千秋一覧/2ページ
【千秋】に関するニュースを集めたページです。

佐藤健と本田翼がバクナンのライブVIP席に登場
チケットは全公演即完売。ライブ会場の周辺には20代女性たちが列をなす──。まもなく3か月にわたる全国ツアーのファイナルを迎えるのは男性3人組の人気ロックバンド「back number」、通称・バクナン。ラブソングの切ない歌詞に泣く女性は多く、羽生結弦(22才)も演技の前に聴いているという。 4月8日のライブ会場は横浜アリーナだった。オープニングから会場は揺れる。女性客が多いなか時折カップルの姿も見られるが、2階席にひときわ目を引く美男美女がいた。佐藤健(28才)と本田翼(24才)だった。「ライブ中は、佐藤さんが翼ちゃんの耳元に何か囁いて顔を見合わせて笑っていたり。とにかく美しすぎてドラマのワンシーンのように絵になってました」(ライブ関係者) 佐藤と本田は2013年のドラマ『とんび』(TBS系)に出演しているが、共演シーンは多くはなかった。 佐藤は芸能界きってのモテ男。石原さとみ(30才)、前田敦子(25才)をはじめ、9才年上の広末涼子とお泊まりデートが報じられたことも。もしや次のお相手は…!?「翼ちゃんは、最近昨年のドラマで共演した菅田将暉さん(24才)との交際が噂になりましたが、仲のいい友人のようですね。この日のライブはバクナンのボーカルの清水依与吏(32才)が本田さんのことがタイプと公言していたので、そんな関係もあって見に来ていたのかもしれません」(芸能記者) 人気者のふたりに、ライブ会場はザワッ。「ふたりは別々のグループでライブを見に来ていたそうですよ。翼ちゃんは仲のいいモデルで女優の野崎萌香ちゃん(27才)と2人で来ていましたから。佐藤さんと翼ちゃんはたまたまVIP席で顔を合わせたようです。席もすぐ近くでしたから、目立ったのかもしれません」(前出・ライブ関係者) VIP席に歌手で女優の大原櫻子(21才)やタレントの千秋(45才)もいた。back numberのバックヤードは豪華なことになっていた!※女性セブン2017年6月8日号
2017.05.25 16:00
女性セブン

栗山千秋 エヴァンゲリオンのブルーレイを観て感動した
「第9回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」の授賞式が開催され、女優・栗山千秋が登場した。同賞は、2016年に発売されたブルーレイディスクの中から、「映像がきれい」「DVDより音声がきれい」「DVDにはない機能やサービスがついている」特徴が活かされた作品に与えられるもの。グランプリに輝いたのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 3Dコレクターズ・エディション』となった。 また、DEGアワード アンバサダーの栗山は、初めてブルーレイを自宅で見た際に、映画館のようで驚いたという。そして、『エヴァンゲリオン』のブルーレイを観た時は感動したという話もした。撮影■小彼英一
2017.03.01 16:00
NEWSポストセブン

需要高まる同窓会は「女として現役であることを試す場」
近年、同窓会の需要が高まっているという。同窓会の幹事を代行している『笑屋』の取締役・八木誠さんによると、同窓会の問い合わせは毎年130%ずつ増えているとのことで、とくに65才以上の同窓会は恒例行事のように定期化しているとのこと。 しかし、楽しそうに出かける両親の背中を見ながら、「なんでそんなに同窓会が楽しいのか、わからない」と首を傾げるのは40~50代の子供たちだ。会社員の松野洋子さん(仮名・42才)は、同窓会の案内状を片手に、ため息をつく。「今年5月に、地元の高校の同窓会があるんですが、正直行きたくないんです。というのも、以前に一度、高校時代の親友4人組で再会したとき、さぞや話に花が咲くと思ったら、全然違ったんですよ」 松野さんは地元・大阪から高校卒業と同時に上京し、大学卒業後は広告業界に就職した。5年前に結婚したが子供はいない。親友のうち、高校時代から外国人と結婚したいと話していたA子は、その願いを叶えてフランス人と結婚し海外生活。職場結婚したB子は地元で子育てしながら時短で働き、C子は大学卒業後、すぐに幼なじみと結婚して専業主婦になった。「授業中におしゃべりして先生に怒られるほど仲がよくて、トイレに行くのも一緒だった私たちに、今は何の共通点もないんです。専業主婦のC子の前で仕事の話はできないし、私は子供がいないから子育ての話はあちらが遠慮して結局盛り上がらない。なにより生活環境が違いすぎて、何を言っても自慢に取られてしまいそうだし…。東京に来てかなりの年数がたっているので関西弁も薄れてきて、何か言うと『東京弁や~』と言われてしまうのも、言葉少なになる一因です。私から見ると子供がいる家庭はうらやましいけど、彼女たちは『かっこいい仕事だね』と言う。お互いに悪気はないけれど、なんだか居心地が悪くって…」 一方、『おとなの始末』などの著書がある作家の落合恵子さん(71才)は、時間が合わず学校の同窓会にはなかなか顔を出せないものの、大学時代入っていたサークルの集まりには何度か参加して楽しんでいる。そんな落合さんは「若いうちは互いの違いを認め合うことが難しい」と指摘する。「私くらいの年齢になれば、これまで重なり合わなかった個人の人生も、まるごと認め合える。だけど40代前後はどうしても自分の身長よりも1.5cmくらい背伸びしてしまうし、相手を見て自分より上か下かを比べてしまう。