市村正親一覧/3ページ
【市村正親】に関するニュースを集めたページです。

篠原涼子、井川遥 有名小学校運動会でのそれぞれのスタイル
雲ひとつない青空が広がり、心地よい風が頬を撫でる。秋晴れとなった9月下旬、芸能人の子供も大勢通う都内の有名私立小学校で、運動会が開催されていた。 午前8時を過ぎ、ほかの保護者らと共に豪華な面々が校内に入っていく。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)で主演し、『なつぞら』(NHK)の最終週にも登場した大泉洋(46才)は、両肩に大きな荷物を下げてパパの顔。ほかにも木村多江(48才)や高橋克実(58才)、宮根誠司(56才)らが顔を揃えた。 そんななか、保護者らがひそかに注目していたのが、篠原涼子(46才)・市村正親(70才)夫妻と、井川遥(43才)・松本与さん(57才)夫妻だ。「篠原さんと井川さんは家が近いうえ、子供が幼稚園から一緒なので、昔からの仲よしなんです。でも最近、ふたりとも夫婦関係が“独特”と噂になっていて…。そりゃ、注目しちゃいますよ」(運動会に参加した保護者) 昨年7月、女性セブンは市村が出張で家を空けた日に、深夜2時まで大放言のママ友会を楽しむ篠原の様子を報じている。「私の仕事をわかってほしいの…」「私のことをわかってほしいのよ~」と、市村への思いを繰り返していたのだ。その後、不仲説や離婚危機が報じられ、ふたりは完全否定してきたが、篠原に「離婚調停は進んでいますか?」と直撃したメディアもあった。 しかし、この日ふたりは運動会に揃って参加。帰宅する際も一緒だった。「帰り道、篠原さんはずっとスマホに目をやっていました。道路を渡る時は、市村さんが身を乗り出して車が来ないかをチェックする。安全だとわかると、篠原さんに『行くよ』と声をかけていました。市村さんがかなり気をつかっている様子で、篠原さんが主導権を握っているような感じでした(笑い)」(別の保護者) 井川の夫は電機メーカー「パイオニア」創業者の孫で、自らのファッションブランド『ato』を立ち上げたデザイナー。1994年から東京コレクションに参加し、2000年からは本格的に海外展開を始めるなど人気を博した。「ここ数年は苦戦続きのようで、今はむしろ、2017年に井川さんが立ち上げた母親向けブランド『Herto』が注目されています。井川さんはテレビの仕事よりも『Herto』に力を入れているようで、友人に“家族は私が支えなくちゃ”と話している。もともと、柔らかい雰囲気の外見と違い、井川さんはかなり男前なんですよ」(芸能関係者) 運動会でも、その男前っぷりが滲み出ていた。「歩く時は常に井川さんが旦那さんの前を行っていて、リードしている感じでした。大きなトートバッグを肩にかけて、両手で2人の子供の手を引いて帰っていった。剛腕ママの様子が伝わってきました」(前出・別の保護者) 夫婦にはそれぞれのスタイルがある。※女性セブン2019年10月17日号
2019.10.06 16:00
女性セブン

長谷川京子、篠原涼子ら有名小学校の運動会でのオフショット
まだまだ夏が終わりきらない、9月下旬のある日。都内の有名小学校では運動会が開催され、子供を通わせているセレブたちが集結していた。場所取りに、応援に、競技参加に大活躍したセレブたちのスポーツカジュアルな装いを全チェックする。●井川遥(43才) 共にファッション関係の道を極めるこのカップルは、スラリとしたたたずまいで目立っていた。特に日焼けを避ける妻のナチュラルカラーの帽子姿が小粋。●長谷川京子(41才)&ポルノグラフィティ・新藤晴一(45才) 9月の最終土曜日、気持ちのよい秋晴れになったこの日、夫婦揃ってわが子の運動会に参加したおしゃれカップル。ハセキョーはモノトーンの装いでスニーカー姿なのに、さすがの華やかさを漂わせひときわ目立っていた。●木村多江(48才) 袖コンシャスのブラウスに、デニムを合わせ、白スニーカーでまとめたおしゃれさん。秋になっても女優にかかせないのは日傘。その色合わせがデニムとぴったり合っています。●市川海老蔵(41才) 近頃とみによきパパぶりが伝えられる海老さま。スキンヘッドに、サングラス、フーデットパーカのコーディネートで、スマホを手にさっそうと歩いていた。●内田恭子アナ(43才) 2006年に吉本興業の敏腕マネジャー(当時)と結婚した内田恭子アナ。ピンクと紺の装いに、トレンドのシルバーの厚底スニーカーを組み合わせて、ママになってもフェミニンさをしっかりとキープしていた。●市村正親(70才)&篠原涼子(46才) 24才の年の差カップルにして仲むつまじさが際立つふたりは全身黒のペアルック。ベースボールキャップスタイルもさまになっている。※女性セブン2019年10月17日号
2019.10.04 07:00
女性セブン

1本1億円? 各局看板ドラマの制作費、果たしてペイするか
