お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志と浜田雅功(時事通信フォト)
お笑いコンビ・ダウンタウンの動画配信コンテンツ『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』が依然として高い注目を集めている。松本人志(62)が出演・プロデュースを務める同コンテンツは月額1100円。動画配信サイトとしては強気の値段設定ながらも、開始2週間で会員数が50万人を突破するなど絶好調だ。芸能関係者が話す。
「約2年間の芸能活動休止期間を経た松本さんの復帰の場所であるとともに、現在、松本さんを観ることができるのはここだけ。また、色々とコンプラの厳しい地上波と違い、自由のあるネット番組は『まるで昔のお笑い番組みたい』と当時を知らない若い世代にもヒット。これからもますます加入者は増えていくでしょう」
また、同コンテンツのヒットにより、「松本人志の存在感が再認識された」(別の芸能関係者)という向きもあるという。そうしたなか、「松本の地上波への復帰」について芸人仲間のひとりがこう話す。
「ダウンタウンプラスの大成功により、松本さんには『もう地上波に戻ろうという気はないのでは?』とも言われていますが、実は違う。松本さんは自分を育てた地上波のテレビというものに強い思い入れがあり、やはり『地上波へ…』という気持ちは大きいようです」
しかし、現状、民放各局では「中居正広氏のトラブルで揺れたフジテレビや、詳細な内容も分からないまま日テレの番組降板となった国分太一に対する世間の反応を見るとまだまだ地上波に戻すことはできない」(民放キー局社員)という見方も強いようだ。
