大川隆法一覧

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新宗教の資金力 幸福の科学「創業オーナー」の強みと、急速に信者増やす真如苑
新宗教の資金力 幸福の科学「創業オーナー」の強みと、急速に信者増やす真如苑
 コロナ禍で失われていた人の集まりが元に戻りつつある。そうしたなかで再び活性化する新宗教の動き。政治、メディア、スポーツなど、我々が日常的に接しているものに多大な影響を及ぼしている「10大新宗教」の今に迫った。【写真】真如苑が14億円で落札した大日如来坐像。他、739億円で購入した日産自動車工場の敷地【※10大新宗教は、幸福の科学、真如苑、崇教真光、世界救世教、創価学会、天理教、立正佼成会、霊友会、生長の家、PL教団】 10大新宗教の中でも「資金力」が突出しているとみられているのが創価学会だ。宗教団体の本部にはシンボルとなる巨大建築が多いが、創価学会は東京・信濃町の本部関連施設群をはじめ、全国各地に「池田会館」や「平和会館」などの関連施設を多数建設。保有する不動産はケタ違いだ。さらに創価大学や系列の高校中学を運営し、美術館、葬儀社、墓地公園などの事業を展開。教団の収入は、毎年12月に学会員からの寄付を募る「財務」と関連事業が柱だ。御奉納3万円目安 それに続くとみられているのが幸福の科学だ。大川隆法・総裁が1986年に設立、1991年に宗教法人となってからわずか30年で全国・全世界に精舎・支部精舎等を700か所以上、布教所を約1万か所展開するなど、豊富な資産を築いた。政界進出にも意欲的で、幸福実現党が毎回、得票数が足りずに億単位の供託金を没収されながらも、選挙に挑み続けていることでも知られる。今年7月の参院選にも候補者を擁立する方針だ。幸福実現党幹部はこう話す。「選挙資金は信者の寄付、運動員も信者のボランティアに頼っている。その期待に早く応えたい」 収入の柱は“ベストセラー”を次々に生み出す大川氏の著書の出版ビジネスとセミナーとみられている。幸福の科学は、各地で連日のようにセミナーを開催し、多くの信者が参加費を支払って受講している。本誌が入手した教団施設「東京正心館」の2020年4月のセミナー日程表には、「中国発コロナ不況撃退『降魔繁栄祈願式』」「大金持ちになる法 学習会」「悪魔祓い祈願祭」「新強力・病気平癒祈願式」など毎日なんらかのセミナーの日程がぎっしり組まれ、中には「経営者マインドの秘密 御奉納3万円目安」と参加料が書かれているコースもあった。宗教学者の島田裕巳氏が語る。「新宗教のほとんどは創立者が亡くなったり引退して2代目、3代目に代替わりした。大川隆法さんは現在の新宗教界では数少ない創業オーナーです。外部がどう評価するかは別として、教祖が健在の宗教組織はある意味、大胆なことができるし、お金集めにしても勢いがある。それが幸福の科学の強みといえる」仏像を14億円で落札 先行する2教団に続いて、急速に信者数や資金力を伸ばしているとされるのが真如苑である。 真如苑は1936年に教祖で真言宗の僧侶・伊藤真乗氏が創設した真言宗系在家仏教教団で東京・立川市の真澄寺に総本部を置く。現在は娘の伊藤真聰氏が苑主を務める。 その名を轟かせたのは2002年、立川市と武蔵村山市にまたがる約106ヘクタールの広大な日産自動車工場跡地を739億円で購入した時だ。 さらに2008年には、ニューヨークのクリスティーズ主催のオークションで鎌倉時代の仏師・運慶作と伝わる大日如来坐像を14億円で落札。2012年に千代田区の皇居の近くに別院「友心院」を建設し、2018年には同地区に大日如来坐像はじめ所蔵する美術品を展示するための「半蔵門ミュージアム」を建設するなど、新宗教の中では中規模とされる教団ながら豊富な資金力を見せつけているのである。 新宗教は全盛期を過ぎたといわれる。文化庁の発行する『宗教年鑑』のデータでは、平成の約30年間で全宗教団体の信者数は5900万人減少、とくに仏教系は8700万人から4700万人に減った。高齢化、少子化の社会の波は宗教界にも押し寄せたのだ。「新宗教は高度成長期に地方から都会に出てきた人たちを信者として吸収して成長してきた面が強い。その世代の高齢化とともに教団の成長は止まった。世代交代もうまくいっていない。ほとんどの新宗教は、自前のお墓を持たないから世代が継承されにくい」(島田氏) そうした教団の成長が難しい時代にあって、真如苑は20年前(平成13年)の約80万人から現在(令和3年)は約93万人と信者数を大きく伸ばしている(出典は『宗教年鑑』)。 その代表的な修行法は「接心」と呼ばれる。教団のホームページではこう説明している。〈修行を重ねた指導者から「霊言」として伝えられるアドバイスを受けながら、自分のこころの傾向を見つめ、どのような方向へ向かっていくのか見極め、心の精度を向上させていきます〉 教団施設で「接心」を受けた時の寄付の目安は1回1000円とされる。島田氏が続ける。「接心というのは心理的なカウンセリング、悩み相談のようなものです。宗教に精神的な救済を求めるというより、病院に健康診断に行くようなライトな感じ。たとえば子育てが一段落した中高年層の主婦で、夫は大企業に勤めているけど家庭を顧みないといった時間とお金に余裕がある層などをうまく吸収しているのではないか。気楽に悩み相談ができて、多額のお布施や選挙活動などは求められない。宗教の堅苦しさもないのが時代に合っているのかもしれません」 信者拡大が資金力強化につながっていると言えそうだ。宗教雑誌『宗教問題』編集長の小川寛大氏が指摘する。「多くの新宗教には信者から固定的な金額をむしり取るような構造は実は存在しない。会費は立正佼成会が月100円、PL教団は月1000円、崇教眞光が月500円など、その程度の金額です。各教団のコアな収入源は、年間予定の様々な行事の参加費、祈祷料など。信者に寄付を競わせるような手法は、信者2世や3世が教団を支えるようになるとうまく回らないかもしれない」 新宗教団体の資金集めは時代の曲がり角にある。※週刊ポスト2022年5月20日号
2022.05.13 06:15
マネーポストWEB
黒川弘務元検事長と大川隆法氏が東大法学部の級友だった頃
黒川弘務元検事長と大川隆法氏が東大法学部の級友だった頃