しかも女性の場合、シングルか既婚か、子供の有無、仕事など、若いうちは状況が全く違うから難しい」 夫や子供がいたらいたで、その職業や年収、成績が悩みのタネになる。「子供の中学受験に失敗した時は、同級生から『受験、どうだった?』って聞かれるのが嫌だったし、同級生の子供がいい中学に合格したという話も聞きたくなかった。子供が晴れて高校に合格するまでの3年間は、同窓会に行きませんでした」(55才・主婦) タレントの千秋(45才)は、情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、同窓会に軽自動車で夫に迎えに来ないでほしいと言い、「来るなら見えないところに来てほしい」「すごくでかい車で来てほしい。服もヨレヨレだとダメ」と発言した。このコメントはネット上で非難を浴びたが、「現実はその通り」と同調する声も多数上がった。 見栄やマウンティングに苦しむ一方で、お互いの昔の姿を知っている人に会うことは楽しく心弾むことでもある。女優・吉沢京子(62才)は、「10年前から少しずつ顔を出すようになりました」と話す。「40代の頃はちょっととんがってたというのかな、『いいんじゃないかな、行かなくっても』と思っていたのですが、一度仕事で地元に行った時、偶然会った同級生に『今日やってるから来ない?』って声をかけられたんです。行ってみたらいいもんだなって(笑い)。運動神経が鈍くて、かけっこがビリだったとかまで知られているから、自分のことを隠しても仕方がないですよね。それぞれ家庭を持ち、社会的に変化はしているけど、芯の部分で通じ合うものがあるんです。彼らに会うときのリラックス感は、ほかの友達とはまた別のもの。心の鎧がとれるんです」 たとえ何十年も会っていなくても鎧を脱いで近しい関係になれるのが同窓会の良さだ。2児の母で会社員の川崎佑子さん(仮名・52才)は、大学時代のテニスサークルの同窓会に頻繁に顔を出す。「開催は土日の夜。会場は渋谷や青山のこじゃれた居酒屋が多くて、会費は安いと5000円だけど、1万円を超えることもあります。参加前の美容院代やネイル代を考えると、結構な出費です」 それでも参加する理由について、「みんな、夫や妻以外の異性と気軽に話す場を求めているんです」と語る。 川崎さんに不倫の経験はないが、女友達から「実はあの後…」と同窓会の後日談を告白されたこともある。“昔を知っている”という共通項が免罪符になるからか、それほど罪悪感がないのが特徴だ。「同窓会って、自分が女として現役であるということを試す場でもあるんです。ただ、やりすぎると女子たちから総スカンを食らってしまう。不倫目的じゃなくても色目を使う子もいて、リーダー格の女子が“あの子、やりすぎじゃない?”と言うと、次からしばらく同窓会に誘われず“出禁”なんてこともありますよ」 実際、ドラマや漫画でも「同窓会」と「不倫」「恋愛」「マウンティング」は結びつけて語られることが多い。 2010年に放送された『同窓会~ラブ・アゲイン症候群』では、中学の同級生同士だった黒木瞳(56才)と高橋克典(52才)が同窓会で出会い、やがて駆け落ちする。 柴門ふみの大ヒット漫画『同窓生~人は、三度、恋をする~』でも、主人公の健太は中学の同級生あけひと同窓会での出会いを経て、再び彼女に惹かれてゆく。 ちなみにそれは日本に限ったことではない。例えばウディ・アレンの映画『セレブリティ』では、高校の同窓会に出席した男が、同級生が金髪の美女と結婚したことを知り、口惜しさから離婚して人生の再出発を誓う様子が描かれた。※女性セブン2017年1月26日号
2017.01.17 16:00
女性セブン

1話に愛人が3人も 観月ありさ主演ドラマ『隠れ菊』が話題
10月の新ドラマが続々とスタートしているが、9月から始まったインパクト大のNHKのドラマが話題を集めている。『隠れ菊』は料亭に嫁いだ女将(観月ありさ)が、いきなりの離婚通告、料亭の倒産に多額負債、そして、夫の愛人との複雑な関係など、波乱に満ちた人生を描く。昼ドラ顔負けのドロドロした愛憎劇&過激な台詞は見どころ満載。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * ラブコメもいい。ミステリーもいい。でも、やっぱり濃厚な愛憎劇は面白い。というわけで、毎回すごい展開になっているのが、NHKプレミアムドラマ『隠れ菊』である。 主人公の通子(観月ありさ)は浜松の名料亭「花ずみ」の跡取り息子で板前の旬平(前川泰之)と結婚。17年間、家事と子育てに専念していた。ところが姑で女将のキク(松原智恵子)が死去した途端、旬平の六年越しの愛人という酒造メーカーの女社長多衣(緒川たまき)から離婚届を突きつけられる。だが、開き直った通子もなかなかの強者。出した条件は「私を女将にしてくれたら、離婚する」。 しかし、借金まみれの「花ずみ」は倒産。通子は離婚。ふたりの子を抱えてどうするのかと思ったら、なんと多衣に借金して「花ずみ」の名で小さな料理屋を開店し、女将となって、板長に元夫を雇うのだ。 わざとややこしくしてんのかと思うような三角関係だが、事態はもっと複雑に。「花ずみ」の従業員・千秋(渡辺典子)が店に入った予約を勝手にキャンセルしていたことが発覚。千秋はライバル料亭の板長前田(木下ほうか)の愛人だったのだ。さらに「花ずみ」に多衣が現れ、カウンター越しにバチバチと通子にジェラシー光線を照射している最中、店にワケアリそうな熟女鶴代(烏丸せつこ)が現れる。