ベッキーの最新ニュース/6ページ
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2016年重大ニュース【芸能】吉田羊の連泊愛スクープ撮
2016年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2016年の「重大ニュース」を厳選した。 ここでは【芸能】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)●芸能編1~3位【1位】■吉田羊が「20歳年下人気アイドル」と連泊愛(4月)「おめでたいことではあったのですが、まぁ、色々大人の事情があったことかと思います。これ以降、吉田さんが企業の記者発表会に出た時、記者からの質問を遮るかのように大音量で音楽を流しそのまま退出するという作戦が取られるようになったことには驚きました」【2位】■二宮和也 フリーアナ・伊藤綾子と「厳戒態勢」交際(7月)「この報道を受けて、二宮さんのファンが『誰だその伊藤とかいう女は!』と激怒し、交際がない証拠を見つけようと伊藤さんのブログをチェックして墓穴を掘ったのが印象深かったです。何せ、二宮さんがもらった花とかが伊藤さんの部屋にあったりするわけですからね…」【3位】■楽しんごの最新マッサージ体験し記者の下腹部熱くなった(2月)「とにかく楽しんごさんのマッサージはお上手なようで、記者の下半身が熱くなったという不思議な体験をしたそうです。しかも、大量の尿が出たとのことで、何やら東洋の神秘を感じるではありませんか。ただし、お値段は食事つきで5万4000円だそうです」●以下、4~10位■SMAP分裂騒動 メンバー4人は「行くも地獄、帰るも地獄」(1月)■笑点新司会「本命・円楽」はカモフラージュに使われた(5月)■NHK「うたのおねえさん」三谷たくみに初ロマンス発覚(2月)■不倫疑惑のベッキー CM契約打ち切りに関し広告業界の「鉄の掟」(1月)■父だけじゃない! かなりスゴい櫻井翔一家の母・妹・弟(6月)■ゲス川谷の半同棲マンションに「未成年少女」がもう一人いた(10月)■TBS林みなほアナ 社内結婚した相手は「貧乳源一郎」(7月)
2020.01.26 02:36

騒動は収束へ 結局、ポスト・ベッキーは誰だったのか?
今年の流行語大賞にも選ばれた「ゲス不倫」。年明けまず報じられたのは、ベッキーとゲスの極み乙女。の川谷絵音の不倫だった。清純派イメージのベッキーはダメージが大きくその後、すべての番組を降板した。それと同時に、テレビ業界では空席となったベッキーのポジションに誰がつくのか、ポスト・ベッキーに注目が集まった。多くの女性タレントの名前が取りざたされたが、ベッキー復帰から6か月経った今、改めて考えてみたい。結局、ポスト・ベッキーは誰だったのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 去る12月3日、ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんが最後のライブを終えて活動自粛に入った一方、ベッキーさんはインスタグラムで「デビュー18周年の記念日」であることを発表。偶然同じ日に重なったことで、「ついに2人の騒動が終了」というムードになっています。 さらに7日、ベッキーさんが『LINE』のCMに出演することが明らかになりました。しかし、声のみの出演にすぎず、いまだレギュラー番組への復帰も果たせていません。1月のスクープから数か月間、芸能マスコミ・一般人を問わず「“ポスト・ベッキー”は誰だ?」という論争が巻き起こっていましたが、結局のところ誰だったのでしょうか。 当初、同じハーフタレントのローラさん、マギーさん、SHELLYさん。バラエティー番組の常連である小島瑠璃子さん、指原莉乃さん、若槻千夏さん。同じ元気なキャラクターの佐藤栞さん、高橋みなみさん、清水富美加さんらの名前が挙がっていましたが、いずれも“ポスト・ベッキー”というポジションでの活躍はあまり見られません。 実際にベッキーさんのレギュラー番組で実質的な代役を務めているのは、『人生のパイセンTV』(フジテレビ系)のオードリー・春日俊彰さんと、『にじいろジーン』(フジテレビ系)の清水富美加さんだけ。ともにMCを務めていたので、代役の起用が不可欠でした。 その他は、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)にベックさん、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)に三代目J Soul BrothersのNAOTOさんが起用されていますが、そのポジションは「ベッキーさんの代役」ではなく、「出演者全体を見た上での追加キャスト」という意味合いが強そうです。 さらに、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)は追加キャストすらなし。それでも番組の構成はほとんど変わらず、魅力を損なうことなく放送されています。 つまり、ベッキーさんは「番組に欠かせない絶対的なポジションを担っていた」のではなく、「番組の好感度アップを目指すプラスアルファの存在だった」ということ。思えば1980年代は、男女を問わず大半のタレントが“いい子ちゃん”キャラでした。特に女性タレントは優等生コメントをする人ばかりでしたが、時の流れとともに「面白くない」「嘘くさい」という声が強くなり、ベッキーさん以外はほとんどいなくなっていたのです。 希少性こそあるものの、「現在のテレビ番組で必要か?」と言われると、「どちらとも言えない」というのが本当のところ。私が取材した某局のプロデューサーは、「“いい子ちゃん”キャラというより、若年層と中高年層の支持が高いから起用されていたというのが一番の理由。それと、細かいリアクションが取れるから、収録後の編集で役に立つことが多かった」と言っていました。しかし、若年層と中高年層の支持を失い、リアクションは他のタレントを鍛えればいいため、急いでベッキーさんを復帰させなければいけない理由はないのです。“ポスト・ベッキー”論争の答えは、「ベッキーさんと似た支持層とスキルを併せ持つタレントがいない上に、現場もそれほど求めているわけではなかった」ということ。そもそも“ポスト・ベッキー”という発想そのものが、芸能マスコミと一般人の書き込みが作り上げたものだったのです。 しかし、ベッキーさんに「テレビ番組での居場所がない」というわけではありません。私はベッキーさんに4度取材したことがありますが、彼女の“言葉を選びながら発信する力”は特筆すべきものがありました。質問に対する返事は、そのまま見出しになるようなものが多く、すぐに浮かばないときも言葉をつなぎながら自分なりのコメントを導き出せるのです。 このような取材対応時に必要な“言葉を選びながら発信する力”は、生放送の情報番組にも有効。もともとベッキーさんは、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、『はなまるマーケット』(TBS系)、『にじいろジーン』に出演するなど、生放送に対応できる数少ない女性タレントであり、ここに好感度回復のチャンスが潜んでいる気がします。 たとえば、『バイキング』(フジテレビ系)や『ノンストップ!』(フジテレビ系)のようなグループトークがある番組ならベッキーさんの強みが生かせるのではないでしょうか。実際、10月に出演した『ワイドナショー』は生放送に近い放送形態であり、そこでの受け答えは見事でした。「逃げ場のない生放送」だからこそ、純粋なコメント力や人間性で再評価されるかもしれません。 また、言葉選びのうまさは、ロケにおけるリポーターとしての資質にも直結します。あまり知られていませんが、ベッキーさんは料理や観光スポットなどのリポートが巧みですし、トークやゲームを絡めたロケ番組も多いので、そこできっかけをつかむのもアリでしょう。 最近のベッキーさんは、ラジオ番組でぶっちゃけ話をしたり、インスタグラムにアートのような写真をアップしたり、方向性が見えないのは気がかりですが、「このまま終わるレベルのタレントではない」のは間違いありません。いまだネット上ではバッシングを受けていますが、それらをひっくり返すくらいの活躍に期待しています。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.03.11 15:38

ベッキー 仕事がないアピールの裏でオファー殺到中
「時間たっぷりあるので」──11月21日、都内で行なわれたお笑いイベントにサプライズゲストとして登場し、そう自虐してみせたベッキー(32)は、聴衆からの笑いを誘った。 ベッキーは今年1月に、バンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音(27)との不倫スキャンダルが報じられてから、いったんメディアから姿を消した。 最近では宝島社の新聞広告で「背中ヌード」を披露して話題になったり、『ワイドナショー』(フジテレビ系、10月9日放送)に単発出演したりしていたものの、まだレギュラー番組には戻っていない。 スキャンダル報道から1年が過ぎようとしてなお、その影響が大きくて“暇”なのかと思いきや、少し違った事情もありそうだ。芸能リポーターの城下尊之氏が語る。「実は、ベッキーさんへの番組出演オファーは相当ある。でもそのオファーの内容が、不倫騒動をぶっちゃけるようなあけすけなものが多く、ベッキーサイドが断わっているというのです。『ワイドナショー』は司会のダウンタウン松本(人志)さんや東野(幸治)さんが不倫騒動を笑いに変えて守ってくれる番組だったので出演を決めたようですが……」 ベッキーとしては、これまでのイメージのような明るくて元気な優等生キャラとしてレギュラー番組に復帰したいという思いがあるという。だが、テレビ局側の思惑は違うようだ。「今年5月に古巣の『金スマ(中居正広の金曜日のスマイルたちへ)』(TBS系)にベッキーが単発出演して以降も、元レギュラー番組の担当者たちに、積極的に彼女を使おうという動きはない。実はそれらの番組は、ベッキーが抜けた後もさほど視聴率を落としていないのです」(城下氏) 実際にベッキーがレギュラーを務めていた番組の数字を調べてみると、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は18.5%(2015年11月15日)→22.2%(2016年11月13日)、『金スマ』は14.5%(2015年11月13日)→14.2%(2016年11月11日)と横ばい、ないし上昇しているのだ。 優等生キャラで戻る場所がないなら、ぶっちゃけキャラの“新境地”が見てみたくもある。※週刊ポスト2016年12月9日号
2019.03.11 15:40

理想の姑アンケート 1位森光子、2位八千草薫、3位野際陽子
不動産情報サービス会社『アットホーム』が今年の夏に調査した「“嫁姑”と“住まい”の関係」が話題になっている。 このアンケートは、25~49才の既婚女性620人を対象に「嫁姑」に関するさまざまなアンケートを取ったもの。「理想の姑」の結果は、1位森光子(享年92)、2位八千草薫(85才)、3位野際陽子(80才)。この結果に対し、既婚女性の反応はさまざまだ。「森光子さんは生前、ヒガシ(東山紀之・50才)と恋人関係が噂されるくらい仲がよかったけど、ヒガシが木村佳乃(40才)と結婚した時は“私は見守るだけです”と一歩引いた対応をしていた。いつも自己主張の強い姑に辟易してるから、この結果はすごくわかる」(45才主婦)「八千草さんは知的で優しそうな、私にとって理想の姑。嫁に嫌みとか小言なんて絶対に言わなさそうで、一緒に暮らしてもいがみ合う姿が想像できない」(35才主婦) 3位の野際については「意地悪なイメージ」「『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の“冬彦さん”の母親役が強烈すぎて…」という声がある一方、こんな声も。「良家の生まれで元NHKの女子アナだし、厳しい女性って印象だけど、嫁として学べるところも多そうだし、いろんな場でフォローしてくれそう。もちろん“別居前提”だけど」(38才主婦) その他、「姑とうまく同居できなそうな女性」のアンケート結果は、1位黒木瞳(56才)、2位松嶋菜々子(43才)、ベッキー(32才)。「嫁姑の仲をうまく取り持ってくれそうな男性」の結果は、1位船越英一郎(56才)、木村拓哉(43才)、石田純一(62才)となっている。 永遠のテーマである嫁姑問題。その意識の変化について、夫婦問題研究家の岡野あつこさんはこう話す。「この調査では『自分が姑になった場合に子供夫婦と同居したいか』も聞いていて、『いいえ』が76.3%もいました。嫁も姑もお互いに“もっと自分を大切にしよう”“無理することはないんだ”と思うようになってきたのではないでしょうか」 必要以上に近づいてはいけないということか。※女性セブン2016年11月17日号
2019.03.11 15:41

「自称・当事者」や「当事者配慮者」からのクレームへの対処
マナー広告やCM、イメージキャラクターなど、ネットを中心に抗議の声が高まり、自治体や企業などが映像や画像を差し替えたり修正することが増えている。いったい、何をきっかけに抗議の声が高まっているのか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が、抗議をするか否かのバロメーターについて考察する。 * * * 青森県黒石市の写真コンテストで「市長賞」を受賞した作品の被写体となった少女がいじめを苦に自殺していたことを受け、市と高樋憲市長は受賞を取り消した。遺族が受賞を喜んでいたにもかかわらず、だ。その後、全国から非難と抗議が殺到し、結果的に賞は与えられることとなった。まさに役所の事なかれ主義が招いたへっぴり腰対応だ。 こうした抗議の際、キーワードとなるのが「当事者」である。当事者である少女の父は受賞を喜んだ。四十九日の日に内定を伝えられ、娘と出会えたような気がしたとまで述べた。それなのに主催者が取り消した。ここで「悲しい思いをした当事者が喜んでいるのになんたる無慈悲なことをするのだ!」という非当事者からの抗議が殺到する。 昨今の日本では「当事者」か否かが抗議をするか否かの重要バロメーターになっている。 たとえば、今年初頭のベッキーと川谷絵音の不倫騒動の際、ベッキーに対して大ブーイングが巻き起こった。その大きな理由が、1回目の会見で川谷の妻に対して謝罪しなかったからである。 この時彼女は「こんな不倫女を使ってるのか!」とクレームを受ける対象であるスポンサーと番組には謝罪をした。だが、一般の人々は最大の当事者は川谷の妻だと考えた。そこに対して謝らなかったからこそ、妻への同情心もありベッキー叩きがあそこまで過熱したのである。 また、乙武洋匡氏の不倫騒動の場合は、なんと最大の当事者である妻が「妻である私にも責任の一端があると感じております」との声明を出した。これは、「被害者である私にも悪い点がある。乙武に対して理解をしてほしい」と述べたと解釈された。 この場合は、「当事者が許しているのだから乙武のことも許してくれ」という策略が透けて見えたため、聴衆の反感を買った。妻本人が反対を押し切って声明を発表したようだが、妻に援護射撃をしてもらった形の情けない男・乙武氏への叩きもついでに加速した(2人はその後離婚)。 その一方、舛添要一前東京都知事のあまりにセコい経費使用疑惑については、「テレビに出ているだけで不快だ」といった理由で「早く辞めさせろ」と全国から都庁にクレームがつく。納税者たる東京都民が言うのであれば、まだ「当事者」ではあるが、「テレビに出ている姿を見せられる」だけで当事者化=被害者化するのである。 今やネットで得た情報をもとに糾弾・批判の電話やメールを関係者に入れる行為は娯楽・趣味と化している。電話代程度で自分が正義の世直し行為をしているかのような感覚に浸れるからである。あたかも当事者のことを慮っていることをアピールしたり、自分自身を強引に当事者に仕立て上げるようなテクニックを人々は繰り出し、クレームを正当化しようと努力をする。 よって、これから何らかの企画をする人は、「自称・当事者」や「当事者配慮者」からのクレームにはご注意を。もちろん本当の当事者には誠意ある対応を。●なかがわ・じゅんいちろう/1973年生まれ。ネットで発生する諍いや珍事件をウオッチしてレポートするのが仕事。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』など※週刊ポスト2016年11月11日号
2019.03.11 15:42

過度な願望押しつけ社会 宇都宮健児、ベッキーらを敵認定
自分の思うように物事が運ばないと攻撃的になるのは、ひとりよがりで勝手な考え方だと誰もが承知しており、そんな言動は相手にしないはずだった。ところが、ネットでは自分の思い通りにならない相手を「敵」と認定し攻撃しても、なぜかまかり通るときがある。そして、その傾向がネットから現実にはみ出すことが最近では増えてきた。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が、自分の願望を押しつける現在の社会について解説する。 * * * 今の世は過度な「願望押しつけ社会」だ。人権団体・アムネスティ日本が、漫画家・ろくでなし子氏を招いて表現の自由について考える会を企画したが、彼女に批判的な人々により一旦会は中止に追い込まれた(最終的には実施)。ろくでなし子氏といえば、自身の性器の3Dデータを頒布したとして逮捕された経験を持つ人物である。 なぜ彼女のイベント中止を求める者がいたのか。それは、人種差別反対運動に熱心な男性・A氏のツイッター上での恥ずかしい黒歴史的発言「ぱよぱよちーん」を過去に彼女が楽しそうにツイートしたからだ。 この言葉は、A氏が使う挨拶の言葉だったのが、語感のあまりの間抜けさから一時ネットの流行語となった。それを彼女がおちょくってツイートしたことから、「立派な人種差別反対運動の闘士」であるA氏の敵だとして、「ろくでなし子はレイシスト(人種差別主義者)」という、謎の判断をされたのだ。 だからこそ、「反差別界隈」の人々が信じる正義の人権団体・アムネスティでイベントをやることは許しがたい行為と判断された。アムネスティに対し「見損なった」「呆れた」といった趣旨の意見が寄せられ、中には当日乗り込むことを示唆する内容もあったため、恐れをなした事務局が中止を宣言したのだ。 これはアムネスティには(自分たちが考える基準の)“立派さ”を保って欲しいという願望の押しつけである。会合の場所がサブカルの殿堂・ロフトだったならばクレームはなかっただろう。 この「反差別界隈」は2014年の都知事選では宇都宮健児氏を積極的に応援していたが、野党共闘に深く賛同しているため、今夏は鳥越俊太郎氏の支持に回った。宇都宮氏は結局出馬を断念するが、事件は終盤戦に起きた。選挙期間中、鳥越氏の過去の女性スキャンダルが報じられたのを受け、宇都宮氏は鳥越氏の応援要請を拒否。すると、「反差別界隈」が一斉に宇都宮批判を開始したのだ。 ヒラリー・クリントン氏に民主党候補者の座を譲ったバーニー・サンダース氏を引き合いに出し「なーにが日本のサンダースだ」といった声もあった。 これも「宇都宮氏は鳥越氏を応援するはずだ」「サンダースがヒラリーを応援したのと同様にふるまって欲しい」という「願望」を裏切られたがため、敵認定し、叩く結果となったのだ。 声優・平野綾は長らく清純派の声優として売っていたが、テレビ番組で交際相手がいたことを匂わす発言をして大バッシングを食らう。以後、かつてファンだったであろう者からツイッターには「死ね」や「うんこぶりぶり」「お前の人気もあと1年だよ クソビッチ10円はげ」などの罵詈雑言が寄せられ、無修正の男性器写真を送られるなど嫌がらせも受けた。 平野は結局ツイッターをやめた。ベッキーが不倫したら社会全体で彼女を許さぬポーズを見せ、スポンサー・局にクレームを入れる。いずれも「清純派」であって欲しいとの願望を裏切られたと考えた人々が攻撃側に回った例だ。 バカげた願望から発生した怒りだが、いずれも抗議を受けた側が屈服する結果となっており、安易に支持者など作らない方がいい時代になったともいえる。●なかがわ・じゅんいちろう/1973年生まれ。ネットで発生する諍いや珍事件をウオッチしてレポートするのが仕事。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』など※週刊ポスト2016年10月28日号
2019.03.11 15:44

ゲス川谷の半同棲マンションに「未成年少女」がもう一人いた
10月9日、約5か月ぶりにテレビに復帰したベッキー(32)が芸能マスコミの注目を集める中、不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)も別の形で話題をさらった。 ベッキーとの不倫をスッパ抜かれた『週刊文春』に、今度はタレント・ほのかりん(20)との半同棲生活が報じられ、しかも彼女が未成年時代に一緒に飲酒していたことまで暴かれてしまったのだ。 川谷はすでに決まっている12月のライブをもって活動自粛を発表、予定していたアルバムの発売も中止に。相手のほのかはレギュラー出演していたNHK番組や、出演予定だった舞台も降板になった。 次々と交際相手に悲劇をもたらす川谷だが、今回の騒動にはもう一人「未成年タレント」の“降板”も絡んでいたという。ほのかの知人が語る。「川谷さんと半同棲していた自宅には、ほのかの友人でNHKの番組で共演するIという19歳のタレントも入り浸っていたんです。Iは9月頃から“ほのかと一緒に住んでる”と周囲に語っていて、ほのかの非公開インスタグラムには“(川谷の部屋に)帰宅したら、Iがご飯を作ってくれていた”というコメントとともにIの写真もあった。川谷さんと3人で過ごす時間もあったみたいですね」 Iの所属事務所は「(川谷の部屋に)住んでいた事実はない」としたうえで、「“ほのかさんと一緒に住んでいる”というのは、よく泊まりに行く間柄という意味で、女子会の延長みたいなものです」 と説明。ところが、なぜかほのかと共演していたNHK番組の出演を見合わせている状態だという(川谷の所属事務所は「Iが出入りしていたかどうかは把握していない」と回答)。川谷の知人はこう語る。「川谷に合わせてくれたベッキーさんとの不倫とは違い、今回は川谷が小悪魔系のほのかにゾッコンで振り回されている感じです。部屋に彼女の親友まで上がり込むのを許すのも、ほのかの希望を何でも叶えてしまうような関係だからでしょう。僕らも“また痛い目に遭うぞ”とハラハラしていますが、本人に反省の色は見えません(苦笑)」※週刊ポスト2016年10月28日号
2019.03.11 15:44

山路徹氏がゲス川谷に苦言「男は身を挺して彼女を守る覚悟を」
「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27才)との不倫騒動を機に仕事を失い、休業へと追い込まれたベッキー(32才)。その裏で、川谷は休業することもなく、音楽活動を継続し続けてきた。いくら謝罪しても表に出れば炎上し叩かれるベッキーとは対照的に、自由な発言が支持されてきた。だが立場は一転、新恋人・タレントのほのかりん(20才)の存在が明らかとなり、彼女が未成年だった時(20才の誕生日直前)の飲酒問題を受けて活動自粛を発表した。 ここに来て、ベッキーを応援する声が聞こえ、川谷の責任を指摘する声が大きくなってきたが、この8か月間、2人に対する世間の“制裁”はあまりに違った。ここまで男女の不倫格差がハッキリすると、笑うに笑えない。 この格差をどう受け止めればいいのか。過去にも同じようなことがあった。2010年12月、タレントの大桃美代子(51才)がツイッターでこうつぶやいた。〈ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック…どうして…〉 前夫の山路徹さん(55才)とタレントの麻木久仁子(53才)が不倫関係にあったという前代未聞の暴露ツイートに世間はハチの巣をつついたような騒ぎになった。 あわてて会見を開いた麻木は「不倫ではない」と釈明したが、世間の風当たりは強く、「インテリ芸能人」のイメージが崩れ、レギュラーを務めていた情報番組2本を降板した。 一方の山路さんは「モテ男キャラ」がハマって人気沸騰。不倫発覚後、スイーツ片手に情報番組やバラエティーに引っ張りだことなった。当の山路さんが「不倫の男女格差」について指摘する。「そもそも世の中には、“男は浮気をするもの”というイメージがある一方、“女は不倫をしてはならない”というイメージも根強い。それゆえ、世間は不倫をする男性には“仕方ないな”と寛大だけど、女性には“これはダメだ”と厳しくなる。いいか悪いかは別として、不倫については明らかに“男女格差”というか、“男女差別”があることは否めません」 不倫の男女差別があるからこそ、不倫をした男性は相手の女性を徹底して守るべきだと山路さんは続ける。「ベッキーさんのケースでは、川谷さんが『自分は独身だとウソをついて彼女を騙して、恋愛に引きずり込みました』と説明すれば、世間の人々は『ベッキーは騙されたんだ』『ベッキーはウブだったんだ』と彼女に同情したはず。 それなのに川谷さんが何も言わなかったので、ベッキーさんが矢面に立たされ、最初の対応を誤ってズルズルと尾を引くことになった。ベッキーさんほどの芸能人とつきあうなら、男は“何かあったら自分が身を挺して彼女を守る”との覚悟を決めておかないといけません」 山路さん自身、不倫騒動時は自らが矢面に立つ覚悟で会見に臨んだという。「ぼくも頑張ったけど、『女は不倫してはならない』というイメージは強固で、どうしても男性より女性のほうが不倫の代償を背負わされることになる。当時のことは今思い返してもつらいですね」※女性セブン2016年10月20日号
2019.03.11 15:45

「わさびずし」「フリーアナ」騒動 謝罪の拙さが燃料に
ネットでは謝罪したつもりが燃料投下になり、より大炎上するこもある。2つのケースから、食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が考えた。 * * * ずいぶんと長く引っ張るものだ。例のわさびずしの件やフリーアナウンサーの件に象徴される、「インスタントな正義に乗っかる、加速度的匿名ソーシャルバッシング」である。自身が何者かも、責任の所在も明らかにしない。検証もなしに袋叩きにして、また次の標的を探す。なんという不寛容社会だろうか。 もっともここまで状況を引っ張っている責任が当事者にあるのもまた事実だ。昨今の騒動では標的になった側には、叩かれても仕方のない明確な落ち度があった。 外国人客相手に大量のわさびを盛り込んだ”わさびずし”の件は、当初差別疑惑で煙が立ち始めていたところに、店側が「すしに多くのわさびを乗せていた件ですが、こちらはそのような事実がありました。海外から来られたお客様からガリやわさびの増量の要望が非常に多いため事前確認なしにサービスとして提供」と説明したことで大炎上。事実を大筋で認めながらも、悪気がないどころか好意でサービスしていたという主張が強引な裏技だと受け止められ、各所から反感を買ってしまった。 一方、某アナウンサーの件は、ネットやジャーナリズム、社会のあり方について理解の浅いタレントが、人工透析患者やその関係者の感情を逆なでするような見出しを立てて大炎上。苦しい言い訳を続けた結果、テレビのレギュラー番組などからの降板を余儀なくされてしまった。渦中で発表された、詫び文すら番組のスタッフによる代筆だということを何のてらいもなく告白するあたりにも、どうにもならない不適格感が漂ってしまう。 両者に共通するのは「事実としての落ち度」と、それと相反するような「謝罪のつたなさ」だ。サービス業もタレント業も、客と適切な関係を取り結ぶ必要がある。だがこうしたやらかしには、客との「適切な関係」についての思慮が足りない印象がついてまわる。 例えばタレント業で言えば、今年の夏、三遊亭円楽がおこなった不倫騒動の謝罪・釈明会見は本当に素晴らしかった(というと語弊があるが)。「聞かれたことにはすべて答える」と冒頭に述べ、実際にすべての質問を受けつけ、「初高座の頃は、『芸人は女性にモテるくらいでないと』とよく言われたものですが、時代錯誤だったと痛感しております。皆様に不快な思いをさせたならば、高座でお返ししたい」と涙ながらに詫びた。かと思えば、同日に復帰会見を行ったベッキーのコメントを拝借したり、記者からの求めに応じて謎かけを披露したり。終わってみれば和やかムードの爆笑記者会見となり、「高座のよう」とも評された。周囲や家族のサポートがあってこそだろうが、それにしてもお見事。噺家としての面目躍如である。 サービス業で言うと、ちょうど1年前、本コラムで「聴導犬拒否騒動 他者に対する不寛容な社会の空気が気になる」という記事を書いた。百貨店で行われた補助犬の啓発イベントの直後、イベント参加者が同百貨店内のテナント飲食店から聴導犬との同伴入店を拒否された騒動について書いたものだ。 その後、百貨店は入店を拒否されたイベント参加者に謝罪。各テナントにも補助犬受け入れ指導を徹底し、店頭にも補助犬受け入れを示すステッカーを貼るなどしたという。今後どこまで徹底されるかが重要ではあるが、百貨店として客に対して適切な対応をしたと考えていいだろう。 よくも悪くも、揺り戻しは必ず起きる。例のすし店での”わさびずし”は日本人客相手にも提供されていたとか、2008年に観光庁が発表した外国人客への対応マニュアル内に、中国人客には練りわさびの多め提供を推奨する一文があるとかいう話が掘り起こされたりもしている。某アナウンサーにもタレント仲間からの擁護の声が上がったりもしているという。 だが節目にくさびを打ちこむことができるのは、騒動を起こした当事者しかいない。前述した噺家や百貨店は、当事者としてそれぞれの”客”に対して誠実な説明と謝罪を行ったからこそ、いまがある。いつまでも騒動がくすぶっているとしたら、それは適切な謝罪ができていないと捉えたほうがいいのではないか。どんなに嘆いても、不寛容な社会がすぐに変質するわけではない。 確かに「人の噂も七十五日」ではあるし、こうした話題は早晩消費される。だが消費された後、騒動の詳細は忘れられても、印象は意外と残ってしまうものだ。鼻にツーンと抜けた鮮烈なわさびの痛みのように。
2019.03.11 15:45

ベッキー 胸元に手をあてる仕草は感謝と復調の兆しか?
経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、その週、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は久しぶりにマスコミの前に公に姿を見せたベッキーの、今の心境を読む。 * * * 久々、ベッキーの顔に本物の笑顔が戻ってきた。10月から始まったFMラジオの新番組にレギュラーが決まり、初めての生放送に数日前から緊張していたというベッキー。向けられたカメラに明るい笑顔で応えていたその心の内とは? 先月、新聞広告で背中ヌードとショートカットを披露し、心機一転、過去の自分を脱ぎ捨てたのかと話題になったばかり。 そんな話題性もあって、待ちかまえていた報道陣の前に姿を現したベッキーは、軽やかなショートボブに、ざっくりしたパープル系のニットとスキニーデニムを合わせたカジュアルなコーディネートだった。 これまで行ってきた一連の会見とは、明らかに違う雰囲気。 謝罪会見や復帰会見で見せた白いブラウスにフレアスカートの組み合わせは、きっちりかっちりした清純派の優等生的イメージそのまま。そんなこれまで通りのイメージは、見ている視聴者の違和感や否定的感情を、否が応でも高めてしまっていた。 キャラ変更やイメージチェンジって難しい…。 だけどこの日、誰からも嫌われまいとする、明るく真面目な“いい子”は、襟元が大きく開いたルーズなビッグニット姿だった。 ベッキーのプライベートって、こんな感じなんだろうか? でも、レポーターやカメラマンがラジオ局前で、彼女の到着を待っていることぐらい、承知だったはず。新聞広告に続き、素の新しい自分をこういう形であえて演出したのかも…と、つい思ってしまった。 一皮剥けて大人の女性になった、一言でいえばそんな印象だ。32歳というアラサー年齢からすれば、すでに十分すぎるぐらい大人の女性なのだけど、優等生然とした構えた頑なさが消え、肩の力が抜け、自然でラフな感じを受けた。 まさにここからが、ベッキーにとって本格的な再スタートなんだろう。 …と、情報番組を見ながら思った翌日、不倫騒動で世間を騒がせたお相手、ゲスの極み乙女。の川谷絵音が、新恋人の未成年飲酒報道で活動を自粛した。あっちが出たら、こっちが引っ込む、なんとも絶妙なタイミング。 この短期間で、再び騒動を起こすとは懲りない人だ。不倫発覚後、離婚したとはいえ、通常営業していた川谷にとって、ベッキーとの騒動によって実質的に失ったものは少なかったのだろう。 対するベッキーは、お茶の間から消え、失ったものの大きさを噛みしめていたはず。だからこそ、ラジオとはいえレギュラー番組の初仕事に、高まる様々な感情が手の仕草からこぼれて出ていた。 ラジオ局入りするベッキーは、レポーターたちに対し、丁寧に頭を下げた。頭を上げると、大きく見開かれた目は、とても明るい。右腕に黒い大きなバッグをかけながらも、その右手を胸にあてたまま、柔らかな笑顔で受け答え。 胸元に手をおく仕草は、場面や状況に応じていくつもの意味があるが、今回のベッキーの場合は…? まず、この仕草は、相手に対して感謝の気持ちが強い時によく見られる。仕事ができることに心から感謝し、自分の取材に来てくれたレポーターたちに感謝する気持ちが、強かったのだろう。 レポーターとの短いやり取りの中、かけられた言葉に、「ありがとう」という気持ちがさらに高まったのか、両手を胸元でクロスした仕草もあった。これは、いわゆる「胸いっぱい」の感謝を示すもの。 次に、胸元に手をあてる仕草は、感じている不安や緊張、心配などのストレスから、自分の気持ちや感情を静め、なだめようとする時にも見られる。経験のないラジオの生放送、それも一人でのMCに緊張し、上手くやり通せるか不安を感じ、無意識に気持ちを落ち着かせよう、マイナス感情をなだめようとしていたのだ。 励ましの言葉に感謝しつつも、落ち着いて頑張らなくては、という気持ちが強かったに違いない。 また、人はそれをやりたい時や行っている時、積極的に関わりたい時、「自分が」「私が」と潜在的に自己主張したいと思っている時など、胸元に手をあてやすい。やっぱり自分はこの仕事が好き、仕事をしたいという気持ちが、無意識のうちに表れたといえる。 同時にこの仕草は、自分という存在を強調したいという潜在的な気持ちの表れでもある。川谷の新恋人との交際報道でようやく「ゲスの呪い」から解放され、まずは誰よりも自分を大切にしよう、自分を優先させようと思えるようになったのではないだろうか。 そして、この仕草を行っている時、人は正直になりやすく、嘘をつく可能性が低いという実験結果がある。加えてこの仕草には、見ている者に、この人を信じてあげようと思わせる効果があるともいわれる。 無意識とはいえ、この場で、この仕草をしたベッキーのタレント力はすごい。 レポーターやカメラマンは、不安を持ちながらも、前向きに頑張っていこうとするベッキーに好意的な感情を強め、素直に心から応援してあげたくなったのでは、と思う。 もし、これが計算されたものだったら…、なんて勘繰ってみたものの、そこまで彼女がしたたかだったら、「ゲスの呪い」にはひっかからなかっただろう。いや、もしひっかかったとしても、嘘と見破られてしまうような表情を、謝罪会見で見せはしなかっただろう。 とにかく、直立不動のごとく、まっすぐ手を下ろしたままの会見時と違い、手振り身振りが出てきたベッキー。手振りや手の位置は、精神的エネルギーやテンションの高さに比例する。 落ち込んでいる時や自信のない時、手はなかなか上の方にまで上がってこない。だが積極的、活動的になっている時は、手振りや仕草の位置が高くなる。 ベッキーの手も同じ。胸元まで手が上がったということは、かなり精神的エネルギーが戻ってきているんだろう。 なんとな~く追い風が吹き始めた感のある今、新しい自分に着替えたベッキーに期待できそう。
2019.03.11 15:45

不倫騒動で仕事激減とにかく明るい安村 このまま消えるのか
昨年の今頃は、あんなにテレビに出ていたのに――パンツ一丁のふくよかな体で、リズムにのって全裸に見える様々な際どいポーズを決め、「安心してください、穿いてますよ」と和ませるネタで一躍ブームとなったお笑い芸人・とにかく明るい安村(34才)。昨年にはユーキャン新語・流行語大賞のトップ10を受賞し、テレビで見ない日がないほど人気があったが、このところパッタリと姿を消してしまった。 その原因のひとつは、不倫騒動と指摘されている。今年3月、『週刊文春』で、都内のビジネスホテルに美女と朝まで宿泊したことが報じられた。本人は不倫を否定したものの、今年は1月のベッキー&川谷絵音に始まり不倫騒動が相次いだだけに、いつも以上にとにかく目立ってしまった。 お笑い評論家のラリー遠田さんは、不倫騒動の影響について裸芸との関連を挙げる。「裸芸なので、元々、安村さんに対して抵抗感があった女性も多かったと思います。そこに不倫報道が出たことで、その抵抗感が決定的なものになってしまった。下着一枚というのが情事を連想させて、生々しく感じてしまうのでしょう。あの裸芸を視聴者が笑えなくなってきているのが低迷の大きな要因だと思います」 安村本人も、「よしもとなので劇場の仕事は毎日出ていますが、テレビの仕事が減った。なんとかやってます」と7月のイベントでコメントしており、厳しい状況にあることは自覚しているよう。ただ、仕事が激減してしまったのはそれだけが理由ではないとラリーさんは言う。「単純に旬が過ぎたからです。安村さんがブレイクしたのは、昨年の上旬でした。1年も経つと新しい芸人が出てきたりして流行がリセットしてしまうのは、どんな芸人さんも通る試練ですね」 一時的な騒動の影響ではなく、飽きられてしまったというのは余計に深刻だが…。安村が再びお茶の間に戻ってくることはできるのか。「次のキャラクター、ネタを見つけるしかないですね。“とにかく明るい安村といえばこれだ”、というものを、もうひとつ作ってもらいたいです。彼はコンビを解散してピンになってから、すぐにあのキャラクターを見つけだして、一気にブレイクしました。ネタ作りのセンスや、お笑いに対する勘の良さがあるわけですから、きっとできるはずです」 お笑い芸人は、テレビの露出が少ないからと言って仕事をしていないのかというと、そういうわけではない。テレビ以外の仕事でブレイクする人はいくらでもいる。「ダンディ坂野さんやテツandトモさんなどは、テレビであまり見かけなくても、営業が忙しく、高収入を得ています。一度でも売れて有名になった芸人は、地方などでも喜ばれるので、営業で忙しい人はいくらでもいます。つまり、安村さんは仕事が減ってしまったことで“一発屋”という武器を手に入れた、とも言えるのです」 次に安村がネタ番組に登場するときには、定番の裸芸だけでなく、新しいキャラクターが見られるかもしれない。ラリーさんもこう期待する。「どんなネタを作るにせよ、とにかく明るい安村という名前のとおり、今までのようにカラッと明るいキャラクターでいてほしいです。不倫騒動があっても開き直るくらいでいいと思いますよ。世の中を明るくするようなキャラであってほしいです」 これからが、とにかく正念場だ。
2019.03.11 15:45

ゲス川谷 知名度&売上アップで「ベッキー様様」だった?
「自分の背中ってあまり見ることがないから、あーこういう背中してるんだみたいな。これが32才の女性の背中ね…私、意外とここの凹凸があるのねーみたいな…」 10月1日深夜0時、ラジオ番組『ミッドナイト・ダイバーシティー~正気のSaturday Night~』の初回生放送に臨んだベッキー(32才)。放送冒頭では「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27才)との不倫騒動を「今年に入ってからの一連の騒動で皆さま本当にお騒がせしました。ごめんなさい」「すべての声を受け止めてます。一歩一歩歩んでいきたいと思います」と改めて謝罪した。 神妙な声で謝った後は、「私なんかに人生相談」というタイトルのコーナーを続けた。時折、声が上ずるが、努めて明るくしている雰囲気が伝わる。そして、自分の言葉でこの8か月間をポツリと語り始めた。 ここに来て、ようやく、少しずつ、動き始めたベッキー。9月29日には、日本経済新聞の朝刊に掲載された一糸まとわぬ大胆な背中ヌードも大きな反響を呼んだ。「宝島社」のカラー見開き広告で、トレードマークのロングヘアもバッサリと切り、裸一貫の再出発を印象づけた。 8月初旬に35cm以上髪を切った。広告写真で見てほしいと思い、掲載されるまでの約2か月間はショートカットが周囲にバレないよう、自宅の寝室にいるとき以外はロングのウイッグを付けていた。コラムニストの辛酸なめ子さんは、渾身の「痩身ヌード」をこう評価する。「肩甲骨が背中に出ているほどの激やせぶりに、かえって健気な感じがしました。彼女がずっと引きずっていたマイナスイメージを、うまく仕事につなげた印象です。セクシーな谷間ではなく背中で薄幸感を出すという計算され尽くした写真です」 悲哀が滲み出た背中に触発されたのか、広告写真を掲載したベッキーのインスタグラムに寄せられた「いいね」は8万件を超えた。 合計11本のレギュラー番組を失い、CM打ち切りなどで5億円の損害金が発生したと噂され、4、5kgはやせたというベッキー。不倫騒動から8か月―─幾度となく謝罪を繰り返し、やせた裸体を披露し、ようやく1本のラジオ番組に出演。自らの言葉で語ることが認められ始めた。 彼女が背中ヌードを披露したちょうど同じ日、川谷の「新たな恋」が『週刊文春』で報じられた。記事によると、川谷のお相手はタレント・ほのかりん(20才)。三軒茶屋のバーで出会ったふたりはすぐに恋仲となり、9月下旬には栃木県で梨狩りと温泉を満喫した。「川谷さんは騒動を機に新居を構えていましたが、年下恋人ができて、彼女を元妻と結婚生活を送っていたマンションに呼び寄せ、半同棲をしていたのです」(芸能関係者) 川谷とバーで飲酒したと報じられたほのかりんはその後、レギュラー出演していたNHK・Eテレの『Rの法則』を降板した(飲酒当時は19才)。未成年飲酒が問題視されたと見られている。 この8か月間、川谷は休業することもなく音楽活動を継続し、ライブでは、「ネットとかでみんな謝れって言うけど、世間の誰に謝ればいいの?」と言い切ってきた。いくら謝罪しても表に出れば炎上し叩かれるベッキーとは反対に、自由な発言は「さすが!」と支持すらされた。「不倫騒動で知名度が上がり、アルバムの売り上げも格段にアップした。音楽活動は好調で全国ツアーはどこも満員御礼です。川谷さんにとっては『ベッキー様様』と思っている側面もあるのでは」(前出・芸能関係者) 川谷はSNSで奔放な発言を続け、ほのかりんとの交際発覚直前にはインスタグラムに、〈消えてなくなりそうなものを追っかけてきた人生でそれなりに楽しかったけど、それだけじゃダメなんだよな。あと2ヵ月くらいで28歳か。思い描いていた28歳とは程遠いな。なあ絵音〉 と自らに語りかけるポエム調の文章を掲載。さすがに世の女性の反感を買った。「運命の人でも何でもない女の人なら誰でもよかったのね」(42才主婦)「舌の根も乾かないうちに今度は19才。しかもバレバレに。ベッキーをおとしめたいわけ?」(35才会社員)「男ばっかりサッサと次に…ってイライラします」(50才主婦) 作家の雨宮まみさんも斬って捨てる。「露出の少なかったベッキーさんが限界まで肌を見せて、ようやくここまでこぎつけたのに、一方の川谷さんは新しい未成年の彼女とつきあい、そのうえ番組降板に追い込んだ。つきあう女性を次々に不幸にすることから、川谷さんはネットで“ゲスノート”と呼ばれています」“怪進撃”を続けてきた川谷だが、10月3日、彼女が未成年であることを知っていながら飲酒をさせた責任をとって、活動自粛を発表した。※女性セブン2016年10月20日号
2019.03.11 15:45

ベッキー ラジオのレギュラー決定も本格復帰には厳しい見方
10月1日スタートのFMの新番組で月1回レギュラーDJを務めることが明らかになったタレントのベッキー(32才)。不倫騒動後、初のレギュラーとなったが、地上波テレビのレギュラー番組にはいまだ復帰することができていない。9月10日放送のNHKドキュメンタリー『NEXT 未来のために』ではナレーションを務めたが、このときは声のみだった。果たしてベッキーは、本格復帰できるのだろうか? 元テレビプロデューサーで上智大学教授(メディア論)の碓井広義さんの見立ては極めて厳しい。碓井さんは「『金スマ』への出方がとても悪かったと思います」と指摘する。 5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でベッキーは中居正広(44)と共演。自身の心情や、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の妻(当時)や関係者への謝罪を口にした。率直に気持ちを語るベッキーの姿は、ネット上などでは概ね好評だったはずだが…。「まずタイミングが早すぎました。早くても秋頃だろうといわれていたのですが、事務所側に『忘れられる前に復帰させたい』という焦りがあったのでしょう。相手の奥さんにまだ謝罪もできておらず、ただ会う約束を取り付けたというだけの状態での収録は完全に勇み足。自分たちの都合を優先してフライングしていたことがバレてしまい、『まだ会ってもいないのか』と反感を覚える視聴者もいました」(碓井さん、以下「」内同) 謝罪こそあったものの、“今後のベッキー”の姿が見えなかったことも、本格復帰を阻む一因になっていると碓井さんは指摘する。 「相変わらず優等生の『白ベッキー』のイメージを保とうとしていたので、『結局、何も変わっていないじゃん』と思う視聴者もいた。『黒ベッキー』がいいかどうかはさておき、多少なりとも新しいベッキーとして登場しなくてはならないのに、休んでいる間、何を努力してきたのかもわからない内容でした」 準備不足のまま復帰を急いでしまったことが、結果的に彼女の芸能活動にさらなる空白期間をもたすこととなってしまったのだ。 今のところ、今回決まったラジオ番組、JFN系列のFM新番組『ミッドナイト・ダイバーシティー~正気のSaturday Night~』が唯一のレギュラーとなるが、ネット上では「もう需要がない」という厳しい声すらある。「『需要がなくなる』というのはタレントにとっての宿命で、ベッキーさんに限ったことではありません。テレビの世界ではそもそも、『その人でなければならない』ということはなく、誰かがいなくなれば必ず他の誰かが穴埋めをして、自然にそれが馴染んでいきます。ベッキーさんがテレビの画面から消えて数か月が経ちましたが、いなくてもそんなに困らないことが視聴者にも分かってしまいました。本人に出たい気持ちがあっても、出てほしいと思う人がどれだけいるか、ということを考えたほうがいいでしょうね。 もはやこれまでのイメージでタレントを続けることは難しいのですから、どうしても復帰したいのであれば、自分で自分の席をつくるしかありません」『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)ではベッキーが女子高生になりすまして街を歩く「木部さん」のキャラが人気を博していたが、9月8日の放送では広瀬すず(18)が女子高生「ルリ子」として街に繰り出し、ベッキー不要論に拍車をかけている。 こうして徐々に自分のポジションを失っているベッキーだが、新たな席をつくるために、具体的には何をすればいいのか。「最初は髪の毛をショートにバッサリ切るとか、そういう小さなことでもいいから、『変わった』ということを印象づけていけばいいと思います。もちろん内面も変わらなくてはいけません。そのためには自分にとってのお客さん、つまり視聴者との関係を見つめ直すことが必要です。地方局や今回決まったラジオ番組は視聴者との距離が近く、相手の素顔が見えやすい。そういう場所でのコミュニケーションを重ねることが、再出発の一つの方法だと思います。ただし焦りは禁物。5月の『金スマ』出演は、自分でかさぶたを剥いでまた血を流してしまったようなものですから、数年がかりの話と思ったほうがいいでしょう」 レギュラー番組も宙ぶらりんの「お休み中」ではなく、正式に降板するなど、過去の自分と完全に決別したほうがいいかもしれない。
2019.03.11 15:46

12年間不倫するマミ42歳「愛しあえる人と出会えて私は幸せ」
40代独身女性の本音に迫るこのシリーズは、読者からの大きな反響をいただき、4回目を迎える。生涯未婚率が高まる中、平成22年度の国勢調査結果によると、40代独身女性でその後の10年間に結婚した人は、たったの「1%弱」。一方で、いま40代の独身女性の30%強が、「結婚願望がある」と答えている(※)。40代独身女性は結婚を、したくなかったのか、できなかったのか、これからするのか。理想と現実のはざまに揺れる女たちのそれぞれの事情。第4回は、不倫愛を貫こうとする「42歳、マミの場合」をお届けする。(※明治安田生活福祉研究所「20~40代の恋愛と結婚」より) * * *■42歳、福岡県出身、東京都在住、公務員、マミの場合「出会ったのは30歳の時。仕事で行った、とある受賞パーティーでした。当時彼は39歳のテレビ局ディレクター。最初の5分で意気投合しました。仕事から趣味の話まで、とても合って。その後、銀座のバーで飲み直し、帰り際に『付き合わない?』と言われました。私はその時フリーだったから、『速攻OKするなんて簡単な女と思われるかな』と思いながらも、OKする気まんまんでした。次の一言を聞くまでは。『オレ、結婚してるけど』っていう──」 文京区の閑静な住宅街の中にひっそりと佇むカフェで、マミの話を聞いた。落ち着いた街並みは、公務員として堅実に働くマミに合っている。若手実力派女優、黒木華似の和風美人。「既婚者だと知って、ショックでした。でも、結婚してる人と付き合うなんてありえないと思ったから、『なーんだ、結婚してたんですね』って、つとめて冷静に言って、その日は別れたんです。そろそろ結婚しなくちゃと思っていた時期だったし、何より、私の人生に不倫はないと思っていたから。モラルの問題として。私、両親ともに教師の家庭で育った、お堅い人間なんです」 福岡の進学校から東京の有名私大に進学。やりがいと働きやすさを考え、公務員を選んだ。絵に描いたようなエリート安定街道をゆくマミはしかし、“ありえなかった”不倫へと足を踏み入れてゆく。「数日後、彼からメールが来たんです。名刺交換をしていたから、職場のメールに。内容は、私たちがパーティーで話した、とある社会問題について、もう少し私の意見が聞きたいというものでした。関連する番組を企画しているから、参考にしたいと。丁寧でビジネスライクな、感じのいいメールだったから、そういう話ならと、友人として、会うことにしました」 西麻布の鮨屋で、時を忘れて語り合ったという。「色っぽい会話は全然なくて、政治とか経済について、自分の意見をガンガン主張したんですよ。彼は、そんな私の話を楽しそうに聞いてくれて。大人だなと思いました。こなれていて、でも、ちっとも気取ってなくて。 付き合った人は、それまで一人だけだったんです。大学の同級生で、生真面目な人。夏休みの宿題を、毎日計画通りに進行して、一週間前に終えるような。私もそういうタイプだから、真面目な人と相性がいいんだと思ってきたんですが、テレビマンの彼に出会って、新しい世界のトビラを拓いた気持ちになりましたね。何度か食事を重ねるうちに、ホテルに行こうと誘われて……。もう、気持ちに蓋ができなくなってしまったんです」 以来、金曜日の夜、二人で食事をした後、男はマミの家に泊まる。土曜日を一緒に過ごし、夜遅くに男は自宅マンションに帰っていく。平日も、週一回は会う。そんな日々が続いているという。「専業主婦の奥さんは、浮気に気付いていると思います。10年以上、土曜日は必ずいないんですから。そんな関係でも家庭は成り立つんだなぁと……。私だったらイヤだけど。でももう、相手の家庭のことは考えたくない。私は平日頑張って働いて、穏やかな週末が過ごせればそれでいいんです」 12年間、不倫を続けながら、結婚を望まなかったのだろうか。「最初の段階で、妻と離婚はできないって言われたんです。子供が二人いるからと。そういう意味で、彼のやってることはずるいけど、嘘はついていない。私は結婚したかったから、他にいい人を見つけて、早く別れようと思っていました。彼だって私を都合よく使ってるんだから、私だって、食事や旅行に連れていってもらったり、楽しい思いをさせてもらって、利用してやろうって気持ちだった。 でも、気持ちが不安定になることはあって、何度も喧嘩もしたし、苦しい思いもしました。昔、不倫をしていた女の人が、不倫相手の子供を殺害する事件がありましたよね。あの人の気持ち、わからなくないです。不倫相手に怒りをぶつけると、それは付き合っている自分への自己否定につながるから、どうしても奥さんや子供に憎悪が向かってしまう」 腐りかけたときは、飲み会で知り合った男性と積極的にデートに出かけたという。しかし、彼を上回る人は現れなかった。「楽しさが全然違うんです。彼といるときの世界がカラフルだとしたら、他の男の人といるときはモノクロ」 それでも、子供が欲しかったマミは、36歳を迎えた年に、さすがに別れを決意した。しかし、思いがけない事態がマミを襲う。「別れ話をした数週間後、彼にガンが見つかったんです。ステージII。私がいないと耐えられないと言われて、別れられなくなってしまいました。お見舞いにはほとんど行けなくて惨めだったけど、彼を精神的に支えたのは私だという自負があります。この時に思ったんです。破たんした家庭の妻よりも、心から愛しあってる愛人に、私はなろうと。幸い私には安定してやりがいのある仕事があるから、結婚にすがりつく必要もないわけですし」 しかし世の中には、心から愛しあっている夫婦もいるではないか。「それは本当に幸せな人たちだと思います。私がそうなれなかったのは残念だし、不器用なんだと思う。でも周りには、仮面夫婦とか、セックスレス夫婦とか、たくさんいるんですよ。考えてみたら、若い頃に出会った人と一生愛し続けるって、皆ができることじゃないと思う。私は彼と付き合って12年ですが、今でも会話は尽きないし、セックスも楽しいし、こんなに愛しあえる人と出会えて幸せだと思っているんです。 あと、最近、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚問題が話題になっていますよね。人から聞いたんですが、不倫略奪して一緒になったカップルって、別れる率が高いんですって。私は、略奪できなかったから続いている面もあるかもしれない」 堅実に生きてきたのに、ロマンチスト、それがマミだ。最後に、不倫への風当たりが強い最近の状況をどう感じるか、聞いてみた。「ベッキーがあれだけ叩かれるのはかわいそう。人を好きになったことがある人なら、相手に妻がいると知っても、なかなか気持ちが止められないことくらい、わかりますよね。そして男性は許されがちなのも納得がいきません。ただベッキーは、好感度が売りのタレントだったから、復帰が難しいこともわかるんです。女優さんとか、何か芸のある人だったら、違ったんじゃないかな。 これって、一般人でも言えると思うんですよ。不倫にはまればはまるほど、潰れないために、他の何かが必要だと思う。だから私は、超仕事人間と言われるくらい働くし、最近は地域のボランティアに参加して、少しでも人に役立つ人間になろうと思っています。不倫だけの女にならないように」
2019.03.11 15:46

ベッキー、川谷、安倍首相、高畑充希、今年の運気の周期は?
話題の「波動表」は、ライフスターと天中殺の2つから、運気の流れをつかむ開運術。今回は、2016年前半、話題だった有名人、芸能人たちの背景を、ユミリーこと、『幸せの波動表 ユミリー風水2017 幸運を引き寄せる「開運バイブル」』(小学館・1404円)を出版した直居由美里さんに聞いた。 * * * 生まれ年による9つのライフスターは、その人の本質や方向性(自運)を示します。自運が同じでも運気が千差万別なのは、天中殺が異なるから。天中殺は社会から受ける影響(気運)であり、自運と気運を重ね合わせたものが波動表です。どちらか一方だけでは、運気の流れは説明できません。 たとえば、ベッキー(32才)と『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音(27才)の不倫騒動。不倫が始まった頃は未年ですから、川谷は午未天中殺の最中だったはず。本来、天中殺中は欲を捨てて淡々と生きるべきなのですが、川谷のライフスターは結実運。仕事が好調で、数々のヒットを放ち紅白歌合戦にも出場し、つい気が大きくなり「このくらいなら大丈夫」と暴走したのでしょう。 一方のベッキーのライフスターは七赤金星で、頂上運から停滞運と運気が急降下するタイミング。しかも、頂上運の時期は世間から注目を浴びますが、隠し事も明らかになりがちです。2人の運気がからみあい、大スキャンダルへと発展してしまいました。 NHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインを演じた波瑠(25才)のライフスターは九紫火星で開始運。さらに子丑天中殺も上り調子。双方から後押しされ、最高視聴率をマークし、女優として大飛躍を遂げました。 波瑠からバトンタッチされた『とと姉ちゃん』のヒロイン、高畑充希(24才)は波瑠とライフスター、天中殺がまったく同じ。ただし、開始運の実感が得られるのは誕生日からです。高畑は12月生まれで波瑠は6月生まれですから、半年の差がちょうどブレーク時期の違いとなったのでしょう。 長寿番組『笑点』(日本テレビ系)で六代目司会者に抜擢された春風亭昇太(56才)は戌亥天中殺で絶好調の運気。ライフスターの五黄土星は金運から改革運へと立ち位置を変えるべき時期。素直に流れに乗ることで成功しました。 7月の参議院選挙で自民党が圧勝し、足元を固めた安倍晋三首相(61才)は申酉天中殺。天中殺は年だけでなく月、日にも影響を及ぼしますが、第一次安倍内閣は2006年9月(酉月)に任命され2007年9月(酉月)に辞任しました。 安倍首相にとって申月、酉月は要注意ですが、今年は無事に乗り切りました。ライフスターは一白水星で今年は開花運。天中殺の危うさを克服し、今年は安定政権を保つことができました。※女性セブン2016年10月6日号
2019.03.11 15:46

妻が「怪しい」と夫の不倫を疑ったら、ほぼ確実にクロ
2016年になってから政治家や芸能人の不倫が次々と発覚したが、不倫現場を狙われているのは有名人や立場の高い人だけではない。一般人の不倫調査を探偵に依頼してくる妻たちの情報リテラシーは年々上がっていると、不倫調査も行なっている都内にある某調査会社の代表は話す。「私が業界に入った25年前とは女性の価値観がまったく変わりました。以前は、ひとりで電車も乗ったことのないようなお嬢様育ちの富裕層の奥様が『真実を知りたい』と依頼してくることが多かった。そのため調査で不貞が発覚しても耐え忍ぶのが普通でした。 だが、いまは離婚を前提に、弁護士にも相談し、争点となる慰謝料や養育費の交渉を有利に進めたいから、不貞の証拠がほしいというケースが目立ちます。しかも、依頼に来る前から夫のパソコンやスマホのネット閲覧履歴をチェックしている人が多い」 自分の母親同伴で相談に来る妻も増えた。数十万円の調査費用を母親が負担することも多いようで、離婚を思いとどまらせるのが親の役目だった一昔前とは大違いのようだ。「女のカン」は総じて鋭いという。「妻が『怪しい』と疑ったら、ほぼ確実にクロ」(代表) 女性が夫に疑念を抱き始めるのは、どんなことがきっかけなのか。代表は過去の事例を紹介してくれた。「急にオシャレに目覚めたり、口臭を気にし始めたりするのを、妻たちは浮気の兆候として嗅ぎ付けています。特に女性は匂いには敏感ですから、突然香水を使い始めたり、フリスクなどのタブレット菓子を持ち歩くようになれば、まずバレますよね。 無意識にスーツのポケットに突っ込んだレシートやクレジットカードの明細なども行動を捕捉されやすく危険です。 最も浮気が発覚しやすいのは、やはり携帯電話。ケータイは不倫情報の宝庫です。通話やメールの履歴はもちろん、ネットの閲覧履歴なども見られている。最近では、1文字入力すれば直近で使用した言葉が自動的に表示される予測変換機能が落とし穴になることも。例えば“あ”と入力したら“愛している”と、普段、妻には使わない言葉が表示される。とはいえ、ケータイを肌身離さずお風呂やトイレにも持って入るのは不自然ですから難しい。 ベッキーさんの不倫騒動以来、『LINE』を注意している男性は多いですが、それだけでは甘すぎる」 一度怪しまれたら最後、そこからの妻の執念は凄まじい。「ケータイをもう1台用意して、夫の車に隠してGPS検索で居場所を突き止める、なんていうのは、まだかわいいほう。夫のスマホに、本人が知らぬ間に周囲の音を拾う『盗聴アプリ』を入れて素知らぬ顔で素行を調べる妻もいるくらいです」(代表) 今回、本誌が50時間に及ぶ仙台への同行取材をした不倫調査対象者・A氏(東京在住)の妻も、ふとしたことで夫への疑念を持ったという。「最近、出張が増えたなと思っていたときに、甘いモノが苦手なA氏のカバンから高級スイーツ店のレシートが出てきた。しかも、それは出張先でのモノだったようでピンときたそうです」(代表)※週刊ポスト2016年9月16・23日号
2019.03.11 15:47

ひとりラーメンのベッキー 連絡とるのはハリセン近藤など数人
太陽が照りつけるお盆真っ只中の16時過ぎ。東京・渋谷にある有名ラーメン店にベッキー(32才)がいた。 韓流スターや有名歌手も“お気に入り”のこの店、看板メニューは豚骨ラーメン。スープは臭みがなく、女性でも飲み干せると評判である。チャコールグレーのマキシ丈ワンピースに黒いキャップを深くかぶり、顔全体が隠れてしまいそうなほど大きなマスクをしたベッキーは、噂の豚骨ラーメンを堪能するや、足早に店を出て、車に乗り込んだ…。「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(27才)との不倫騒動から7か月。6月にはレギュラー番組『FULL CHORUS』(BSスカパー)収録に参加し、“テレビ復帰”を果たしたが、地上波への道は遠い。“あの番組”への緊急出演も尾を引いているという。「休業前に持っていた11本のレギュラー番組のうちの1本で8月にも復帰する計画がありました。でも、『27時間テレビ』への電話出演の反響があまりにも大きく、それも立ち消えになってしまったんです」(スポーツ紙記者) 7月23~24日に放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)のコーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」で、ベッキーは明石家さんま(61才)の呼びかけに反応。電話出演が実現し「復帰できるように頑張ります。中居さん、今度飲みに行きましょう!」などと元気にコメントしたが、「反省していない」とツイッターが炎上するなど批判が殺到したのだ。「制作現場からは『早くベッキーと仕事がしたい』という声もあるのですが、視聴者の反応を見ると局としてはスポンサーとの兼ね合いもあるし、慎重にならざるを得ないのが現実のようです」(前出・スポーツ紙記者) 以来、ブログとツイッターの更新は再び途絶え、実家近くのカフェや行きつけの店などにも姿を見せない日々が続いている。「タレントのJOY(31才)やユージ(28才)、ローラ(26才)などが集まるハーフ会のメンバーも心配してベッキーに連絡をとっているのですが、返事がないとか。今、連絡をとっているのはハリセンボン・近藤春菜(33才)など限られた数人だけ。矢口真里(33才)のように“汚れキャラ”に転身してくれるなら起用の余地もあるのですが…」(テレビ局関係者) そんなベッキーとは対照的に、川谷は「ROCK IN JAPAN」などの音楽フェスに出演したり、コンサートで全国を回るなど精力的に活動。冒頭、ラーメンを食べ終えたベッキーはまっすぐ実家へと戻った。※女性セブン2016年9月8日号
2019.03.11 15:50

蓮舫氏「やんちゃで逃げきれない女性は叩かれ続ける」
《50歳、バツイチ子ナシ。仕事も恋もまっしぐら》。そんなコピーが話題を呼んでいるドラマ『ノンママ白書』(東海テレビ、土曜午後11時40分)。男女雇用機会均等法(以下、雇均法)第一世代で、母親になることを放棄して、働けと言われてきた女性たちの物語だ。 企画・プロデューサーは、共同テレビの栗原美和子氏(51才)。フジテレビが「視聴率の三冠王」といわれた時代に入社し、『ピュア』『バージンロード』など数々の名作を手がけたヒットメーカーとして知られている。「私は雇均法が施行されて2年目に入社した、いわゆる第一世代。働け、働けと言われてやってきたのに、今になって子供を産んで働く女性を応援しますっていう世の中になってしまって、どういうこっちゃって。私たちがやってきたこの歴史はどこに行っちゃったのってすごく感じて、このドラマを企画したんです」(栗原氏) 今春、「子供を産まない」と決めた2人の女性の発言が大きなニュースとなった。1人は山口智子(51才)。『FRaU』のインタビューで、《子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。今でも一片の後悔もないです》と、高らかに宣言したのだ。 そしてもう1人はNHKの有働由美子アナウンサー(47才)だ。司会を務める『あさイチ』で「ようやく出産の可能性を諦めて、やっとひとりで生きる自信が出てきた」などと語った。それは、「とんでもない間違いをしたのではないか。産む可能性、機能があるのに無駄にしたんじゃないか。気が変になったように泣いたり病院通いした」苦しみ悩み抜いた末のものだった。「産まない人生」──それはかつては声にできない叫びだった。しかし今は違う。「ワーママ」か「ノンママ」か──2つの目に見える分かれ道として私たちの前に立ち現れ、女性の心を揺さぶり一層苦しませているのだ。そしてどちらの人生にも、やっぱり「ガラスの天井」があった。「ガラスの天井」とはもともと、ヒラリー・クリントン氏が使った言葉で、資質や成果があるのに、女性が昇進できない“目に見えない壁”のことだ。一般社会よりも開かれた社会というイメージのマスコミにあってもそれは同じ。栗原氏が振り返る。「ガラスの天井はものすごく感じます。だって、長い歴史のある男社会には、阿吽の言語があるんですよね。酒場で飲んで、キャバクラ行って、最後の締めのラーメンの、そこで何かが生まれている。それはもう、私たち女性にはわからないし、絶対入って行けない世界で。私は企画を出すのは、企画会議で企画書を出してってことなんですけど、男性同士はそうじゃない。だから、女性は、男性の10倍も100倍も仕事をするしかない。正攻法でガラスの天井を叩き破ることは無理なんです。 でもこうして、30年経って、私たち女性は、国の方針に踊らされているわけですよ。一喜一憂して、ワーママとノンママで対立させられて。それを作ったのは国なのにね。だけど文句言っても誰も解決してくれないから、やっぱり私たち女性たちで、解決の糸口を見つけていくしかないんです」(栗原氏) シングルマザーには一層強い風が吹く。2児の母である紗栄子(29才)は、熱愛が発覚するや「母より女でいたいのか」とバッシングされた。子供を元夫が住むパリに残して帰国した中山美穂(46才)に恋人ができたときも「子供を捨てた」「男のほうが大事なのか!」などと批判された。 最近では、『NEWS23』(TBS系)のキャスターに抜擢された雨宮塔子(45才)が、パリに住む元夫に2人の子供を預けて復帰したことを批判された。雨宮はそうした声に、雑誌『HERS』(光文社)のインタビューで、批判を重く受け止めながらも、子供が泣きながら「ママ、その仕事は絶対に諦めちゃダメだよ。私たちはパリにいたいけど、ママにはママの人生を生きてほしいから」と背中を押してくれたと説明した。 この背景には、日本とフランスの母親像の違いがある。離婚すればどちらかの親が親権を持つ日本と違って、フランスでは離婚後も共同親権で、平日は母と暮らし、週末は父と暮らす生活は当たり前。母である前にひとりの女性として、仕事やプライベートを充実させる考えが根づいている。日本は、そういった面でも大きく立ち後れているのだ。 それゆえ、女性をバッシングするのは、時代錯誤のおじさんより同性だったりする。「私だって子供を産まなかったらキャリアを積めた」「子供を放ったらかしたら、ああやって輝けるのに」──うらやむ思いが批判に転じる。「女の敵は女」なのだ。 しかしこの「女の敵は女」という言葉にも私たち女性はとらわれすぎているフシがある。『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』の著書がある作詞家・コラムニストのジェーン・スー氏(43才)が言う。「否定的な女性のなかには境遇の差からの嫉妬や考え方の違いによる批判もあったかもしれないが、男性同士の意見の対立を“男の敵は男”とはいいません。この言葉の裏には、“女同士なのに助け合わないで足を引っ張り合う”という揶揄が含まれ、これ自体が男社会によるもの。だから女性は間違っても“女の敵は女”に乗っかってはならぬのです」 また、参議院議員の蓮舫氏(48才)は「日本では、叩かれる文化に女性がはまる」と言う。 確かに『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音(27才)と不倫したベッキー(32才)は仕事に復帰したものの開店休業状態で、世間の目は冷たい。一方で謝罪会見を開いたファンキー加藤(37才)は「潔い」、三遊亭円楽(66才)も、「さすが話が面白い」などと賞讃までされた。「男性って、“やんちゃ”“男だから仕方ない”という考え方で逃げ切れるけれど、女性は失敗すると叩かれ続けます。今、世界は女性に振れていて、英国でメイ首相が誕生し、東京都知事に小池百合子さんが当選し、有力閣僚に女性が選ばれています。だからこそ、今、最も怖いのは女性が失敗すること。今、女性が失敗したら“だから女は…”と元に振り戻される。その振り幅がものすごく大きいのです」(蓮舫氏) 胸が苦しくなったかたはここでひとつ、深呼吸をして先に進んでいただきたい。※女性セブン2016年9月8日号
2019.03.11 15:50

ベッキー、能年玲奈、加藤綾子 CMギャラ設定金額は?
タレントの人気と格付けが最もストレートに反映されるのが「CMギャラ」だ。今回、本誌は各企業がタレントをCMに起用するときの目安にする内部資料を入手。人気女性タレントのギャラはどうなっているのか。 杏、吉高由里子、土屋太鳳、そして現在放送中の『とと姉ちゃん』の高畑充希など、朝ドラのヒロインたちは、どれも数社のCMに出演しており、出演依頼が殺到中でギャラもぐんぐん上昇中。だが、そんな朝ドラ女優の中で例外となってしまったのが、「のん」に芸名を変えた能年玲奈(23)だ。「朝ドラの放送期間中はヒロインは新規CM契約ができない」という暗黙のルールがあるため、『あまちゃん』放送時期のCMは準主役級の有村架純(2017年朝ドラ『ひよっこ』ヒロインに決定)に持っていかれてしまい、“バブル”の恩恵を受けられなかった」(芸能関係者) その後は事務所の独立騒動でイメージダウン。前回2500万円だったが、今回入手した資料では「空欄」となっていた。 本誌がジャニーズアイドルとの熱愛をスクープした吉田羊(年齢非公表)は3500万~4000万円で、ポカリスエットのCMなど11本に出演。「彼女はいまが正念場です。吉田がキャンペーンイベントに登場する際は、事前に『質問NG事項』を設けたりと面倒が多いだけに、今後の活躍は“カレ”との恋の行方も大きく関わってくる」(同前) ゲス不倫でCMクイーンから陥落したベッキー(32)は、昨年まで10本あったCMが今やゼロで、能年同様にギャラの金額設定がない。「でも、話題性の高さはあるので企業からの問い合わせはかなり多い」(広告代理店関係者) もう一人、“空欄”の人物がいるが、彼女は前述の2人とは事情が違う。それはカトパンこと加藤綾子(31)だ。「まだフリーに転身したばかりで金額設定がされていないだけ。すでに大企業のCMに2本も出演しており、そのギャラも5000万円ほどだったといわれている」(同前)※週刊ポスト2016年8月19・26日号
2019.03.11 15:52

TOKIO山口達也と高島礼子は○ 会見は“囲み”が正解
放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、TOKIO山口達也の離婚会見にみる芸能人のいい会見、ダメな会見に言及。 * * *「隠し事なし『男前』会見」「自ら志願!ジャニーズ初」 5日、都内で緊急会見をし、08年3月に結婚した5歳年下の元モデルとの離婚を発表したTOKIOの山口達也が男をあげている。 ファンを大切にし、大きな発表は一番最初にファンの前で…を決まりとしているジャニーズ事務所と所属アーティストだが、ファンに会えるツアーの予定がなかったために。緊急の「囲み会見」を選んだ山口達也。 芸能関係者によれば、「10日ほど前から動いていた媒体があった」そうだし、前夜にはスポーツ紙が同事務所にあてていたとも聞く。 果たして翌5日の10時、マスコミ各社に「山口達也 囲み会見のご案内」が届いたのである。 日本テレビ、TBS(制作は系列のCBC)、フジテレビの3局が生放送をしている「14時より」を選んだのも、リポーターがマイクを持ち、文字通り囲むというスタイルをとったのも、「質問に条件も制限もナシ」としたのも、山口のマスコミに対する誠意という名の「神対応」だったと思われる。 会見はまず山口が離婚までの経緯を説明し、その後、質疑応答というカタチをとった。 言葉を選びながらも、忙しくなった仕事や人付き合い、趣味などを優先する自らの身勝手さが原因で、非は自分にあると語った山口。リポーターからの質問にも全て答えたうえ、最後は、三遊亭円楽の不倫会見同様、会見場の扉横に立ち、報道陣一人一人を見送った。 そのもようも『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の駒井千佳子リポーターによって解説され、最後、『ミヤネ屋』スタッフが出ていくまで生中継されたのである。 私は山口がMCを務めた『おネエ★MANS』や『魔女たちの22時』(同)の作家をしていた関係で彼の人柄はよく知っている。共演者やスタッフの和を常に考え、自らがムードメーカーになって盛り立てる理想的なMCで、実は結婚のときは『おネエ★MANS』で「祝福」の時間を設けさせてもらった。 結婚祝いや出産祝いのお返しなども本当にキチンとしていて、海が好きな山口らしいモノをいただいた。お目にかかったことはないが、奥様ができた方なのだろうなぁと思っていた。『メレンゲの気持ち』(同)に出てもらったときも、奥様やお子さんの顔こそ映っていなかったが、声入りのホームビデオを撮ってきてくれた山口。TOKIOというキャラクターが前提にあるものの、「ここまで家族のことを話せるジャニーズは山口くんだけかもしれない」と思ったものである。 件の会見生中継を受け、『ミヤネ屋』に出演していた本村健太郎弁護士が「なんで別れるの?というカンジ」と“円満離婚会見”を振り返ったほど爽やかで、結果、山口達也は自身のイメージを損なうことも非難を受けることもなかった。きっと“大成功会見”として芸能史に刻まれることだろう。 芸能界では昔から「会見を成功するか失敗するかで、その後の芸能活動が左右される」と言われている。 直近での成功例と言えば高島礼子だろう。夫(当時)が覚せい剤所持の疑いで逮捕されたことを受け、囲み取材を行ったのである。黒のシンプルなワンピースにグレーの派織物という地味な装いで、そう長くはない髪を後ろで一つに結び、ほぼノーメイクで出てきた高島。山口達也同様、質問には制限なしで、マイクを持ったリポーターが彼女の周りを囲むスタイルだった。 山口も高島も、おめでたい報告ではないので、スタッフの中には「囲みじゃなくてもよいのではないか」という意見もあったのではないだろうか。 つまり、会見する側が登壇し、リポーターや記者と向かいあって座るスタイルだ。最近では、妻の小林麻央の病状を説明した市川海老蔵がこの対面式の会見を選んだことが記憶に新しい。 ベテランリポーター曰く、「対面式の場合は、話す側と聞く側が離れている分、やはり、その距離に比例して、距離を感じてしまう結果になる」とのことである。 だが、息遣いや、ちょっとした表情の変化、額の汗の有無などが“語る”囲み取材は、相手の気持ちもよく伝わってくるし、「囲み取材というスタイルを選択してくれた時点で、信頼関係が生まれる」(同リポーター)というのである。 ところで、今年、リポーターたちが一斉に「もっともダメな会見だった」とあげるのが不倫騒動で話題をかっさらったベッキーの最初の会見だ。 不倫を報じた週刊誌が発売される前夜と、素早くマスコミ対応したところまではよかったのだが、囲みではなく、彼女が一人でカメラの前に立つスタイル。しかも質問は受け付けず、一方的に喋り倒したのだった。 リポーターの多くから「誰に対して謝ってたのかわからない」「ファンを無視してスポンサーのほうだけを向いていた」などと厳しい意見が出たり、不倫を否定するのにウェディングシューズを履いて出てきたことも面白おかしく報じられたりした。何より、会見で嘘を吐いていたことがすぐにわかり、彼女はすべてのレギュラー番組を休むこととなった。「その次にダメだった会見」というのはまたしてもベッキーで、彼女がBSのレギュラー音楽番組に復帰する前に行ったものだという。 今度は「一社一問」という“制限”付きで、時間も「本番前」ということで限られていたことに、「ベッキーの事務所はホントに対応が下手」と所属事務所への批判的意見もあがるようになってしまった。 その二大失敗会見を受けたからだろうか。不倫のレベルとしてはベッキーの上をいっていたファンキー加藤の対応は本当に早かったし、“囲み”で“制限なし”だった。しかも、彼が包み隠さず話したことは高く評価され、謹慎期間ゼロと相成った。件の三遊亭円楽も同様で、涙あり、笑いあり、なぞかけありの内容は、「さすがだ」と言われた。 他にも囲み会見では、聞かれたくない質問が飛んだ途端にスタッフが飛んできて静止するケースや、トレンドとしてはBGMが急に大音量となり、リポーターや記者からの“声かけ”さえ一切聞こえなくなるケースも…。一頃、米倉涼子が出て来るイベントは毎回このパターンだった。 最後に山口達也の話に戻すと、リオ五輪開幕前日を会見日に選んだことも大正解だったのではないか。当日午後のワイドショーの生放送と夕方ニュースのエンタメコーナーではオンエアされたが、週明けのワイドショーでは、それほど長尺では取り上げられないように思う。 会見○と×で、出てきた芸能人の“その後”は本当に大きく変わってしまうものなのである。
2019.03.11 15:53
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