 検察庁法改正問題の渦中、賭け麻雀が発覚して辞職した黒川弘務・元東京高検検事長。表舞台からすっかり姿を消した黒川氏だが、意外な過去が判明した。宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁と東京大学法学部でクラスメートだったというのだ。 それを明らかにしたのが、大川氏が著した『黒川弘務検事長の本心に迫る』なる書籍だ。発行日は5月19日、ちなみに週刊文春で賭け麻雀疑惑が報じられたのはその2日後だった。 大川氏は「霊言」として、松下幸之助からトランプ大統領、小保方晴子氏、蒼井優、習近平国家主席の娘・習明沢氏まで様々な人物の「守護霊」をたびたび呼び出しているが、今度は黒川氏に白羽の矢が立った。教団の広報局によれば「本書籍は、定年延長問題を巡り各所から批判が起こるなか、黒川氏の本心や人柄、人生観などを明らかにしたものです」とのことだ。 大川氏が呼び出した黒川氏の“守護霊”は、大川氏についてこう語る。〈語学のクラスと、法学部というのは一緒だったから。まあ、親しいっていうかどうかは知らないけど、私は尊敬はしてたけど〉〈(大川氏は)学生時代には、全体主義の研究をそうとうしていて、そういうものを防ぐことを、一生懸命研究なされていましたから。その影響を受けていないわけではありませんので〉「黒川氏の守護霊」は大川氏を「天才」だと評するものの、同書には具体的な交流がほとんど出てこない。そこで同時期に東大法学部に在籍していた元官僚に話を聞いた。「2人はドイツ語を一緒に履修していた。ただ、親しく話をしているところまでは見たことないなァ。友人と言うより“顔見知り”くらいの距離感だったと思いますよ」 大川氏は同書の「まえがき」で〈黒川弘務氏は、男としては立派な人である。人をバカにすることはなく人間としての深みがある〉と書いている。 黒川氏は、“尊敬する同級生(?)”からの激励をどんな思いで聞くのだろう。※週刊ポスト2020年7月3日号
2020.06.19 16:00
週刊ポスト
大川氏の講演会は継続されている(共同通信社)
創価学会と幸福の科学 2大新宗教の対照的すぎる感染対策
 キリスト教徒は教会に、仏教徒は寺にと、宗教は「集う」ことでその信仰心を深めてきた。数々のイベントが自粛になるなか、彼らは現在どう活動しているのだろうか。新宗教を代表する2団体の取り組みは対照的だった。雑誌『宗教問題』編集長の小川寛大氏がレポートする。◆小単位の会合もやらない 日本以上に感染が拡大し、3月18日現在で8413人の感染者を出している韓国でクラスター(感染者の小規模集団)となったのは宗教団体だった。 1984年に設立されたキリスト教系新興宗教団体「新天地イエス教会」。信者同士が、体が触れるほど密着して床に座り、1時間半以上「アーメン」と叫ぶ礼拝をしていたことから、その教会の中で感染が広がったと見られている。2月下旬時点での韓国の感染者のうち約半数が同教会関係者だったという報道もある。 そんな隣国の騒動があるなかで、日本の宗教団体は新型コロナウイルスにどう対処しているのか。 東京にみぞれが降った3月14日土曜日、新宿区信濃町は静寂に包まれていた。信濃町と言えば、公称会員827万世帯を誇る創価学会の本部所在地。広宣流布大誓堂や創価文化センターなど、数多くの教団関連施設が立ち並び、休日ともなれば全国、全世界から創価学会員が訪れ、ごった返す。しかし、JR信濃町駅そばの商店主はこう語る。「2月下旬ごろから本部での行事はすべて自粛だそうです。この町を訪れる方々も激減しました」 立ち並ぶ創価学会関係の施設に出入りする人の姿は、ほとんど確認できなかった。創価学会広報室に問い合わせると、「2月17日に、本部の諸施設(創価学会総本部)の利用中止と諸行事の中止、全国各地域のすべての学会施設の利用中止、『座談会』を含めた個人宅で行なう小単位の会合も行なわないと決定しました」 とのこと。この活動停止に近い“自粛”を3月末まで続ける予定だという。 2月20日には機関紙『聖教新聞』が、原田稔・会長ら幹部による紙上座談会を掲載。手洗いや不要不急の外出を控えることの重要性を説いたうえで、「御書(日蓮の著作)を徹底して研さんするチャンスであり、小説『人間革命』『新・人間革命』(池田大作・名誉会長の著書)を読み深める好機であると捉え、取り組んでいきたいと思います」(志賀昭靖・青年部長)と決意を述べていた。◆選挙に影響が出る? 学会員たちは現在、どのように過ごしているのだろうか。「僕は日頃から不まじめな2世会員ですから、大した影響はありません。ただ、昔から熱心に信心してきた母親は、学会の活動がほぼ全部なくなってしまったことで、手持ち無沙汰になっています」 そう語るのは、東京在住の男性学会員だ。「母は、空いた時間のほとんどを学会の活動に捧げていました。地域で行なわれる座談会や御書の勉強会などで、休日のスケジュールはびっしり。創立記念日などには信濃町本部の記念行事に参加し、選挙があれば公明党候補の事務所に詰めてずっと応援していました。それがなくなり、生きがいを失ってしまったようになっている」(同前) 別の若手学会員はこう言う。「私の祖母もそうですが、生涯を創価学会に捧げてきた古参信者には、“学会仲間”以外に友人・知人が少ない人も多いんです。座談会などは中止になっていますが、地域の学会員たちが公園や喫茶店などで集まることもあるらしい」「この自粛が長期化するとまずい」と危惧する学会員もいる。静岡県在住の古参学会員は言う。「4月26日に投開票の衆議院静岡4区補選では、公明党も推薦する自民党の深澤陽一氏(元静岡県議)と、野党統一候補・田中健氏(元東京都議)の一騎打ちという構図になってきた。 公明党として絶対に落とせない選挙だが、創価学会が事実上活動停止しているこの状況下では、選挙準備にどうしても影響が出てしまう」 団体の今後を心配する声もある。「若い会員たちの多くは単に『親が学会員だったから』という理由で入会した2世や3世で、活動に熱心な人はそれほど多くない。池田名誉会長の指導を直接受けた熱心な世代の会員たちは、ほとんどが高齢者です。今回の“自粛”で古参学会員の学会行事に関わるモチベーションが切れてしまったら、大げさでなく将来的な影響が出てくるかもしれない」(別の古参学会員)◆ウイルスを死滅させる 一方、この状況下でも普段と変わらない活動を続けている教団が、大川隆法・総裁率いる幸福の科学だ(公称会員数は1100万人)。 教団のニュースサイト「ザ・リバティWeb」によれば、大川氏は2月22日に香川県で、3月14日に宮城県で、会員らを前に講演。それぞれ約1300人、約1200人が詰めかけたという。 とくに2月22日の講演会で大川氏は、聴衆にマスク姿が多いことを見て、「(マスクは)実際全然要りません。(中略)コロナウイルスを死滅させることも可能です。