「花ずみ」の先代の愛人だったという鶴代は、かつての店に比べると「洒落たウサギ小屋」などと嫌味を言った挙句、キクにひどい目にあわされた仕返しにと、通子がキクから受け継いだ着物にしょうゆをぶっかけた! ひえーっ。 そんな鶴代に毅然と立ち向かったのは通子…じゃなくて、多衣。「(愛人が奥さんからされたことを)逆恨みするなんて、愛人の風上にもおけやしない!」ひえーっ、パート2。「おけやしない」って言い回しにシビれますね。そして、愛人の風上ってどこなのかしら?一話に愛人が三人出てくるというハットトリックドラマは初めてみた。しかも、みんなで取っ組み合いになるのかと思ったら、なぜか一致団結して「花ずみ」に発注された「弁当1000個」完成に向けて腕まくりしているのである。 これで丸くおさまるのかと思ったら、別れ話がこじれて前田を刺した千秋が血まみれで店に転がり込んできたり、独身に戻った通子に「僕にもチャンスが巡ってきたのかな」なんてことを言いだした社長(筒井道隆)が怪し気な取引をしていたりと、次々事件が。とにかく平和な時間が一分もないのである。豪華な着物を着こなす観月ありさの堂々の女将ぶりはさすがだが、やっぱり気になるのは、愛人三人。 角川映画のヒロインだった渡辺典子の「人生いろいろありました感」はリアルだし、緒川たまきが鶴代のことを「同類だから…」なんて言う「ひそひそ声」にはゾクゾクする。でもって、烏丸せつこが醸し出すベテランの色気「愛人道」はもはや名人芸。宮藤官九郎の「オールナイトニッポン」では「烏丸せつこ最強説」が語られたが、せつこはその期待を裏切らない。 ウサギ小屋、愛人の風上、同類など、強烈な名セリフも多いこのドラマ。『隠れ菊』どころか、みんな言いたいことをぶつけて、なんでも表沙汰になるところがミソである。
2016.10.05 07:00
NEWSポストセブン

月9主演の桐谷美玲 キュンキュン満載の展開に照れる
夏の湘南海岸。イケメン3兄弟とのルームシェア。オシャレなレストランのパティシエ…。 ドラマ『好きな人がいること』で、女の子の憧れがギュギュッと詰まった役柄を演じている、桐谷美玲(26才)。記録的な猛暑の中で行われる撮影に、「暑いですね~! 私はもともとそれほど汗をかくほうじゃないんですけど、さすがに暑すぎます…すごく日焼けしちゃいました(笑い)」 とこぼしつつも、初の「月9」主演を心から楽しんでいる様子だ。「中学生から高校生くらいのとき、月9ドラマが楽しみでした。火曜日に学校で『見た!』って盛り上がってましたね(笑い)。だからこの“スキコト”もそんなふうに楽しんでもらえたら嬉しいな」 ドラマでは、プライドが高い天才シェフの次男に山崎賢人(21才)、三浦翔平(28才)が演じる王子様タイプの長男・千秋、お調子者の三男が野村周平(22才)と、イマドキのイケメンたちと一つ屋根の下に暮らす設定。「プライベートで自分がそうだったら? 耐えられないですよ、毎日ドギマギしすぎて!」 キュンキュン満載のストーリーには、「やっぱりちょっと照れちゃうときはありますね。でも私は男性陣のカッコいい言動を受け止める立場なので、女の子代表として『ステキ!』と感じたまま演じています」 と、笑顔。このインタビューの撮影の最中、通りかかった三浦がわざとクシャミをして笑わせるなど、共演者同士の仲の良さがうかがえる。ドラマのタイトルである『好きな人がいること』。桐谷にとってはどういうこと?「いいことしかないんじゃないかな、と思ってます。何を見ても、何をしても楽しい。いつもの景色が違って見える…それが、好きな人がいることなんだと思いますね」 そう話す彼女の瞳は、湘南の太陽よりもキラキラと輝いていた。撮影/中山雅文※女性セブン2016年9月8日号
2016.08.27 16:00
女性セブン

月9に深キョンドラマと共通点 「毒舌オム男」がカギ
桐谷美玲主演、山崎賢人、三浦翔平、野村周平の共演で話題の月9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)。桐谷演じるパティシエを中心に展開される、胸ときめくラブコメディーで、視聴率は10%前後好調だ。このドラマで描かれる今どき女子に、あるドラマのヒロインと共通点が…。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、フジテレビ月9ドラマ『好きな人がいること』。失業したパティシエのヒロイン美咲(桐谷美玲)が、初恋の相手で今もドキドキする千秋(三浦翔平)に誘われて、ひと夏、彼の家に同居、湘南のレストランを手伝うことに。そこには千秋の弟で天才シェフの夏向(山崎賢人)と末弟で女好き冬真(野村周平)もいたという物語である。 夏! 海! 湘南! 7月期ドラマの三拍子にイケメン三兄弟の三拍子も揃うこのドラマ。気になるのは、夏向が作る店の名物料理「オムバーグ」である。 美咲がチェックしたレシピによれば、和牛100%を使った手ごねハンバーグに朝採れ卵を使用、そこにデミグラスソースがたっぷりの名物料理。とにかくみんな美味いと絶賛しているのだが、まかないで美咲に出してもらえるのは、耳たぶくらいのサイズ。「これは何の嫌がらせですか」「これしか残ってない。嫌ならまかないなし」。やっとフルサイズのオムバーグを出してもらっても「バーカ、食ったらさっさと仕込みしろ!」などと言われる日々である。 ここで思い出したのが、今年の冬ドラマ『ダメな私に恋してください』だ。このドラマの主人公柴田ミチコ(深田恭子)は、30歳過ぎて独身。男に貢ぐ癖があり、借金まで背負っている。