新しい連ドラが続々とスタートする10月。桁はずれの「制作費」が話題だ。「キー局のドラマ制作費は1本2000万~3000万円が相場ですが、ドラマ不調の中で、最近はかなり抑え気味。にもかかわらず、米倉涼子さん(44才)主演の『ドクターX』(テレビ朝日系)と木村拓哉さん(46才)主演の『グランメゾン東京』(TBS系)はともに『制作費は1話1億円』と報じられました。局の威信をかけた看板作ですが、それにしても大勝負ですよ」(テレビ局関係者) まずは米倉が“失敗しない”フリーランスの医師・大門未知子を演じ、人気のシリーズ6作目となる『ドクターX』。「さすがに全話1億円はありません(笑い)。ただ視聴率20%超えを見込めるので他作品に比べれば断然制作費をつけやすい。初回など特別な回の制作費は確かに1億円に近いでしょう。 このドラマはリアリティー重視ですべて本物の医療機器を使い、美術協力は40社以上。使用する機器の中には1台1億円以上する精密機器もあり、取り扱いに大勢の専門スタッフが必要で、とにかくコストがかかる。撮影時にはズラリと関係者が並び、その人数は普通のドラマの比じゃありません」(テレ朝関係者) こだわりのロケ場所にも高額の制作費がかかる。「今作の『ドクターX』の初回は同じテレ朝の『ポツンと一軒家』をオマージュし、山奥の一軒家でクランクイン。主演の米倉さんだけでなく、市村正親さん(70才)や武田真治さん(46才)らメイン出演者のかたたちが登場する場面だったので、スタッフ総出の移動費にはじまり、ヘアメイクやケータリングなどかなり費用がかかりました」(前出・テレ朝関係者) 木村拓哉がフランス料理の天才シェフを演じる『グランメゾン東京』も“破格”の扱いだ。「初回の撮影では仏・パリでも予約が取れず、撮影NGで知られる3つ星レストラン『ランブロワジー』を貸し切りにしました」(制作スタッフ) これにはドラマ百戦錬磨の木村が、「連続ドラマの1シチュエーションでここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶり」とコメントしたほど。 もちろん両ドラマとも気になるのは「人件費」だ。「一般的に出演者へのギャラは制作費の4割を占めるといわれています。この2つのドラマは米倉さんや木村さんをはじめ芸能界を代表するトップ俳優が多く出演しているだけにギャラの総額が上がるのも当然です」(前出・テレビ局関係者) ただし1億円かけたからといって視聴率が見込めるとは限らない。「最近はテレビ離れが進み各局とも厳しい状況ですが、1話1億円のドラマなら平均、視聴率が18%ないと採算が取れないといわれています。例えばNHKの大河ドラマは1話の制作費が現代劇で6000万円、衣装やセットにコストがかかる時代劇で1億円とされています。今年の『いだてん』は現代劇で制作費はカットされたものの、視聴率は大河史上最低。制作費に見合った数字とは言えず、業界評価は低い。 一方で『緊急取調室』や『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)といった名作シリーズなど、あまりロケがなく、セットが変わらないのに視聴率が2ケタの作品は業界評価が高くなります」(前出・テレビ局関係者) ただし、今後は視聴率という「モノサシ」も変わりそうだ。「これまではリアルタイム視聴率のみが重要視されましたが、今後は録画再生を示すタイムシフト視聴率や視聴者が見たい番組を個別に選ぶオンデマンド視聴も大切になります。実際、制作費の少ない『きのう何食べた?』(テレビ東京系)は視聴率3%ほどでしたが、オンデマンド視聴が多く、採算が取れた。この先はこうしたコスパに優れたドラマが増えるでしょうね」(前出・テレビ局関係者) だからこそ、惜しみなく制作費がつぎ込まれた骨太の大作が楽しみでもある。木村と米倉の好演に期待したい。※女性セブン2019年10月17日号
2019.10.03 16:00
女性セブン

福山雅治、『集団左遷!!』打ち上げで熱唱 アツい4時間
「本当にしゃべりたいことがいっぱいあってね。どうなんですか? 時間、大丈夫なんですか? 私もいろいろ話そうと思ったんですが、話すよりも思いを伝えたい。歌で伝えたいと思います!」 最後にスピーチに立った福山雅治(50才)は、そう言うといったん奥に引っ込み、ギターを抱えて再び登場。拍手と歓声、口笛が鳴りやまぬ中、自らの代表曲『HELLO』を歌い始めた──。 会場は、東京・表参道のレストラン。6月22日夜、最終回前日のこの日、ドラマ『集団左遷!!』(TBS系)の打ち上げが行われていた。『集団左遷!!』は廃店が決まっている大手銀行の支店に左遷させられた福山演じる支店長の片岡が、上層部の不正融資をつかんで大逆転を狙うというストーリー。クライマックスとなる最終回の視聴率は13.1%と、好調な締めくくりとなった。 それだけに打ち上げも大盛り上がり。