そういう法力を持っております。だから全然気にしないで、治しに来たと思ったほうがむしろいいかもしれません」 などと語ったことが、「ザ・リバティWeb」で報じられている。 また、2月18日に発行された大川氏の霊言本『中国発・新型コロナウィルス感染 霊査』では、新型コロナを撃退する免疫として、「神への信仰」を挙げた。教団本部広報局は次のように説明する。「今回の感染は“中国発”であり、神を信じない共産主義独裁国家・中国による人権弾圧と覇権主義の魔手が世界に広がる危険性に対する神の警告と考えております。(教団の)行事の開催は、支部や精舎(教団施設)での(大川氏の)法話映像の拝聴や祈願等が中心で、特に制限しておりませんが、アルコール消毒等の感染予防や衛生管理には充分配慮しています」 さらに、「信者の方々から(新型コロナに対する)不安の声は聞いておりません」という。「大川氏の法話を聞けば、新型コロナに感染することはないのか」という質問に対しては、「『信仰すれば感染しない』と断定するものではなく、祈願や法話を通して、恐怖心を取り除き、信仰心を高めることで、免疫力が向上し、結果として感染の予防に繋がると考えます」との回答だった。 教団関係者は幸福の科学会員の日常をこう話す。「基本的には大川総裁や教団幹部らの話を聞いたり、教団からの出版物を読んだりといった“静かな活動”が多い。みんなで集まってワイワイ騒ぐといった活動はメインではなく、幸福の科学の行事がクラスターになる可能性は低いのではないか」 しかし、1000人以上が集まる講演会で、“信仰の力”がどこまで防波堤になるものなのか。 宗教には、疫病や飢饉などの際に聖職者が積極的に街頭に出て民衆を励ましてきた歴史もある。各団体の社会への向き合い方が問われている。◆取材・文/小川寛大(雑誌『宗教問題』編集長)※週刊ポスト2020年4月3日号
2020.03.25 07:00
週刊ポスト
幸福の科学の大川隆法総裁(共同通信社)
参院選で注目 創価学会と幸福の科学「新宗教2大勢力の今」
 7月21日に投開票を迎える参議院議員選挙は、日本の宗教界の近未来を予測する上でも重要な意味を持つ。なぜなら「創価学会」を支持母体とする公明党と、「幸福の科学」を支持母体とする幸福実現党の得票数から、新宗教を代表する2大勢力の“今の勢い”がわかるからだ。 前述した2つの宗教団体は、他の新宗教と違い文化庁発行の『宗教年鑑』(日本国内の宗教団体の統計調査を掲載したもの)に信者数が掲載されていない。公称では創価学会が827万世帯、幸福の科学は1100万人と圧倒的な信者数を誇るが、支持基盤となっている政党への得票数からは意外な事実が見えてくる。 公明党は、2005年衆院選(郵政解散選挙)では比例代表の合計票が898万7620票と過去最高に達した。しかし、それ以後の選挙での獲得票数は低落傾向にある。2010年代に入ってからは一度も800万票を超えず、2017年の衆院選では700万票を割った。「池田大作・名誉会長の指導を直接受けた熱心な世代の会員たちは、ほとんどが高齢者。若い会員たちの多くは単に『親が学会員だったから』という理由で入会した2世や3世で、活動への熱心さは感じられない」(古参学会員) 一方、幸福実現党は、結党直後の熱気の中で迎えた2009年衆院選では比例で45万票を集めた。以後、その数字からは落としているものの、近年の国政選挙での獲得票数は、増加傾向にある。  幸福の科学は出版事業も活発で、大きな収益源と言われる。宗教学者の島田裕巳氏はこう分析する。「多くの新宗教団体が2代目、3代目の体制となって初期の活気を失っている中、大川隆法・総裁は、日本の宗教界に残っている“最後の教祖”と言っても過言ではない。大川氏が教団を率いている限り、勢いは持続するでしょう。ただし、それ以後の状況となると見通せません」 教団のカリスマである大川隆法氏の後継者と目されていた長男の大川宏洋氏は昨年、幸福の科学との「決別」を宣言してインターネット上で教団批判を開始。“ポスト大川隆法”時代の展望は見えていない。●取材・文/小川寛大(季刊『宗教問題』編集長)※週刊ポスト2019年7月19・26日号
2019.07.10 11:00
週刊ポスト
(アリ・プロダクション提供)
千眼美子 幸福の科学「部長」就任で芸能界働き方改革へ
 幸福の科学に出家後、教団の所属タレントとして芸能活動を再開した清水富美加改め千眼美子(22)。知られざる彼女の教団での最新情報を、宗教学者の島田裕巳氏がキャッチした。 * * * 8月12日、浴衣を着て阿波おどりに参加する千眼の写真が徳島新聞に掲載された。実は徳島県は大川隆法・幸福の科学総裁の故郷であり、この阿波おどりに「幸福の科学連」として参加することは教団の“恒例行事”になっている。 釈量子・幸福実現党党首ら幹部が揃って参加するなか、先頭に立って踊る様子を地元紙が報じたことで、彼女が新たな広告塔として機能していることが分かる。 彼女はすでにそれに見合う肩書きを手にしていた。教団の広報宣伝と芸能活動の中心を担う「メディア文化事業局部長」に就任していたことが判明したのである。教団関係者が明かした。「千眼さんは芸能部門トップとして、教団が運営する芸能プロダクションの一女優にとどまらず、映画等の制作や企画にも今後携わっていきます」 教団内での彼女の発言力が増していることは、大川総裁との対談本『公開対談 千眼美子のいまとこれから。』(幸福の科学出版)でのやり取りでも窺える。〈あなたの秘密を教えてくれれば、うちの本の売上は、たちまち五倍、十倍になります〉〈政党(幸福実現党)の候補者が当選するためには、何をやったら人気が出るでしょうか〉などと大川氏が訊ね、千眼が答えているのである。 さらに千眼は今後、“芸能界の働き方改革”を実施しようとしているという。 彼女は出家した理由の一つが芸能界での仕事をめぐるトラブルであり、教団発行の雑誌『リバティ』(8月号)の巻頭インタビューでは、「働く理由」について〈今は多くの人を助けることを目的にしている〉と語っている。 教団に入信しなくても、事務所との雇用形態でトラブルを抱えている芸能人を、今後教団の芸能プロに取り込んで救っていくことは大いに考えられる。教団に問い合わせると、代わりに件の芸能プロが対応したが、「個別の事柄に関してはお答えできません」というのみだった。千眼の活躍によって、幸福の科学の動向から目が離せなくなってきた。(談)※週刊ポスト2017年9月15日号
2017.09.03 16:00
週刊ポスト
佐藤愛子エッセイ、『騎士団長殺し』よりなぜよく売れた?
佐藤愛子エッセイ、『騎士団長殺し』よりなぜよく売れた?
 出版流通大手のトーハンと日販は6月1日、それぞれ「2017年上半期ベストセラーランキング」を発表した。いずれのランキングでも、総合第1位となったのは、佐藤愛子さんのエッセイ集『九十歳。何がめでたい』だ。トーハンの2位は『伝道の法』(大川隆法・著)、3位は『騎士団長殺し(1・2)』(村上春樹・著)。日販は2位が『騎士団長殺し(1・2)』(村上春樹)、3位が『蜜蜂と遠雷』(恩田陸・著)だ。 現在90万部を突破する大ベストセラーの『九十歳。何がめでたい』だが、発売は昨年8月。それだけに今回の二冠達成に驚きの声が上がっている。八重洲ブックセンターの内田俊明さんはこう語る。「まさか両方とも1位とは想像していませんでした。私の実感としては、『騎士団長殺し』か『蜜蜂と遠雷』のどちらかではないかなと思っていました。もちろん、愛子先生の本はずっと売れ続けていますが、今年の新刊でもありませんし、2位か3位ぐらいかなあと」 4年ぶりの長編として社会現象を巻き起こした村上春樹さんの『騎士団長殺し』、直木賞と本屋大賞を初めてW受賞し話題を呼んだ恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』。いずれもテレビや新聞でも大きく取り上げられた。その2作品よりも『九十歳。何がめでたい』の方が売れたというのだから驚くのも当然だろう。その理由について、内田さんはこう分析する。「読まれた裾野の違いではないでしょうか。『騎士団長殺し』は、春樹さんのファンは読むけれども、それ以外の人まで裾野が広がっていないと感じます。それは『蜜蜂と遠雷』も同じで、W受賞といっても、普段小説を読み慣れている人や話題の小説は読んでおこうと思われている人は買うけれども、それ以外の人には届いていない気がします。 一方の『九十歳。何がめでたい』は、50代以上であれば、皆さん気になる題材が書いてありますし、若い人にとっては人生を重ねて来られたからこその貴重な話が書いてありますから、老若男女に読まれる余地がある本なのだと思いますね」 子供の頃から佐藤さんの本に親しんできたという丸善丸の内本店の高頭佐和子さんもこう話す。「佐藤先生はとても人気のあるかたですが、固定ファンのいる作家、好きな読者のかたが買ってくれる作家という印象でしたから、来年1位はきっと佐藤愛子さんだよねって予想していた人はあまりいなかったと思うんです。それがこれだけ話題になって、老若男女のいろんな人が買ってくださったのは、もともとの文章の面白さが伝わって、広がっていったからだと思うと、私もとても嬉しいです」 一口に老若男女といっても、その幅広さ、裾野の広がりはこれまでにないものを感じたと高頭さんは言う。「佐藤さんのコアな読者層である年配の女性のかたが『今、流行っている佐藤さんのアレ、ある?』といった感じで買いに来られることもたしかに多いですが、サラリーマンの男性も結構購入されているなという印象と、佐藤先生の『いちいちうるせえ』という言葉がインターネットで話題になったりしたことで、10代、20代のかたからの問い合わせも多いですね」 この本のいちばんの魅力は、「世代が違っても共通の話題として話し合える」面白さがあることだと高頭さん。「母から買ってこいと言われて、『九十歳。何がめでたい』を渡したんですが、たとえ親子でも、30才も年が離れていると話が合わないことが多いと思うんです。だから普段はお互い、そんなに本の話をしないんですが、この本では『ここの部分がすごく面白かったね』とか、『私はこう思った』とか、そういう話ができました。 その他、本の話をする友達や同級生たちとも、『すごく面白かったね』って話し合いました。小説などでも、今の世の中、感想を言い合ったりしない人の方が多いと思うんですが、『九十歳。何がめでたい』なら、おばあちゃんと孫ぐらい年が離れていても、楽しく話ができると思いますね」※女性セブン2017年6月22日号
2017.06.11 07:00
女性セブン
芸能活動再開の清水富美加、大川総裁長男との結婚説を追う
芸能活動再開の清水富美加、大川総裁長男との結婚説を追う
「子供たちとは離婚後、連絡をとっていないんです。でも、とってもお似合いだと思いますよ。長男は時代に敏感な芸術家タイプですし、女優さんと合うはず。結婚は、まったくイレギュラーなことではないと思います」 穏やかな口調でそう語るのは、大川きょう子さん。宗教法人『幸福の科学』総裁の大川隆法氏の元妻であり、教団の中枢にいる5人の子供たちの実母である──。《幸福の科学という宗教に出家しました》。女優・清水富美加(22才)が、そんな手書きの文書を発表して間もなく4か月。一時はまったく表舞台に姿を見せなかったが、5月23日、教団が新設した芸能事務所「ARI Production」への移籍が発表されたのを皮切りに、各メディアへの露出が増えている。 同日、産経新聞のインタビューで《映画の製作にも携わりながら、出演もどんどんしていく方向》と語ると、26日には『みんなのニュース』(フジテレビ系)にも出演。「(教団の)広告塔として利用される」という指摘には、「そう見えるだろうなというのを全部わかった上で(中略)自分で選んでいるというのをすごく強調したいです」と語った。 6月2日には大川総裁との共著『公開対談 千眼美子のいまとこれから。』が刊行される。「今まで大川総裁は霊験本など多数の本を出してきましたが、役職もない一信者との対談本は前代未聞です。清水さんが教団内で重宝され、大川総裁にごく近い、中心的なポジションにいることを感じます」(宗教ジャーナリスト) そんな清水についての仰天情報をキャッチしたのは2か月ほど前のことだった。「清水は大川総裁の息子と結婚する。ゆくゆくは後継者の妻として、教団を中枢で支えるらしい」──。教団元関係者は声を潜めてこう語る。「ほとんどの一般信者はそもそも清水さんが信者だと知らず、2月中旬の出家騒動には驚いていました。それから1か月も経たなかった頃だと思います。一部信者から『清水さんには教団幹部の道が約束されている。総裁の子供と親しいらしい』という話を耳にしました」 別の教団元関係者が続ける。「教団の中で芸能活動を引っ張っているのは長男の宏洋(ひろし)さん(28才)です。清水さんが教団の映画なんかに出演するとしたら、ヒロイン級であることは間違いありません。清水さんと宏洋さんが主演級で共演することは今後必ずあるでしょうね。宏洋さんはイケメンなんですが、まだ独身。以前から、“映画で主演を務めた信者の女優さんと美男美女で結ばれるのでは”なんて話がありましたが、そこに現れたのが清水さんでした」 もともと教団は、宏洋さんが代表の芸能事務所を持っていたが、今回新たに清水が所属する新事務所を立ち上げた。「教団は6本の映画の制作を予定しており、1つのプロダクションでは賄いきれないから、新たに事務所を立ち上げることにしたそうです。芸能部門の実質的なリーダーで露出も多い宏洋さんと清水さんがもし夫婦になって二枚看板になれば、家族愛、夫婦愛などをテーマにした映画も撮りやすい。教団をよりアピールしやすくなるでしょうね」(前出・宗教ジャーナリスト) そんな情報は教団の枠を超え、4月頃になると芸能界やマスコミ関係者の間で広まっていったようだ。「出家騒動以前に使っていた携帯電話はほとんど電源が入らず、友人たちも以前のように連絡がとれなくて、出家前の交友関係はほとんどなくなってしまっています。彼女が今頼っているのは、教団関係者だけでしょうね。もともと、高校1年生の時に両親が離婚し、父子家庭で育った清水さんは家族への憧れや結婚願望が強い。あれだけ教団から重宝されているわけですから、総裁一家に嫁いだとしても何も不思議はありません」(芸能関係者) 清水は信者としての活動をこれから本格的にスタートさせる。「夏ごろから教団を通じた芸能活動を始める見通しで、新作映画の撮影も始まると聞いています。映画は年末に公開される予定のようです」(別の芸能関係者) 噂される結婚はあるのか。清水の所属事務所に尋ねると、文書で簡潔に以下の回答があった。「そのような事実はございません」 火のない所に煙は立たないというが…。まだまだ波乱含みの再起動となりそうだ。※女性セブン2017年6月15日号
2017.06.01 07:00
女性セブン
大川隆法氏の守護霊インタビューで星野源の霊は恋愛テク披露
大川隆法氏の守護霊インタビューで星野源の霊は恋愛テク披露
 清水富美加(22才)が刊行した『女優・清水富美加の可能性 ~守護霊インタビュー~』で話題になった、宗教団体・幸福の科学が行っている守護霊インタビュー。「守護霊インタビューと呼ばれるもので、大川隆法総裁のもとに守護霊が降りてきて、大川総裁の口から対象人物の“本心”が語られるとされています」(全国紙記者) 歴史上の人物から、存命の有名人や政治家まで、これまでに出版された守護霊本はこの5年半で約400点を数える。出版活動は教団にとってどういった意味を持つのか。宗教学者の島田裕巳さんは、次のように解説する。「対外的には布教活動、信者に向けては“うちの教団はこんなに面白い本を出している”と共通の話題を提供して結束力を高める意味もあるでしょう。本の売り上げが直接教団の資金にもなります」 2014年7月、ドラマ『HERP』(フジテレビ系)の第2期放送の直前に木村拓哉(44才)の守護霊インタビュー本を発売。SMAPメンバーについて、《あれだけ個性が強いとさあ、もうバラバラで、みんな、それぞれが主役をやって、別なドラマとか、映画とかに出てたらさあ、本当はあんなグループなんていうのは存在できないもんだよ》 人気絶頂だった2000年の工藤静香(46才)との結婚については《よく考えたの。あんまり美人と結婚すると、人気が落ちると思って、ほどほどで抑えたところが、人気が落ちず……。》と明かしていた。 綾瀬はるか(31才)の霊言本発売は、日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した『海街diary』公開直前の2015年4月。《「複雑な演技ができる」とか、「多少無理な注文をしてもやってくれる」とかいうふうなところがないと、生き残れないかなあと思うんで。(中略)深津絵里さん風の不思議な演技ができたらいいなあと思ったり》と、守護霊は憧れの気持ちまで語ったという。 昨年10月クールの連ドラ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で大ブレークした星野源(36才)の守護霊インタビュー本は熱気さめやらぬ今年2月に発売。《外見が悪い私みたいな男は、やっぱり、話でモテなきゃいけないわけですよね。だから、「話モテ」っていうのをしなきゃいけない。女性は、よく話してくれる男性をありがたがって、沈黙が続くのをすごく怖がりますよね? 沈黙が五秒続くと、女性はもう帰り支度を始めますから。だから、沈黙させないように、話で、トークで惹きつけないといけないんですねえ》 と恋愛テクニックを披露したかと思えば、《次は、新垣結衣さんと入浴シーンが撮れるようなところまで“出世”したいなと思ってます》 と大胆宣言も綴られた。 他にも、DAIGO(38才)や北川景子(30才)、ローラ(26才)、堺雅人(43才)、菅野美穂(39才)、岡田准一(36才)など守護霊インタビューには話題の人が間髪入れずに登場する。芸能人だけに留まらない。イチロー(43才)や本田圭佑(30才)といったスポーツ選手から、「STAP細胞」の小保方晴子氏(33才)や安倍晋三首相(63才)といった政治家の守護霊も呼び出されている。 昨年11月には、後に大統領選を僅差で制することになるアメリカのドナルド・トランプ大統領(70才)の守護霊本が発売。《アメリカに、ドナルド・トランプあり。それが、偉大な国であることの証明書だ。ハハハハハ》。昨年7月の都知事選直後には、小池百合子都知事(64才)の守護霊が《私も内心、「女性初の総理大臣になってみたい」っていう気持ちは持ってはおりました》と告白していた。 世間の関心を集める“渦中の人”が次から次へと登場する理由を、前出の島田氏はこうひもとく。「話題の人を取り上げることで、宗教の持つ怪しいイメージを刷新したいのでしょう。宗教に関心のない人にとっても、『ああ、あのいつも話題の人の本を作る団体だよね』とカジュアルで親しみやすい認識が広まります。そういう人は信者という“味方”にならなくとも、“敵”になることもない。『幸福の科学』の広報担当者に、テレビ局出身のメディアのプロが就いていることからも、『教団の見え方』への力の入れようが伝わってきます」※女性セブン2017年3月9日号
2017.02.25 16:00
女性セブン
高須院長「大川隆法氏に守護霊インタビューお願いしたい」
高須院長「大川隆法氏に守護霊インタビューお願いしたい」
 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は話題沸騰のピコ太郎CMと清水富美加の出家騒動についてお話をうかがいました。 * * *──さて、高須クリニックの新CMが公開されましたね。ピコ太郎さんが出演しています。高須:すごく良いCMができたと思う。豪華絢爛で楽しくて、最高だよ。ピコ太郎くんの好きなようにやってもらったんだけど、大正解だったね。いやあ素晴らしい。──聞くところによるとギャラはまだ決まっていないとか?高須:そうそう。『ノンストップ!』(フジテレビ、2月22日放送)では「何百億円までなら払う」って言っちゃったけど、まあ、欲しいっていう分だけ払うよ(笑い)。お金は使っていかないと、死んじゃうからね。──CM自体でもそういう豪快さが思いっきり表現されてますしね。高須:そう、下品だなんだって言われるけど、下品なことが日本を良くしていくんだよ。下品じゃないと景気も良くならない。粋なんて面白くない。ダサいくらいが素晴らしい。豪華絢爛なほうがステキじゃないの! もちろんお金に余裕がない人は節約をしなければいけないんだろうけど、僕は今までに一生懸命働いてきた蓄えがあるから、それを存分に使って、世の中を明るくしたいんだよ。本当にね、貧乏性なんて最悪。貧乏は精神を蝕んでいくよ。──先日、上野千鶴子さんが中日新聞紙上で「みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい」と発言されていましたが、高須院長はツイッターで異論を唱えていましたね。高須:「貧しくなろう」ってまったく意味がわからない。それで世の中が良くなるはずがない。それだと、豊かになりたいと思っていろんなことを頑張ってる若者を否定していることになるし、僕みたいなじいさんは、このままひっそり静かに生活して、お金を抱えたまま死ねっていうことなのかな? まったく理解できないね。 それに、みんなで貧しくなるっていうことは、将来の世代にもその貧しさを強要するということでもあると思うんだよ。それはあまりにも自分勝手だ。むしろ私財を投げ打ってでも、次世代に向けて種をまくべき。お金は、必要としている若者たちのために使うのがいちばんだよ。──院長は現在お給料をもらってないんですよね?高須:そう。すべて病院に還元しているし、スタッフの給料は目一杯あげてるし、美容整形の手術料も40年間据え置き。超ホワイト企業だよ。清水富美加さんもうちのスタッフだったら、出家しなかったかもね(笑い)。──いやいや、そういう問題じゃないと思いますよ(笑い)。ちなみに、院長も出家された僧侶という立場でもありますが、清水さんについてはどう思いますか?高須:出家したことでいろいろ言われているけど、まあ出家ってものは、残された人々に散々迷惑をかけるものだからね。これはもう仕方ない。それが出家の正道なんだよ。出家しても特に変わらない生活を送っている僕のほうが邪道(笑い)。だから、清水さんは幸福の科学で一生懸命その教えに沿って頑張っていけばいいじゃない。そういうもんだよ。──幸福の科学についてはどんなイメージを持っていますか?高須:僕は仏教徒だから、幸福の科学の教えを信仰することはないけど、ただ幸福の科学も含めて、キリスト教でもイスラム教でも、信仰を持っている人とは意外と付き合いやすいと感じているね。その人が信仰している宗教のルールみたいなものをなんとなく知ることができれば、行動原理も見えてくるし、考え方もわかってくる。信仰という芯があるから、ブレることもないし、付き合い方がわかるんだよ。世間では、宗教に対する偏見があるけど、むしろ無信仰の人のほうが怖いと感じることもあるね。何をするかわからないというか。 あと、大川隆法さんの守護霊インタビューには興味あるよ。ぜひとも、僕の守護霊とお話をしてもらいたいなあ。僕は今まで九死に一生を得た経験も多いんだよ。おそらく守護霊が守ってくれたんだろうね。だから大川先生に守護霊を呼び出してもらってお礼を言いたいね(笑い)。 * * * 大川隆法氏の“霊言”について興味津々な高須院長。ぜひとも院長の守護霊インタビューを実現していただきたいところです!【プロフィール】高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)など。最新刊は『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)。
2017.02.25 07:00
NEWSポストセブン
激変する宗教界 脱原発訴え民進党を支持する法華系新宗教も
激変する宗教界 脱原発訴え民進党を支持する法華系新宗教も
 信者数が減り続けているとはいえ、いまも絶大な影響力と存在感を示す宗教界。いま、安倍政権の誕生で、その宗教界に地殻変動が起きている。宗教界のなかでも安倍政権と一定の距離を置いているとされる宗教団体を紹介する。【ワールドメイト】・代表:深見東州リーダー・創立:1984年・信者数:7.2万人・本部所在地:静岡県伊豆の国市 深見東州氏は本名の半田晴久名義で塾経営など多様な事業を営む。教団関連出版社からは保守系の出版物が多数発行。しかし深見氏と親交の深い政治家は亀井静香氏や小沢一郎氏らで、安倍政権とは微妙な距離感もある。【幸福の科学】・代表:大川隆法総裁・創立:1986年・信者数:世界1200万人・本部所在地:東京都品川区 創始者の大川隆法氏を地球神「エル・カンターレ」とし、ユートピア建設を目指す。幸福の科学を母体とする「幸福実現党」は憲法改正などを訴える保守政党だが、消費税増税反対、マイナンバー見直しなども主張。安倍政権の政策に批判的な側面も。【パーフェクト リバティー(PL)教団】・代表:御木貴日止教主・創立:1946年(前身1916年)・信者数:90.3万人・本部所在地:大阪府富田林市 戦前、前身教団「扶桑教ひとのみち教団」が国家から弾圧を受けた経緯から、戦後は平和運動などに注力。改憲や総理の靖國参拝に反対する新日本宗教団体連合会(新宗連)の中心教団の一つでもある。【大本】・代表:出口紅教主・創立:1892年・信者数:16.8万人・本部所在地:京都府亀岡市 神道系の新宗教。霊能力で知られ、「聖師」とされた教団指導者、故・出口王仁三郎の時代に急拡大するが、戦時下に国家から大弾圧を受ける。戦後はリベラル寄りの姿勢を見せ、護憲、脱原発などを訴える。【生長の家】・代表:谷口雅宣総裁・創立:1930年・信者数:52.1万人・本部所在地:山梨県北杜市 かつては「愛国教団」と呼ばれたほどの保守的な団体だったが、現在では政治運動からほぼ撤退。2016年の参院選では「与党を支持しない」と表明。環境運動に注力するなどして「エコロジー左翼」との評価も。 【全日本仏教会】・代表:小峰一允会長・創立:1957年・加盟団体数:105団体・本部所在地:東京都港区 伝統仏教教団の連合体。閣僚の靖國参拝反対、憲法9条擁護、脱原発など、リベラルな政治的見解を発信し続けている。【立正佼成会】・代表:庭野日鑛会長・創立:1938年・信者数:282万人・本部所在地:東京都杉並区 法華系の新宗教団体。開祖である故・庭野日敬氏は宗教界における反創価学会派の旗手で、現在も自公連立と対立する関係から民進党支持。安保法制への反対や脱原発なども訴える。●監修/小川寛大(季刊「宗教問題」編集長)※信者数など各種データは宗教年鑑(平成27年度版)や公表資料をもとに本誌が作成。※SAPIO2017年3月号
2017.02.24 16:00
SAPIO
清水富美加の出家告白文書は教団の「勧誘ビラ」のようなもの
清水富美加の出家告白文書は教団の「勧誘ビラ」のようなもの
 2月12日、清水富美加(22才)は《ファンの皆様・報道関係者の皆様へ》と題した手書きの文書で芸能界から姿を消すことを明かした。清水の“出家告白文書”は、『幸福の科学』の会見の場で報道陣に配られたものだ。この文書について、宗教学者の島田裕巳氏はこう分析する。「出家の部分がいちばん大きな文字で綴られているのは“とにかく芸能界を離れたいんだ!”という叫びにとれる。さらに、メッセージには今後の具体的なことは一切記されていない。彼女自身、ただただ芸能界を離れたいだけであって、この先教団で何をしたい、していく、ということをまだ決めていないように思えます」  大川隆法氏が1986年に設立した『幸福の科学』は、現在世界に約1200万人の信者がいるという。 「その中で、人に教えを説いたり、瞑想や祈願を指導する立場になることを、“出家”といいます。ただ、希望すれば全員ができるわけではなく、全信者のうち出家しているのは2000人ほど。22才という彼女の年齢で出家するのは珍しいことです」(全国紙記者)  それではなぜ、彼女は“天命”となる抜擢を受けたのか。前出の島田氏が続ける。 「どの宗教団体にとっても、信者を増やすことは常に大きな目的であり課題の1つです。教団は清水さんをシンボルに据え、話題性にあやかって若返りを図りたいのでしょう。 現在、教団員は50~60代の世代が多いといわれています。若返りを目指して大川氏は27才の息子を重要なポストに据えましたが、あまり効果が出ているとはいえなかった。清水さんほどの知名度があれば、若い人が教団に興味を持ち、門戸が広がる。結果として、信者の増加に繋がるんです」  4月に2本、夏に1本の映画が公開されれば、そこで輝く教団の“広告塔”である清水に憧れたり、共感したりして教団に関心を抱く多くの若者が現れることだろう。《神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております》  清水は文書にそうも綴っていた。 「それはさながら、絶大な影響力のある教団の“勧誘ビラ”のようなものではないか」(前出・島田氏)※女性セブン2017年3月2日号
2017.02.20 16:00
女性セブン
県8強の幸福の科学学園野球部 夢は甲子園で校歌を歌うこと
県8強の幸福の科学学園野球部 夢は甲子園で校歌を歌うこと
 昨年9月、高校野球ファンの注目を集めるニュースが栃木の下野新聞に載った。開校5年目の幸福の科学学園野球部が秋季栃木大会でベスト8に進出。県8強は各都道府県の高野連が選ぶ21世紀枠の選考対象となる。甲子園の常連校・作新学院に敗れたものの、大会前まで公式戦未勝利だった同校にとっては大躍進だった。 同校の母体は幸福の科学である。総裁の大川隆法が創始し、公称信者数1100万人。教団の総本山である那須精舎の敷地に隣接して学園校舎とグラウンドはある。 ナインは地元出身というわけではない。全寮制なので生徒は全国から集まり、職員と共に寄宿生活を送っている。校長の喜島克明と一緒に練習を見学した。「最初の頃の練習試合のスコアは0-50でした」 校長はとうとうと創部時の様子を語り始めた。相手は矢板中央高校で、試合後に幸福の科学の部員は、相手チームの監督である樋下田宏一に「どうしたら野球がうまくなるんですか」と詰め寄った。その熱意に感動した樋下田は、矢板中央を定年退職した2011年に同校の監督に就任し、その後入信した。 白地に赤い文字で「幸福の科学」と入ったユニフォームを着て、選手たちはグラウンドに立つ。気になったのは、帽子に縫われた「RO」の校章だ。幸福の科学の英語表記はHappy Scienceだったはず。「ROは大川隆法総裁のイニシャルからデザインされた幸福の科学のシンボルマークです」(喜島) 帽子に校名ではなく創立者のイニシャルを入れる学校は幸福の科学学園ぐらいだろう。 同校は昨秋の栃木大会で公式戦初勝利を飾り、夏にコールド負けした足利工大附属にも勝利した。初戦敗退を続けてきた野球部はなぜ強くなったのだろうか。「夏の予選後、大川総裁に『弱くても勝てるよ』というアドバイスをいただきました。以来、肉体鍛錬と走り込みに力を入れた練習をしました。大川総裁からは、バッティングの力を上げなさいともいわれました。それで、打撃練習には相当時間を割きました」(同前) するとチームは生まれ変わったように打ちまくった。開校と同時に中学校に入学した主将にも話を聞いた。「たとえリードされていても、後半になれば勝てるという自信があります。それは僕らには神様がついているから。ピンチの時は『大丈夫』という安心感があるし、チャンスの時は『絶対打てる!』という気持ちが芽生えます」 校長の喜島は、甲子園で校歌を歌うことが夢と語る。「まだベスト8ですから先は長い。でもいつか、甲子園で校歌を流すことができたらうれしい」 その校歌『未来をこの手に』の作詞は大川隆法で、「霊指導仏陀」とクレジットされている。さらに同校の応援歌は「作曲・モーツァルト」だ。「総裁の守護霊が仏陀ですから、仏陀のインスピレーションによって作詞されたのが校歌です。応援歌の作曲も、モーツァルトのインスピレーションによるものです」(同前) 共同生活を送る部員の愛読書は、大川隆法がイチローの守護霊を招霊した霊言本『天才打者イチロー 4000本ヒットの秘密』だ。彼らはこの本を通じて365日鍛錬し続けることの重要性を学ぶという。●柳川悠二(ノンフィクションライター)と本誌取材班 (文中敬称略)※週刊ポスト2015年4月10日号
2015.04.03 16:00
週刊ポスト
宗教本置く書店 「店員に信者いるのか」とクレームつけられる
宗教本置く書店 「店員に信者いるのか」とクレームつけられる
『人間革命』シリーズ(池田大作著、聖教新聞社)や、話題の人物が取り上げられている「公開霊言」シリーズ(大川隆法著、幸福の科学出版)など、常にベストセラーとなる宗教本は数多い。 主に信者がまとめ買いをするため、書店にとってはありがたい本となっているが、その実態について3人の書店員が明かす。●座談会参加者Aさん/大手チェーン店ビジネス街の店舗勤務(女性) Bさん/大手チェーン店本部担当(男性) Cさん/中堅チェーン店郊外スーパー内店舗勤務(男性) * * *Aさん:信者の購入者はランキング入りを狙っているわけよね。Bさん:むこうさんも、そのチェーン店や店舗でどれくらい1週間に買えばランキングに入るかは、わかってるから。Cさん:私もお店で、「店員に信者がいるから、置いてるのか!」ってクレームつけられたことがあります。Bさん:一般のかたが思っているより「普通の出版社」なんだよね。というか、こちらは一出版社として接している。Cさん:ときどき、「セミナー系の勧誘とか、あるんじゃないの?」と聞かれるけど、それはありませんよね。Bさん:ない。Aさん:版元からは、まずないね。取次が扱っている通常の書籍だから、ごく普通の出版社の営業さんと同じ。 ある新宗教系で本を購入された方の手相を見るというイベントは見たことあるけれど、にぎやかしで、その場で勧誘とかはなかったよ。Bさん:本音を言えば、宗教本に限らず、書店員としては「自分がいいと思った本」を売りたいわけだけれど、売り上げも大事なので……。Cさん:僕はわり切ってます。売れる本がいい本です!※SAPIO2015年1月号
2014.12.29 16:00
SAPIO
宗教本のまとめ買いに書店員喜ぶ 「幸福さん」と呼ぶ店も
宗教本のまとめ買いに書店員喜ぶ 「幸福さん」と呼ぶ店も
 新刊が毎月数千点出るなかで、常にベストセラーとなる『人間革命』シリーズ(池田大作著、聖教新聞社)や、話題の人物が取り上げられている「公開霊言」シリーズ(大川隆法著、幸福の科学出版)など、どうしても目につく宗教本。“意外”な実情とは……? 宗教本ベストセラーの秘密を、3人の書店員が座談会で暴露する。●座談会参加者 Aさん/大手チェーン店本部担当(男性) Bさん/大手チェーン店ビジネス街の店舗勤務(女性)Cさん/中堅チェーン店郊外スーパー内店舗勤務(男性) * * *Aさん:宗教法人系出版社の“宗教本”は数多いけれど、どの店舗でも、“売れる”のは新宗教系の本。『新・人間革命(25)』(池田大作著)は2013年の年間ベストセラー総合6位、『未来の法 新たなる地球世紀へ』(大川隆法著)は同11位(ともにトーハン調べ)と上位をキープしている。Bさん:私はビジネス街にある店勤務だけれど、幸福の科学出版の単行本は、刊行スピードも速いし、たくさん入荷してきている印象。Aさん:元衆議院議長の土井たか子さんが亡くなったとわかったすぐ後に、“ご霊言”シリーズ(幸福の科学出版)が出て驚いた。時事ネタへの対応スピードは、書店員として棚作りの参考にしたい(笑)。Cさん:(創価)学会さん関係本は、郊外や地方のお店にも行き渡っている印象です。うちの小規模店舗でも、取り扱ってますから。Aさん:選挙とのからみが大きいと思う。幸福実現党(幸福の科学が支持母体)は国政選挙メインでしょう。だから、大型書店で売れていることをアピールするためチェーン店の都市部店舗に置かれることが多い。Bさん:公明党(創価学会が支持母体)の場合、市区町村の議員さんも多いから、地域に根付いた書店さんにも置かれている。Cさん:やっぱり、まとめ買いが多いですよね?Bさん:基本は信者さんが買われるから。何十冊とか単位もザラで、正直ありがたい。「今月は、リバさんたち(雑誌『The Liberty』〔幸福の科学出版〕から)がたくさんいらっしゃって、(売り上げが)助かった!」みたいな。Aさん:うちは「幸福さん」と呼んでる(笑)。Bさん:ネット書店より実店舗を重視しているのか、取り扱いがない店舗の場合でも、リバさんが書店に多量に注文してくださったりする場合もある。Aさん:ただ、新宗教関係の本は、クレームもよく受ける。Cさん:何て言ってですか?Aさん:例えば「今週のベストセラーランキング」コーナーを店舗で展開すると、どうしても彼らの本が、上位に入ってくるわけ。それを見たお客様から、「ああいう(特定の宗教)本を入れるとはけしからん」とお叱りを受けたりね。Bさん:そういう場合はなんて説明するの?Aさん:「あくまで、実際の販売数で集計したランキングです」とそのままをお答えする。逆に、売れているのに特定の本だけ抜かすのも恣意的で変でしょう。※SAPIO2015年1月号
2014.12.17 07:00
SAPIO
大川隆法氏 守護霊降臨で年間52冊出版はギネス記録認定
大川隆法氏 守護霊降臨で年間52冊出版はギネス記録認定
 勢力を伸ばしてきた新教団の特徴に教祖のカリスマ化が挙げられると宗教学者の島田裕巳氏は指摘する。現在進行形でカリスマ化が進んでいるのが、幸福の科学の大川隆法総裁だ。 * * * 大川氏は1956年に徳島県で生まれ、東京大学法学部を卒業後、商社のトーメン(現在の豊田通商)に入社。 24歳の頃、「イイシラセ、イイシラセ」と、〈福音〉を告げる自動書記(手がひとりでに動いて文字を書くこと)がはじまったとされ、霊界との交流をはじめ、自らを「エル・カンターレ」(幸福の科学の本尊)と自覚したという。  同教団も「幸福の科学学園」を設立したり、信者向けの月刊の小冊子を出してその中で“大川氏を信じることの素晴らしさ”を説くなど創価学会と似たようなカリスマ化のシステムを持っているが、特徴的なのは、600点を超える大川氏の著作である。 一般人には信じがたいが、歴史上の人物の霊や存命中の人間の守護霊が大川氏に“降臨”して喋るとされる「霊言」による著作が、特に一昨年から数多く出版されている。 その出版ペースは早く、多い月には12冊も刊行され、ついに年間の書籍発行点数52冊(2009年11月23日~2010年11月10日)はギネス記録として認定されたという。大川氏の著作は一部書店で100冊単位のまとめ買いもあって常にベストセラーに入っているが、信者は年中それを読むことによって、大川氏に敬慕の念を抱き続けることになる。  大川氏は1980年代も霊言本を出版していたが、最近は宗教的なものよりも、ドラッカーや坂本龍馬などその時々の流行を取り入れ、政治・経済・社会・国際問題などを扱う内容が多くなっている。これらの著作は、信者にとっては「総裁の著書を読めば社会情勢がわかる」という知識伝達の手段になっていると言えよう。読んで具体的に役に立ついわば「教養宗教」の性格が色濃いものである。※SAPIO2011年3月9日号
2011.03.05 16:00
SAPIO

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