仕方なく、ものすごく口が悪い元上司で今は喫茶店を営む黒沢(ディーン・フジオカ)のところに居候、アルバイトさせてもらう。この黒沢の得意料理がオムライス。彼はミチコを「だからお前はダメなんだ」「全然治ってない」などと叱り、彼女が頼んだオムライスにはケチャップで大きく「ダメ」と書いたりする。その後、再就職した先で年下の二枚目同僚最上(三浦翔平)に見初められ、プロポーズされて有頂天になったミチコに黒沢は、「そいつは詐欺だ」と決めつけ、今度はケチャップで「サギ」とくっきりはっきり。言いたい放題だ。 ドラマを引っ張る、毒舌オム男。特徴的なのは、オム男に罵倒されてもヒロインたちが幸せそうなこと。美咲は一口、オムバーグを口にしただけでうっとりし、夏向に「200点!」とにこにこだ。優しいだけのイケメンより、ダメなところはダメと怒ってくれるイケメンがいい。怒った後、美味しいオム料理を出してくれたら、もっといい。ムチとオム。今はこういう世の中なんでしょうか。『ダメな私に恋してください』のミチコは、みんなの憧れの年下彼を振って、オム男を好きになってしまった。『好きな人がいること』の美咲はどうなるのか。なにしろ、恋しい千秋には、元カノ楓(菜々緒)が猛アタック中。美咲には「絶対に渡さないから!」と宣言するのである。(楓、怖い顔だ…わざとかもしれないけど、この時の菜々緒は眉毛が太い。威圧感も太い) オムバーグを食べて、あまりに幸せだったせいか、美咲はテーブルに突っ伏して眠ってしまう。ヒロインが無防備な寝顔を見せるのもラブコメの定番だが、それをじっと見つめてそっと顔を近づけるイケメン(夏向)がいるのもまた定番。やっぱり本命はオム男なのか。菜々緒の逆襲も含めて、気になる。
2016.08.03 07:00
NEWSポストセブン

共演者が戦々恐々? 設楽統『ノンストップ!』での豪腕
“事件”が起きたのは、3月末のことだった。バナナマンの設楽統(43才)がレギュラーMCを務める『ノンストップ!』(フジテレビ系)のプロデューサーが異動になったのだ。「仕事ができる人だったのに突然の異動で驚きました。それも、設楽さんとの衝突が一因だったと聞きました。確かに2人は、番組進行を巡ってぶつかることも多かったようです。今、現場で設楽さんの力はものすごく強いですからね…」(フジテレビ関係者)『ノンストップ!』は2012年4月に開始した午前中の情報番組(朝9時50分スタート)。設楽にとっては情報番組の司会初挑戦という大仕事だった。今年2月には放送1000回を迎え、同時間帯の視聴率1位を記録するなど、人気情報番組に成長した。「彼は飄々としながらもSっぽいいじりでトークを回す。妙な色気があるというか、女性視聴者のウケが抜群にいいんです。新番組で初司会者というのは本当に難しいですから、設楽さんにとってこの視聴率は快挙だと思います」(テレビ関係者) 設楽の番組を背負う責任感は日増しに強くなり、結果、企画内容やゲストトークの台本にも積極的にかかわるようになっていった。「番組で流すVTRの内容やトークのテーマにもかなり細かく注文が入るようになりました。“あのゲストの発言は視聴者から反感を買うのではないか”“芸能ニュースの取り扱い方がおかしい”とかね。テロップの入れ方一つ取っても非常に厳しく言われます。司会者の一意見として本当に貴重ですが、スタッフに激怒する様子もたびたび見られるようになって…。近年、その延長で共演者にも影響が出てきたんです」(前出・フジテレビ関係者) 番組の目玉は「せきららスタジオ」のコーナー。例えば「不倫、夫の浮気」や「嫁姑」、「夫以外のセカンドパートナー」「ママ友」などのテーマに赤裸々トークを展開する。神田うの(41才)やLiLiCo(45才)、西川史子(45才)や千秋(44才)など曜日別のレギュラー陣をはじめ、ゲスト出演者の際どい発言も見所だ。「でも、最近は過激トークが控えめなようです。というのも、設楽さんに嫌われないように顔色をうかがって発言するからです。言いたい放題キャラで炎上もお構いなしのうのさんでさえ設楽さんの前では相当気を使っています。うのさん、かつて設楽さんのNGに触れて怒らせてしまったことがあるみたいで…。同じくLiLiCoさんも戦々恐々なんだとか」(前出・フジテレビ関係者)※女性セブン2016年5月26日号
2016.05.12 07:00
女性セブン

フリー転身のカトパン CMやMCで引っ張りだこ確実
放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、5月からフリーに転身することが決まった加藤綾子アナの明るい未来を予測。 * * * ついに、フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナの退社が正式に発表された。 昨年4月に三十路を迎え、退社を決断したカトパンには、水面下で10社以上の芸能プロダクションが獲得に動いたという。 結果、退社後は、篠原涼子や谷原章介、ユースケ・サンタマリア、上地雄輔、千秋らが所属する「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」への所属が決定。カトパンは晴れてフリーアナの道を歩むこととなった。 上地雄輔と聞いて思い出すのは、2年前、上地クンのコンサートに、黄色いブラウスを着て現れたカトパンの姿だ。コンサート直前、会場が暗転した瞬間に後ろの扉からサーッと入ってきて席に着いたカトパン。自分は既に降板していた『潜入!リアルスコープ』で共演していた上地クンのコンサートに、ファンが身につけてくることで有名な「黄色」のブラウスにわざわざ着替えて訪れたことに、彼女の旺盛なサービス精神とマメさを見せつけられた。 入社試験のときは音大出身のため「慶応」「早稲田」出身の学生が集まるなか、「受かるハズがない」と学歴コンプレックスで涙した…とは『ボクらの時代』で告白した話。その音大で思い出すのは、“スーパー綾子”として、各在京局の最終面接まで進んでいた彼女が、泊まりがけの研修会場だかどこかにグランドピアノを用意させたという“噂”である。卒業試験の練習だかのために、ピアノが必要だったという話だった。ちなみにそれは彼女が蹴った局だ。「そのことも含め、ほんとに“スーパー綾子”でした」と編成ウーマンがボヤいていたのも聞いたことがある。 同期で仲良しの椿原慶子アナと、同じく同期の榎並大二郎アナを“パシリ”のように使っていることや、あのダルビッシュ有投手と噂になったことも…。 とにかく、華やかなエピソードや噂に事欠かないカトパンなのだが、フリーアナとして目標としているのは、恐らく高島彩アナや内田恭子アナだろう。 テレビ番組の予算が削られ続けて久しい昨今、フリーの女子アナで在京局の帯番組を担当しているのは『あさチャン!』(TBS系)の夏目三久アナぐらいなものだ。視聴率では成功しているとは言えないが、みのもんたからの流れなのか、意外にもF3、M3(50才以上の男女)に強いという同番組。ラテ欄で「メインキャスターは夏目三久!」と持ち上げられ、他局にも数本のレギュラーをもち、バランスのとれた夏目。「好きな女子アナランキング」にも入っていて、決して嫌われてはいないのである。 だが、そんな夏目に対抗して、カトパンが他局の早朝の帯番組のレギュラーをするとはもはや考えにくい。月~金の3時入りは体力的にそうとうキツかったと思う。「加藤はもうボロボロだ」と共演者の男性が言っていたのはもう3年前のことだ。フジテレビの昼ワイドをカトパンに任せる、という噂もあるが、同局にとって「4度目の失敗」になるかもしれない枠を担当するリスクを彼女が背負うかは疑問だ。『めざましテレビ』を笑顔で続けてきたことが、アラサーの女子アナの実績となったかも疑問。「今日の占いカウントダウン」や、1月からスタートした“誕生日コーナー”の「これからスイッチ」で、斜め上から狙っているカメラに「スイッチ、オン!」と新人アナもやらなさそうなことをさせられていたカトパン。いろいろ含めて疲弊していたに違いない。 そんなカトパンに提案したいのは、好感度と美貌とトークの巧さを利用した、発表会のMCとテレビCMだ。 まずは、発表会のMC。映画の試写会や新製品発表会、新CM発表会には、たいていフリーの女子アナがMCとして起用される。それが在京局出身の女子アナだと、それだけで会の格が上がり、記者や関係者から拍手や歓声があがる。 意外にも、フジテレビ出身の女子アナでこのジャンルに強いのが政井マヤと富永美樹。二人とも、それほどうまいワケではないのだが(苦笑)、大人気アナウンサーというワケでもなかったことで会の“主役”の邪魔をしないこと。そして、大手芸能プロダクションに所属していること。さらには、“夫”の顔が見えることなどが、特に家庭向けの商材の発表会MCに起用される理由だろう。 アヤパン(高島)やウッチー(内田)、そして木佐彩子は、有名すぎるし、華がありすぎて、他に“主役”がいる発表会には呼ばれにくいのだが、自分たちが“主役”=ゲストとなる発表会では、コンペでもっとも名前が挙がりやすい女子アナたち。だが、木佐は少々、年を取りすぎたかも…。小島奈津子も同様だ。 そしてテレビCM。化粧品のCMに出ているアヤパンとウッチーの“お仕事”をフリーになったカトパンが奪うことは確実だろう。主婦ではないが、“キレイなOL”というポジションで、化粧品はもちろん、女性向け生活用品のクライアントに代理店が提案するのは間違いナシ。ちなみに、御主人が広告代理店ということからか、かつてはオファーが絶えなかった西尾由佳理は、女性人気がイマイチであることが世間にバレ、お声がかかる頻度が極端に減った。 が、カトパンは、長年『めざましテレビ』にお仕えしてきただけあって、安定した女性人気を誇っているのである。そして男性人気も高い、稀有な存在の女子アナである。 さらに、座持ちもよければ、おじさまウケもよい。特にフリーになってからも続けるという『ホンマでっか!?TV』での“座持ち”と“おじさまウケ”はスタッフがいつも感心していた。翌朝3時出社でも、打ち上げには参加していたと聞くし、お酌をしてまわっていたとも聞いている。 でも、変にへりくだることはないカトパン。女子アナとして、というよりは“演者の一人”として、共演タレントと関わっていたというのも大物たる所以である。 実は、メインキャスターではなく、アシスタントとして“女子アナ道”を極めてきた人なので、フリーになってからも、明石家さんまや有吉弘行らの横にいて輝く人。そして、発表会のMC、テレビCMで稼げる人がカトパンなのだ。 ちなみに、退社が報じられた日の朝の『めざましテレビ』で、三上真奈アナから「もっともテンションが上がったときは?」と尋ねられ、「大好きなミランダ・カーにインタビューしたとき」と目を輝かせたカトパン。『めざましテレビ』だったから、メイン視聴者の好みに合わせてそう答えたに違いない。本当に、何もかもわかった、スーパーな女子アナなのである。
2016.01.23 07:00
NEWSポストセブン

坂上忍もベッキー擁護 女の不倫が市民権を得つつある?
ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27才)との不倫愛が報じられたベッキー(31才)。一部のCMの放送が中止されるなど、好感度が下がったとの見方もあるが、ベッキーを支持する声も少なくはない。 今回の件を受け、『Mr.サンデー』(フジテレビ系)では既婚と独身の男女に、「ベッキーと川谷、どちらが問題だと思うか」というアンケートを実施。独身女性はおおむねベッキーを支持しているが、注目すべきは、“ベッキーのほうが悪いと思う”と考える女性が、既婚女性24%、独身女性17%と、わずか7%しか開きがないこと。 女性セブンの調べ(2015年8月、全国300人の30~50代既婚女性が対象)では、女性の不倫経験者は5人に1人。また、経験はない既婚女性でも、不倫に憧れを抱くケースは多い、という結果が出ている。しかし、夫婦問題にくわしい人たちの間では、「実際の数字はそれ以上」というのがジョーシキ。その証拠に、少し前に千秋(44才)が、テレビ番組で、「ママ友の5割は浮気をしている」と明かしニュースにもなった。 数年前までは、「男の不倫」は文化だ、生物的に仕方ない、などと甘く見られており、「女の不倫」は問答無用に断罪されていた。それが変わってきたのは2010年のドラマ『セカンドバージン』(NHK)あたりだろうか。苦しい恋ながら、ひたむきに愛を紡ぐストーリーに多くの女性が共感した。しかもお堅いNHKが制作したことで、なんとなく女の不倫が「全くナシ」ということではない風潮に。 それからは、漫画や映画でも不倫をテーマにしたものがヒットする。2014年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)では、ベッキーの親友であり、同じく好感度の高い上戸彩(30才)が、冴えない高校教師とW不倫する主婦を演じ、大きな話題となった。 もちろん女の不倫に風当たりは強い。でも、ベッキー騒動を見ていると女の不倫が少しだけ市民権を得たように思える。実際、これまでなら女の不倫に嫌悪感を示すハズの男性たちから擁護の声が上がっている。それどころか坂上忍(48才)は川谷を猛批判。「カミさんがいて、違う女を実家に連れてく? それは男の子としてはあるまじきだし、もっとキツい言い方をすれば芸能人としてはド素人だよ! この人」「いくらいい曲書いたって、男の子としてはちょっと許せない。おれ、あんまり邦楽に興味ないのに、ゲス極って唯一好きだったから余計に腹が立っちゃって」などと生放送で酷評した。※女性セブン2016年2月4日号
2016.01.21 16:00
女性セブン

芸能裏ネタ 羽生結弦と交際報じられた同級生、共に英語特訓
この年末年始も話題豊富な芸能・スポーツ界。注目のネタを3本ピックアップしてお届けします。まずは、ナインティナイン岡村隆史(45)がタモリ(70)の出待ちを敢行したという驚きのエピソードから。 相方の矢部浩之(44)と青木裕子(33)夫妻のために、芸能界で話題となっているタモリの安産御守を贈ろうと、タモリ本人に直接お願いの電話をした岡村だったが、その時はつながらなかった。 しかたなく岡村は、タモリが生出演する『ミュージックステーション』の収録終わりを狙って、テレビ朝日で出待ちを敢行。無事御守をゲットしたそうだ。 続いては1月5日発売の女性セブン1月21日号で、高校時代の同級生との交際情報が報じられたフィギュアスケートの羽生結弦(21)。 羽生と彼女のA子さんは高校時代からスポーツも勉学も目立った存在だった。そんなふたりがいま、一緒に取り組んでいるものがあるという。それは「英語の勉強」。 高校3年生の頃からカナダを生活の拠点にしている羽生は、最初はコーチとのコミュニケーションにも苦労していたが、いまではインタビューもすべて英語で受け答えできるほどに上達している。 そんな羽生に刺激を受けたというA子さんも、「ゆづるには負けたくない!」とアメリカに留学するなど、英語の勉強に励んでいるそうだ。 将来は、夫婦で一緒に海外を飛び回るプロスケーター生活を夢見ているのかも? 最後はココリコ・遠藤章造(44)の再婚発表。昨年12月25日に、関根勤(62)の元マネジャーの女性と再婚した遠藤。年明けには自身の写真ブログにツーショット写真をアップするなど、ラブラブな様子を見せていたが、再婚を発表したのは関西のテレビとラジオのみだった。 その理由は、「娘が中学にあがるまでは再婚しない」という約束を破ったことに怒っている千秋(44)を、これ以上刺激しないためだったとか。離婚から8年経っても、悩みは尽きないようだ。
2016.01.10 07:00
NEWSポストセブン

千秋 元夫・遠藤のルール破った結婚に「浮かれすぎ!」と怒る
元日の午後4時過ぎ、“芸能神社”として知られる東京・赤坂『豊川稲荷東京別院』にいたのは、お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造(44才)。隣には、遠藤が昨年12月25日に“クリスマス再婚”したA子さんの姿があった。以前、関根勤(62才)のマネジャーを務めていたA子さんと遠藤が交際をスタートさせたのは今から4年ほど前。A子さんは現在妊娠中で、5月頃に出産予定だ。「遠藤さんは奥さんと一緒に、『芸道精進』と『安産祈願』のご祈祷を受けていました。身重の奥さんに“階段、気をつけてね”“寒くない?”と声をかけていて、とても大事にされているんだなあと思いました」(居合わせた人) 寒さを吹き飛ばすような新婚ぶりを見せつけた遠藤だが、この再婚に心穏やかでないのが、遠藤の前妻・千秋(44才)だという。「遠藤さんと千秋さんは2007年に離婚しましたが、そのときふたりは“娘が中学生になるまではお互い再婚しない”という約束をしていたんです」(芸能関係者) 2003年5月に誕生した長女は現在12才。今年4月に中学校に進学するが、直前になって遠藤が掟を破って再婚してしまったというわけだ。「しかも、できちゃった婚ですからね…。“あと数か月、なんで我慢できなかったんだ”って千秋さんはカンカンですよ。クリスマスに入籍したことにも、“2度目の結婚なのに、いい大人が浮かれすぎ!”って千秋さんは周囲に漏らしているそうで、それを聞いた遠藤さんは、“ちょっとヤバいかも”って」(前出・芸能関係者) 離婚後も、バラエティー番組で“元夫婦”として共演してきた遠藤と千秋。はたして今後はどうなるか。※女性セブン2016年1月21日号
2016.01.05 07:00
女性セブン

内野聖陽や向井理も 朝ドラは大ブレイクする俳優を続々と輩出
NHK朝ドラのヒロインは、“新人登竜門”と注目されてきた。一方、ヒロインの相手役の男性、いわば“ヒーロー”を演じたことでブレークした俳優は少なくない。 ちょっと前なら『ひまわり』の上川隆也(50才)も、『ふたりっ子』の内野聖陽(47才)、『あまちゃん』の福士蒼汰(22才)や、『ごちそうさん』の東出昌大(27才)も、それまで若手イケメン俳優のひとりにすぎなかったのが、朝ドラをきっかけに大ブレークを果たした。『花子とアン』の鈴木亮平(32才)は、下積みの長い実力派俳優だったが、“花子の夫”後、一気に花を咲かせた。『あさが来た』でヒロイン・あさの夫・新次郎を演じる玉木宏(35才)の場合は、2006年の『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の千秋先輩で社会現象を巻き起こしたものの、逆にそのイメージが強すぎて、その後大ヒット作には巡り会わなかった。が、ここへきての“千秋先輩超え”となった。 向井理(33才)は、『ゲゲゲの女房』出演前は、端役として話題作に出演していたが、その名前は『ゲゲゲ』後、一気に全国区となり、今に至る。朝ドラ評論家の田幸和歌子さんは、こう話す。「イケメンを探してくるのがうまいんですよ。それは、原石もそうだし、名が知られている人の新しい一面を光らせることもできるから」 ヒーローだけじゃない。『あさが来た』では、“五代様”こと、五代友厚(ディーン・フジオカ・35才)が新次郎と同じくらい注目を集めている。「新次郎はもちろんかっこいいけど、五代様もすてき~。あさが困ったときにはいつも助けてくれて、理解してくれて。まさに王子様です」(58才・公務員女性) 他にも、はつの夫・惣兵衛を演じる柄本佑(29才)のファンも急増しているが、ヒーロー以外にもイケメン俳優を配置するのは、近頃の流行だと、田幸さんは指摘する。「『あさが来た』で真っ先にツイッターのトレンドにきたのは、五代役のディーン・フジオカさんでした。あさに思いを寄せる理由が容姿に対してではなく、人間性や才覚に対してというシンデレラストーリーがなんとも小気味よい。巧妙に女心のツボを押さえていますよね。『花子とアン』では幼なじみの朝市、『カーネーション』では不倫相手の周防、『まれ』では修業先の息子・大輔、などのイケメンがヒロインの心の支えになりました。夫以外にちょっと気持ちが奪われる、なんて気持ちも味わえます」 それぞれを演じた窪田正孝(27才)、綾野剛(33才)、柳楽優弥(25才)も話題になりブレークした。コラムニストの今井舞さんはこう話す。「イケメンが、“はい、イケメンでございます”って感じで出てこないからいいんです。民放のドラマだったら、シャワーシーンとかで上半身裸にしてうろうろ、みたいな出し方になっちゃうけど、朝ドラだと彼らもまたヒロインと一緒に成長する心の動きがわかるから、見入っちゃうんです」 毎朝15分×半年間。その濃密な放送時間が、視聴者とヒーローの距離を縮めている。朝ドラファンの42才女性はこう言う。「ご近所をのぞき見している気分で、すごく臨場感があるんですよね。朝ドラのヒーローにハマるのは、“こんな旦那さんだったら”って、自分の夫になぞらえるからかしら。夫が医者なので、『梅ちゃん先生』(2012年)に出てきた、同僚で元カレの松岡先生(高橋光臣・33才)には“かっこいい~”と、思い入れも強かった。毎朝会うヒーローは、下手すれば夫よりも身近な異性。今は、新次郎さんや五代さんに会えるのが、近所のイケメンパパに会えるような朝のひそかな楽しみなんです」※女性セブン2016年1月7・14日号