スタッフの余興や歓談をはさんで終盤のキャストスピーチに入った時には、盛り上がりは最高潮に達した。「福山さんの奥さんを演じた八木(亜希子)さん(54才)は、“福山さんにウイスキーを飲めって言われて、すごい飲んじゃった”と、赤ら顔で告白して泥酔状態でした(笑い)。その様子がとてもキュートで、八木さんのスピーチには、会場から何度も『かわいい!』という声が飛び交っていました」(TBS関係者) その後のスピーチでは市村正親(70才)が自分の年齢をネタにし、70才にして7才と11才の子供のパパとしての苦労話をし、会場を沸かせた。最長のスピーチを披露したのは香川照之(53才)。福山の部下でつかみ所のない副支店長という、今回も“癖が強い”役柄。福山との共演はNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来、10年ぶりで2回目だったという。「香川さんは、『龍馬伝』に出る直前に福山さんのライブを見に行ったそうで、“指1本で1万5000人もの観客を動かす人と共演するのか”と驚いたそうです。10年ぶりの共演を経て“やっと『龍馬伝』から卒業して福山と香川という個人に戻れた”と語っていました」(前出・TBS関係者) そして最後に登場したのが、福山だった。冒頭の『HELLO』の後に『虹』を歌い、最後はエレファントカシマシが歌うこのドラマの主題歌『俺たちの明日』を参加者全員で大合唱。福山のナマ歌で締めくくるという贅沢な打ち上げは、トータル4時間にも及んだ。 それでも盛り上がり足りないのか、その後一行は二次会に突入。お開きになったのは、深夜1時半だった。※女性セブン2019年7月11日号
2019.06.27 16:00
女性セブン

平成17年 ライブドアニッポン放送株取得、電車男、萌え~等
いよいよ平成が終焉に向かっている。平成とはどんな年だったのか? 平成17(2005)年を振り返る。 ケニアの環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんの来日で「MOTTAINAI」精神が全国へ広まったこの年。日本は戦後60年を迎えた。 天皇皇后両陛下は6月、第二次世界大戦の犠牲者を追悼するためにサイパン島を訪問。初の海外慰霊となった。 総選挙では小泉自民党が296議席という歴史的な圧勝。小泉政権最大の政策課題だった郵政民営化法が成立した。 ホリエモンこと堀江貴文社長のIT企業『ライブドア』が2月、ニッポン放送株の35%を取得したと発表。その後、フジテレビなどをめぐって株式取得争奪戦が激化するも、4月に和解。「自然の叡智」をテーマにした愛知万博『愛・地球博』が開幕。マンモスの展示や国際色豊かなパビリオンが人気を集め、185日間で入場者数は2204万9544人。目標数の1500万人を大きく上回った。 安全対策の遅れに批判が寄せられたのは、JR福知山線脱線事故。4月25日午前9時18分頃、兵庫・尼崎市のJR福知山線塚口−尼崎間の踏切付近で快速電車が脱線。制限時速70kmのカーブを時速116kmで進入し、線路脇のマンションに激突し大破した。この事故で死者は乗客と運転士の計107人。562人が重軽傷を負う大惨事に。 凶悪事件では自殺サイトで知り合った女性や男子学生らを絞殺。窒息や白いソックスに快楽を覚えるという快楽殺人犯や、実母殺害の5年後、大阪・浪速区のマンションに住む姉妹を殺害、放火した男が逮捕(共に死刑執行)。 芸能界では東京・秋葉原にAKB48劇場がオープン。前田敦子ら1期生によるAKB48が始動。初公演の客は、わずか7人だったという。 ドラマでは、先日、ハリウッドでリメークが決定した『電車男』が伊東美咲、伊藤淳史主演で高視聴率。 流行語は「小泉劇場」「想定内(外)」「萌え~」など。■平成17(2005)年の出来事2月17日 中部国際空港(セントレア)開港3月25日 愛知万国博覧会『愛・地球博』が開幕3月28日 森進一と森昌子が離婚4月1日 個人情報保護法全面施行4月18日 ニッポン放送株取得でフジテレビ、ライブドアと和解4月25日 兵庫・尼崎市のJR福知山線で快速電車脱線事故4月27日 環境省は夏の軽装ファッションの愛称を『クールビズ』に決定6月27日 天皇皇后両陛下がサイパン島を訪問7月17日 北海道・知床半島と周辺海域が世界遺産に登録9月7日 ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜が日米通算400塁打を達成9月11日 第44回衆議院議員総選挙で小泉自民党が圧勝11月15日 紀宮さまが黒田慶樹さんと結婚11月17日 国土交通省が姉歯建設事務所による耐震強度構造計画偽装を公表12月8日 市村正親と篠原涼子が結婚※女性セブン2019年1月1日号
2018.12.18 16:00
女性セブン

新垣結衣が衝撃発言!その驚愕の内容は?
日本テレビ系情報バラエティー「スッキリ」公式ツイッターに女優の新垣結衣さんが登場。日本テレビ系水曜ドラマ「獣になれない私たち」で共演している俳優の松田龍平さんとのツーショットが公開されました。https://twitter.com/ntv_sukkiri/status/104986179542115123210月10日放送の「スッキリ」に出演されたおふたりのオフショット。「スッキリ」の占いコーナーに登場する番組オリジナルキャラクターの“スッキリす”を手にしたおふたりが愛らしいですね。この日、番組のVTRに映画「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」で吹き替えを務めた俳優の市村正親さんが登場しスタジオの出演者に向けて“劇団四季時代に受けた羞恥心をなくすための演技指導は?”という問題を出しました。これに新垣さんは「人がいっぱいいるところで全力で“うんこ~!”って叫ぶ」と回答し、出演者たちに衝撃を与えました。この発言に視聴者からは「衝撃的だった」「ガッキーが言うと謎の清涼感がある」「ギャップがすごい」と反響の声が寄せられています。
2018.10.22 06:53
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海老蔵・篠原涼子・木村多江らが集うセレブ運動会の様子
この時期には珍しい強い日差しが照りつける中、手をつないだ児童と保護者たちが校門へと入っていく。朝まで降っていた雨はやみ、濡れた地面を子供たちが駆け回っていた。9月下旬、都内の名門私立小学校で秋の運動会が開かれていた。「同校は、6年間で1000万円近い学費がかかる『セレブ小学校』で知られ、これまで多くの著名人を輩出してきました。教育環境のよさに定評があり、毎年説明会には人があふれかえる人気ぶりです」(教育関係者) 午前8時過ぎ、小学校前に姿を現したのは市川海老蔵(40才)。白とグレーのTシャツにフードをかぶり、長男・勸玄くん(5才)の手を引いて校内に入る。先に到着していた長女・麗禾ちゃん(7才)と麻央さん(享年34)の母親と合流した。 続いて姿を見せたのは、篠原涼子(45才)と市村正親(69才)夫妻。一部メディアで「離婚危機」が報じられたふたりだが、この日は揃って黒いトップスにブルーのデニム、斜め掛けバッグにキャップをかぶり、ペアルック姿で登場。小学4年生の長男と今年入学したばかりの次男の晴れ姿を見に来たふたりは、夫婦円満を絵に描いたようだ。 その後に続く高嶋ちさ子(50才)は、ノースリーブにクロップドパンツで気合充分の様子。朝9時、保護者や児童が校庭に集まると、運動会がスタートした。昼休憩では子供たちは校内で持参したお弁当を食べ、保護者は外へ。「娘さんを通わせている井川遥さん(42才)は、普段から学校行事に参加していてママ友が多いんです。この日もママ友たちとランチへ出かけたようです。海老蔵さんもパパ友と連れ立って出て行きました。娘さんを応援に来ていた木村多江さん(47才)は、旦那さんと仲睦まじい様子で歩いていましたよ」(学校関係者) 午後、競技が再開。各学年のリレーが行われ、保護者席では上下白で爽やかにキメた高橋克典(53才)や、元横綱・日馬富士(34才)らが声援を送っていた。「毎年、この運動会では大玉送りなど保護者も参加した競技が行われていて、それを楽しみにみんな動きやすい格好で参加しているんです。海老蔵さんが積極的に競技に参加していたのが印象的でしたね。今年は大物俳優、元横綱、歌舞伎役者、バイオリニストがいたりと参加者が例年よりも超豪華。テレビでも実現できないような“コラボ”が見られました」(保護者の1人) 午後3時、競技をすべて終え、最後に全員で校歌を合唱して、運動会は終了。それぞれ帰路に就いた。※女性セブン2018年10月11日号
2018.10.02 07:00
女性セブン

篠原涼子&市村正親 ほぼペアルックで息子の運動会に登場
主演映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が大ヒット中の女優・篠原涼子(45才)。しかし、このところ夫・市村正親(69才)との“離婚危機”が報じられるなど、周囲が騒がしい。 そんな中、9月下旬に夫婦揃って姿を見せたのが、長男(10)と次男(6)の通う都内の名門私立小学校の運動会だ。ベースボールキャップ、デニム、スニーカーのカジュアルスタイルは色も形も息ピッタリのほとんどペアルック。どんな否定の言葉より、この2ショットこそが“強い絆・強い愛”を感じさせるものだった。※女性セブン2018年10月11日号
2018.09.28 16:00
女性セブン

日馬富士、我が子のために運動会出席 上半身裸姿も披露?
日本相撲協会に引退届を提出するも受理されなかった貴乃花親方。25日に行われた会見で貴乃花親方は、元横綱・日馬富士による貴ノ岩に対する暴行事件の告発について、「告発状の内容が事実無根であると認めないと、親方を廃業せざるを得なくなる」などと、「有形無形の要請を受け続けた」と発言。相撲協会から貴乃花への“圧力”があったとここでもまた、告発したのだ。 その一方で、一連の貴乃花の発端となった暴行事件における“加害者”である元横綱・日馬富士は9月下旬、都内の名門私立小学校にいた。その日は、秋の運動会が開催され、多くの父兄が学校に姿を現していたのだ。 市川海老蔵(40才)、市村正親(69才)、篠原涼子(45才)など、我が子の勇姿を目にするべく、数多くの有名人が集結したこの運動会。日馬富士は、Tシャツに半ズボン、スニーカーという出で立ちにまげを結った姿で登場した。日差しが暑かったからか、路上でTシャツを脱ぎ、上半身裸になる一幕も。※女性セブン2018年10月11日号
2018.09.27 16:00
女性セブン

篠原涼子、深夜2時のママ会で大放言「勉強より感受性よ!」
篠原涼子(44才)にとって『アンナ・クリスティ』は13年ぶりの舞台出演で、初主演作品だ。虐待を受け、娼婦に身を落とした20才のアンナ――鬼気迫る圧巻の演技が拍手喝采を浴びているが、7月13日の初日から4日間連続の舞台に篠原は緊張とストレスの連続だった。 翌日が休演日だった16日、昼公演を終えた夕方4時半頃、会場を出た後、篠原の行動は驚くべきものだった。 六本木ヒルズに向かうと、人気ショップをはしご。ちょうどセールの時期だ。シャツやワンピ、パンツを次々と試着し、数点をお買い上げ。次のお店に向かうと、今度は口紅など化粧品をお試しする。篠原に気づいた女性客からは「きれ~い!」と声があがるが気に留める様子はない。足早に移動しながら、2時間たっぷりの怒濤のショッピングを終えると自宅へ。 帰ったかと思いきや、荷物を置いただけなのか、ラフな装いに着替えた彼女がすぐさま出て来る。向かった先は東京・西麻布の焼き肉店だった。「個室に招かれると、ハイペースで飲んで食べていたようです。時折トイレに立つ姿はホロ酔いという雰囲気でした」(居合わせた客) 約4時間半、食事を楽しみ、店を出たのは夜11時30分。夕方から7時間動きっぱなしだが、まだまだ元気な様子。篠原は男性に付き添われると、徒歩数分の場所にある一軒のバーへ入っていった。そこから篠原の“深夜劇場”の幕が上がる──。 彼女を個室で待っていたのはママ友らしき女性2人。挨拶もそこそこに、外にまで漏れるほど大きな声で篠原は語りはじめた。トークはやはり、夫と子供。「なんかさぁ、学校なんて、どーーーーでもいいッ!」 2人の子供はせっかくのお受験で名門校に入ったのに、不満があるのかと思いきや、「勉強は大事だけど…。体で感じてもらわないと。感じる方が大事!」 勉強より、感受性よ!と熱弁を振るう。ママ友たちが相づちを打つ間もなく、さらにボリュームアップ。「常識なんていらないから!」 かと思うと、「でも、自分のしつけなんて全然…」 と、トーンダウン。 その合間にも、個室にはアルコールの入ったグラスがどんどん運ばれていく。そして話題は「子育て」から「夫と仕事」へ。少し鼻にかかった甘い声で、「私のしている仕事をわかってほしいの…」「私のことをわかってほしいのよ~~!」 幾度となく同じフレーズを繰り返す──。篠原が叫び声をあげたと同時に閉店時間を迎え、“深夜劇場”は強制閉場。大放言のママ友会は深夜2時にお開きとなった。 その日、夫の市村正親(69才)は、大阪に出張中だった。「篠原さんとしては、初主演舞台の緊張もとけ、夫も家にいないので、買い物からママ友飲みまで久しぶりのストレス発散だったんでしょう。でも、最近、篠原さんと市村さんのすれ違いは少し気になります」(芸能関係者) 2005年に結婚、2008年、2012年に出産後、篠原と市村は子育て優先の生活を送ってきた。「2人同時に舞台をやるなんて考えられませんでした。篠原さんの舞台は8月上旬までで、一方の市村さんは7月中旬に大阪での舞台を終えて、すぐに別の舞台のためにNYに向かいました。こんなことはなかったんですが…」(前出・芸能関係者) そうなると気になるのは2人の息子の存在だ。父は地方、母は深夜まで留守にしていてどうしていたのだろうか。「お子さんたちは7月中旬からもう夏休みなんです。この日は旅行などスケジュールがあって家にはいなかったようですよ。だからこそ市村さんも篠原さんも同時期に舞台のスケジュールが組めたようです。子供も夫も留守だったから久しぶりに羽をのばせたんでしょう」(別の芸能関係者) ストレス発散できる時間を自分で作ることは大切だ。※女性セブン2018年8月9日号
2018.07.26 16:00
女性セブン

小林麻耶、海老蔵長女の入学式に欠席「母親代わり」に区切り
前日までの初夏の陽気から一転、花冷えとなった4月上旬。咲き残っていた桜の花びらが舞い散るなか、真新しい小さな制服に身を包んだ新入生と保護者たちが、胸を躍らせながら校門に向かって歩いていく。「この日は都内の有名私立小学校の入学式でした。篠原涼子さん(44才)と市村正親さん(69才)、長谷川京子さん(39才)とポルノグラフィティの新藤晴一さん(43才)が新一年生のお子さんと一緒に家族そろって出席されていました」(目撃した人) その中には市川海老蔵(40才)の長女、麗禾ちゃん(6才)の姿もあった。しかし、麗禾ちゃんの傍には海老蔵がおらず、小林麻央さん(享年34)が亡くなった後に“母親代わり”を務めてきた姉・麻耶(38才)の姿もない。「この学校は海老蔵さんだけでなく父・團十郎さん(享年66)の母校でもあり、歌舞伎役者やその子供たちが多く通っています。いずれは勸玄くん(5才)もこの小学校を目指すはずです」(歌舞伎関係者) 入学式が待ちきれないといった様子で小走りしたり、軽くステップを踏んだりしながら校門に向かう麗禾ちゃん。その隣にいたのは、麻央さんのお母さん、つまり麗禾ちゃんのおばあちゃんだった。「寒かったからか、おばあちゃんが近くのコンビニで貼るカイロを買い、それを麗禾ちゃんが店の隅っこでおばあちゃんの背中に貼ってあげていました。おばあちゃんが“ありがとう”と言うと、一緒に手をつないで店を出る姿が微笑ましかったですね」(居合わせた客) 海老蔵は3月から歌舞伎公演『源氏物語』の主演で全国を飛び回っており、この日は福岡・博多にいたため入学式に出席できなかった。ブログには登校前に麗禾ちゃんとテレビ電話をした様子を綴っている。 麻耶はこれまで麗禾ちゃんや勸玄くんの幼稚園への送り迎えだけでなく、ママ友との交流も積極的に行うなど、麻央さんに代わって母親役をこなしてきた。幼稚園の運動会にも朝早くから並んで場所取りをし、麗禾ちゃんのバレエ発表会にも駆けつけた。 この小学校の学校見学会にも麗禾ちゃんと一緒に参加する様子が目撃され、説明会にも願書受付にも姿を見せたのは麻耶だった。卒園式にももちろん出席。ボロボロと涙を流していた。ところが、待ちに待った入学式には最後まで姿を見せず、ブログで触れてもいない。「3年前に麗禾ちゃんは系列の幼稚園のお受験に合格していたという話を聞きました。麻央さんは前々から“子供たちをこの学校に進学させたい”と言っていて、念願かなったのですが、この学校は親御さんが参加するバザーや保護者会などの行事が多く、当時闘病中だった麻央さんにはかなり負担が大きいということで、近所の幼稚園に急きょ変更したそうなんです。麻央さんの思いを誰よりわかっていた麻耶さんにとっても、思い入れは強かったと思います。合格を飛び上がるほど喜んでいましたし、当然入学式も行くつもりだったと思います。 ただ、海老蔵さんは麗禾ちゃんの小学校入学を一つの“区切り”と捉えていたようです。幼稚園までは子供たちも幼く、“母親代わり”が必要でしたが、小学生になったら変えていかなければいけない。麻耶さんの気持ちは痛い程わかりながら海老蔵さんから“今回は出席しない方がいいと思う”とあえてNOサインを出したんでしょう。父親としての決断だったんだと思います」(別の歌舞伎関係者) 麗禾ちゃんが入学式を終えた後の4月6日、麻耶はブログに意味深な言葉を残した。「ようやく自分の本当の気持ちを吐露できた、と書いていました。“生きる力”が戻ってきたとも。それでも、10日のブログには“神様がいるならば、妹ではなく、私を召せばよかった”とも綴っていて、なかなか心の整理はつかないようですけどね…。麻耶さんにとっていちばんの幸せは、姪や甥の成長を見守ることで、一緒に遊んだり面倒を見たりするのが生き甲斐になっている。 今も週に何度かは海老蔵さんのマンションを訪れては2人の世話を焼いていますよ。でも、海老蔵さんはそんな麻耶さんに感謝しつつも“彼女を縛りつけたくない”と思い、麻耶さんは麻耶さんで“このままでいいのだろうか”と悩んでいたので、今回のことがいいきっかけになるかもしれません」(麻耶の知人) 花びらが散った後に青葉が芽吹くように、“家族”も新しい出発を迎えた。※女性セブン2018年4月26日号
2018.04.12 16:00
女性セブン

長谷川京子&新藤晴一 長女の入学式で揃ってメガネルック
4月上旬、都内の有名私立小学校で行われた入学式。“入学式の定番スタイル”といわれる紺色のスーツでも、ひと際目を引いていたのが、長谷川京子(39才)とポルノグラフィティ・新藤晴一(43才)の夫婦だ。母親に甘えるように腕をからめる長女(6才)と睦まじく歩く姿からは、喜びがあふれていた。 この入学式には、篠原涼子(44才)と市村正親(69才)も新1年生の子供とともに出席。また、市川海老蔵(40才)の長女・麗禾ちゃん(6才)の姿もあったが、海老蔵と“母親代わり”の小林麻耶(38才)は欠席していた。※女性セブン2018年4月26日号
2018.04.12 07:00
女性セブン

鹿賀丈史 コメディで大事にしているのは心のリアリティ
映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、劇団四季を退団してしばらくは舞台から離れていた鹿賀丈史が、再び劇場に立ち、『レ・ミゼラブル』や新作『ラ・カージュ・オ・フォール』などを演じるなかで気づいたこと、心がけていることについて話した言葉を紹介する。 * * * 鹿賀丈史は劇団四季を退団後は舞台から離れていたが、1986年の『トーチソング・トリロジー』で復帰を果たしている。「劇団を辞めて七年目、久しぶりの舞台で、しかもセリフの長い芝居でしたので不安はありました。でも、これで舞台の楽しさを思い出しました。それはやはりライブ感覚。ライブですから、同じようなことをやっているようで毎日微妙に違うんですよね。演じ方も、お客さんの反応も。何より僕の舞台を待ってくれているお客さんたちがいた。それが嬉しかったです」 翌年に始まった『レ・ミゼラブル』では当初、主人公のジャン・バルジャンとそれを追うジャベールの二役を、それぞれ滝田栄と交代で演じている。「ジャン・バルジャンが人生をやり直していこうという歌とジャベールがセーヌに飛び込んで死んでいく歌とが同じメロディなんです。つまり、善良で温厚なジャン・バルジャンに対して非情なジャベールという見方をされますが、実は表裏一体という描き方で。そこが素晴らしい。 ジャベールは執拗に追いかける強さの持ち主です。ところが、最後はバルジャンの慈悲にあい、自分のやってきたことはなんだったんだろうと思い身を投げる。よく考えると根本的には弱い人間なんです。ですからただ強いだけでなく、その弱さや繊細さも出せるように工夫をしました。 昨日僕がバルジャンで滝田さんがジャベールだったら、今日はそれが逆というようなこともありましたので滝田さんの芝居を意識することはありました。が、それは対抗意識というのではなく、二人で作っていこうという意識でした。僕は僕のやり方、滝田さんは滝田さんのやり方でいこうということで」 新作の『ラ・カージュ・オ・フォール』もそうだが、鹿賀のミュージカルはロングランや何度も再演されることが多い。「日本の場合、ロングランといってもずっと続くわけじゃない。必ず間が空きます。僕は忘れっぽいものですから、前回の公演でやったことを忘れたりするんです。今度の『ラ・カージュ』もそうです。忘れて、また一から本を読みなおしてセリフも覚え直す。それで、いつも前と違ったものになるんです。『また一から作ろう』という意識は、『レ・ミゼラブル』をやっている時からそうでした。『ラ・カージュ』はコメディです。コメディの場合、お客さんの笑い声が物凄く力になります。一日二公演もやるとヘトヘトにはなりますが、お客さんに喜んでもらえると、やっぱり楽しくなってくるんですよね。 コメディで大事にしているのは心のリアリティです。表面的な面白さだけでなく、心の揺れ具合や人間の持っているおかしさを繊細に出す。自分の心理状態を細かくしっかり捉えて、それが見えるよう舞台でやりたいとはいつも思っています。 ミュージカルの魅力は歌の力です。ストレートプレイでも『ここで歌が入ったらいいな』と思う時もあるくらいで。十分しゃべらないと伝わらないことが、歌なら二、三分で伝わる。それだけの力があるんですよね」●かすが・たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館)が発売中。●撮影/藤岡雅樹◆鹿賀丈史×市村正親主演ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』日生劇場(3月9~31日)などで全国公演※週刊ポスト2018年2月16・23日号
2018.02.08 16:00
週刊ポスト

鹿賀丈史 食卓を囲んでご飯を食べるような芝居は苦手
映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、ミュージカル俳優として劇団四季でキャリアをスタートさせた鹿賀丈史が、大河ドラマで時代劇に出演、三谷幸喜作品に出演した当時について話した言葉を紹介する。 * * * 鹿賀丈史は1978年の『黄金の日日』のキリシタン大名・高山右近役でNHK大河ドラマに初出演。その後は1983年の『徳川家康』で石田三成役を演じた。「『黄金の日日』の時はまだ劇団四季に所属していました。四季は外部出演をあまり認めなかったのですが、僕の場合はなぜか出させてもらえて。大河ドラマならではのスケールの大きさの中に入っていけた喜びがありました。 時代劇をやるのは初めてで、かつらをかぶったり、衣装を着たり、ロケーションに行ったり、そういうのが全て最初の経験でしたから新鮮な楽しさがありました。所作は指導のスタッフがいたので教えてもらいましたよ。『徳川家康』は、三成が家康と対峙しての丁々発止を大事に考えていました。四季の時からの友人の滝田栄が相手でしたので楽しかったですね。『家康め、偉そうに』と思いながらやっていました。滝田とは若い頃から一緒に体を鍛えた仲で、市村正親と三人で『劇団四季の若手三羽烏』と言われていました。三人とも持ち味が違っていたのが面白かったのでしょう」 1990年の大河ドラマ『翔ぶが如く』では大久保利通役だった。「薩摩弁は非常に難しかったですが、一生懸命にやりました。西田敏行さんの演じる西郷隆盛が人間味ある人物として愛されているのに対し、同じ薩摩の生まれでありながら、鹿児島の人にいい顔をしてもらえない。そんな大久保に焦点が当たるというのは面白かったですね。 彼は冷静な人間で、そのために西郷と道が分かれていく。その辺がうまく表現できればいいと思っていました。 それから、国を動かす信念ですね。大久保は近代日本を作った大きな存在。それだけに、軽くならないよう重みのある人物として演じたいと思いました」 三谷幸喜脚本のテレビドラマ『振り返れば奴がいる』(1993年、フジテレビ)での主人公に立ちはだかる病院の部長役をはじめ、1990年代以降は悪役や大物重鎮役なども数多く演じている。「三谷さんの作品はやはりホンが面白いですよね。僕が演じたのは悪役なんですが、どこかおかしい。演じていて、ちょっと笑ってしまうことがあるくらいで。そういう三谷さん独特の描き方は演じていてとても楽しいです。『振り返れば奴がいる』で演じた中川部長は、同じく三谷さんが脚本の『古畑任三郎』にそのままのキャラクターで犯人役として出ています。そういう遊びもまたやっていて面白い。 そういう作品では、役柄を工夫するという意識はありませんね。書いてあるセリフがそもそも面白いので、それを僕自身が心の片隅で楽しむ。演じながらね。そういうことが大事なんだと思っています。 ただ、これまではたとえばサラリーマン役とか、ホームドラマとかはやってきていません。似合わないんでしょう。そういう芝居を作る劇団もありますが、僕は二〇代からミュージカルで入りましたから。みんなで食卓を囲んでご飯を食べるような芝居は苦手なんです」●かすが・たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館)が発売中。◆鹿賀丈史×市村正親主演ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』日生劇場(3月9~31日)などで全国公演※週刊ポスト2018年2月9日号
2018.02.03 16:00
週刊ポスト

鹿賀丈史 映画の新人を温かく迎えてくれた松田優作の思い出
映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、俳優・鹿賀丈史が、劇団四季を離れて映画に挑戦してまもなく、『野獣死すべし』で松田優作の相手役を演じた当時について話した言葉を紹介する。 * * * 鹿賀丈史は1979年に劇団四季を退団、活躍の場を映像の世界に移す。その第一作となったのが、1980年の松田優作主演映画『野獣死すべし』だった。「四季で『カッコーの巣をこえて』に出た時に芝居の面白さに目覚めまして、映像もやりたいと思うようになったんです。ちょうどその時に黒澤明監督の『影武者』のオーディションがあったのですが、劇団のスケジュールと重なって受けられませんでした。そういうこともあって、劇団を離れて映画に挑戦してみよう、と。二十九歳の時に退団しました。 それで『野獣死すべし』の話をいただいて。松田優作さんというトップスターの相手役ですから、『ジーザス・クライスト=スーパースター』の主役に抜擢されたのと同じで、いきなり大きなチャンスに恵まれました。 あの時は怖いもの知らずでしたね。優作さんの芝居に自分なりに対抗しようとしていました。でも、優作さんはカメラさん照明さんから、全て自分に引っ張っていく。自分で作品を作っていく。そこは大俳優ならではです。自分でセリフも直していました。そういうのは舞台ではないことなので、驚きましたね。 優作さんと二人で芝居を作り上げる場面も多かったですが、『お前なりに好きにやれ』という感じでした。ただ、たまに『そういう芝居は損だからやめた方がいいよ』とボソッと言ってくださったり。そういう意味で、映画の新人を温かく迎えてくれましたね。自分が劇団四季で勉強してきたことを引っ張り出してもらったように思います」 翌1981年の篠田正浩監督『悪霊島』では主人公の名探偵・金田一耕助を演じている。「一本の映画を撮るのにいろいろな場所へ行って、日にちをかけて、贅沢な撮り方をするんだな、と思いました。それから、出演者の多い映画に出るのは初めてでしたので、自分が関わっていない場面がこう繋がっていくんだという面白さに気づき、映画って監督の手の中にあるんだということを知りました。 金田一は飄々とした人間だと思います。フラッと現われて、その中で眼光鋭く物事を捉える。でも、あくまで推理力よりも不思議な自由人。そういうことを意識して演じました」 1984年の和田誠監督『麻雀放浪記』では、カモから金を巻き上げる雀士・ドサ健を演じた。「まず脚本がよくできていましたね。戦後間もない時期の雨漏りしそうな小屋で麻雀に足を突っ込んでいった人間たちの姿が描かれていました。それに和田監督も俳優に優しくて。毎日、絵コンテを描いてきてセットの前に張って、これから撮るシーンがアップのサイズまで書いてある。おかげで、ドサ健の役作りがしやすかったです。 ドサ健は女を麻雀のカタにするような男ですが、決して悪い人間ではなくて、時代が生んだ男なんだと捉えました。 あの時期は大きな作品ばかり次々と来ました。映画に出ているうちに刑事ドラマにも出たりして。ですから、三十半ばまで、あれよあれよ。恵まれているという想いが相当強かったです」●かすが・たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館)が発売中。【鹿賀丈史×市村正親主演ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』】日生劇場(3月9~31日)などで全国公演※週刊ポスト2018年2月2日号
2018.01.27 16:00
週刊ポスト
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