ひき逃げが起きた上野の現場付近
「軽自動車に “黒ずくめ”の男3人が寿司詰め状態」
「21時から強盗があった21時半の間だったと思うのですが、近くのコンビニに行く途中に長野ナンバーの軽が停まっているのを見かけたんです。このあたりではなかなか見かけないナンバーだから、不思議に思って覚えていた。中には“黒ずくめ”の男3人が寿司詰め状態だったのも印象的でした。容疑者らだったとしたら強盗のタイミングをうかがっていたのか……怖いですね」
男たちは現金を奪ったあと、車でJR御徒町駅方面に向かって大通りに。一方通行の道路に右折で進入して、歩いていた50代男性と接触した。現場のすぐそばのテナントビルで働く男性によれば、事故が起こったとみられる時間、通行人と思われる女性の悲鳴が響いたという。
「うちの社員が、その時間に下の道路の方から女性が『キャー!!』と叫ぶ声が聞こえたそうです。すぐに外を見たけど、事故を起こした車らしいものはすでにいなかったみたい」
ひき逃げ直後の一幕を目撃したという近隣に住む60代男性はこう明かす。
「21時40分くらいにサイレンが聞こえました。窓から道路を見ると電信柱のところに男の人が倒れているのが見えたんです。救護されている方が『こっちです!』と叫んでいるような声も聞こえました。きっと車が逆走してきたから避けられなかったのでしょう。ただの交通事故としか思っていなかったのですが、その前にこんな事件があったなんて」
“黒ずくめの男たち” は手際よく4億円を奪い、車でひいた男性に目もくれず逃走した。さらに事件の翌日の未明から朝にかけて起きた“2つの類似事件”がさらに世間を賑わせることになる──。
