいです。

 そうした最強エピソードに驚いたり、リスペクトしたりしながらも、絶句したり、腰を抜かすほどビックリしていないのが孝太郎さんとちさ子さん、徹子さん、そして泉ちゃんの強み。

 唯一、視聴者と同じようなリアクションをしたり、目線をもったりしているのが藤森さん。これは『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で、ちさ子さん、良純さん、そして長嶋一茂さん(59才)を四苦八苦しながら“まわす”サバンナの高橋茂雄さん(49才)のように、藤森さんにも“プラチナ猛獣使い”の素地があるのかも。

 そもそも芸能界ではこの10年以上、二世や三世がもてはやされているうえ、トークバラエティーではキラーコンテンツ。それにキラキラな“プラチナ要素”を加えた『プラチナ~』の人気は当たり前なのかもしれません。

 もともと、「おじいちゃまにそっくり」、「ご両親のいいとこどり」などと話すのはマダムの至福の喜び。先日、ロンドン公演が話題となった大相撲についても、社会現象になるほどフィーバーしたのは若乃花(54才)、貴乃花(53才)ブームのときでしたからね。

 さらなるプラチナファミリーのプラチナエピソードをお待ちしています!

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ+』(メ~テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2025年11月13・20日号

関連記事

トピックス

Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン