手を繋いで歩く2人
有村架純の相手役で鮮烈デビュー
水上は2018年、「岡田健史(おかだけんし)」の芸名で、オーディションを勝ち抜き、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で、主演・有村架純の相手役である黒岩晶役に抜擢され、芸能界デビューを飾った。芸能プロ関係者の話。
「芸能界デビューがTBSドラマの2番手というのは異例と言っていいでしょう。その背景には、彼が中学生だったころから5年にわたり、口説き続けた前事務所の社長の存在がありました。小中高と野球を続け、大学に進学して野球を続けることも考えていたそうですが、高校野球部を引退したあと、ついに芸能界入りを決意します。前社長は、自らの苗字を水上の芸名に使わせるほど、その才能に期待を寄せていたようです」
当時、有村はインタビューで水上について
《引っ張っていかなきゃと最初思っていたのが、途中からそんなこと考えなくてもいいくらい大きな背中になっているのを目の当たりにして本当にすごいなと思いました》
と絶賛していた。周囲の期待通り、水上は2019年にはテレビドラマ初出演を飾り、その翌年には映画デビューを果たしている。大河ドラマ『青天を衝け』など、立て続けに話題作に出演。さらに、『ViVi国宝級イケメンランキング 2020年下半期』NEXT部門で1位を獲得。2021年3月には出演した3作で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している。