2016.01.02 07:00
女性セブン

本田望結語る演技論 台本1冊丸覚え、台詞は言い方の理由考察
ドラマ『家政婦のミタ』をはじめ、映画やCMなど幅広く活動する一方、フィギュアスケートの才能でも注目が集まる本田望結(11才)。9月19日公開の映画『ポプラの秋』で初主演を務めた彼女が、大女優・中村玉緒との共演や「演技論」について語ってくれた。――『ポプラの秋』では、大好きだったお父さんを亡くし、抜け殻になった母親と生活するという難しい役でした。大森研一監督からはどんなことを言われましたか?本田:「好きなようにしてください」と言われました。私が思っていた星野千秋ちゃんと大森監督さんが考えていた千秋ちゃんが一緒だったんです。監督さんは「望結ちゃんが台本をいっぱい読んでくれたから」とおっしゃってくださいました。いつも(役柄)は台本を何回も何回も読んでいるうちに浮かんでくるんですけど、今回はすぐにフワッと、「こんな感じがいいんじゃないかな」と浮かんできました。――この映画では何回くらい読んだんですか?本田:何度も何度も読みました。もう台本が破れちゃうくらい、ぐちゃぐちゃになるくらい読みました。 ――いつ台本を読んでいるんですか?本田:(関西の自宅から東京へ通う)新幹線の中とか、フィギュアスケート(練習)の休憩の時間に読んだりします。――台詞は読んでいるうちに覚えちゃうんですか?本田:そうです。だから読みながら勝手に泣いてたりとか、勝手ににめちゃくちゃ爆笑してたりとか、ニコニコしたり。そうなっていくうちに、早く撮影したいという気持ちが高まってくるし、この映画の台本だと飛騨高山(編集部注:今回の撮影地)に行きたいなーって思いました。 ――台詞は声に出して練習はしないんですか?本田:します。声に出さないと感情が伝わってこないので。何度も読んで声に出して練習します。普通の本とかでも声に出しますよ。でも、台本を読む時は小さい声です。そうにしないとみんなに中身がバレちゃうので。時間があれば電車の中でも、台本にカバーをして。みんなにわからないように読んでいます。――共演した中村玉緒さんの台詞も? 本田:はい、台本は全部の台詞を覚えるんですよ。丸暗記しています。自分の所だけを覚えてもやっぱりその子の感情がわからないので、全部覚えます。――台詞は全部覚えて撮影に入るんですか?本田:はい。どこのシーンを急に撮ることになっても大丈夫なように。台本を全部通して読んでいるとおかしいな、というときがあります。「監督、この次のシーンは(千秋が)いきなり明るすぎるんじゃないですか」とか、「ここの『なになにだよね』というのを『ですよね』にしたほうがいいんじゃないですか。ここは(ほとんど面識のない)おばあさんに対してまだドキドキ感があってもいいんじゃないですか」とか。そういうことを質問したりとか、するためには、台本を読まないとできないのでたくさん読みます。――監督にそう言って、実際台詞が変わったことはありましたか?本田:今回は「好きにしていい」だったので、「望結ちゃんの思う通りにお願いします」という感じでした(笑い)。やりやすくもあったんですけど、「これでいいのかな」という不安もあったりとか。台詞そのものではなくて、どういう言い方で言ったらいいのかって。例えば、「なになにだよね」という言い方も、ささやくように静かに言うのと明るく言うのとでは全然違います。緊張して言ったり、聞いているか聞いていないかわからないように「なになにだよねー」と軽く言ったりもできますし。 たくさんの言い方があるけど、悲しい言い方と淋しい言い方とつらい言い方は全部違うし、うれしい言い方と楽しい言い方も違うし。泣くシーンでもどう泣けばいいのか、とか。台本には「涙が落ちる」という言い方があっても、そういうのはどう落ちていくのかを考えました。撮影でいきなり台詞を言ってもダメなので。その言い方に理由がないと。 ――この映画だけでなく、他の作品でもそうなんですか?本田:もちろんです。映画でもドラマでも全部の作品で同じようにやります。 ――これまで多くの役をやってきたと思いますが、役づくりのコツはあるんですか?本田:台本を何度も読むことです。1回読んでわかるのと、2回読んでわかるのと、3回読んでわかるのと、10回読んでわかるのは全然違うし。読むだけじゃなくて、見るのもそうだし、今回は原作も読ませてもらいました。原作では少年が主人公なので、「どうして(映画は)少女なのかな」と考えたりとかもしました。――今までに一番台本を読んだ作品は?本田:どの役もわかるまで台本を読みます。だから読んだ数は全然数えてないし、何回でできたからすごいとかもないし。わかっても次もう一回読んだらやっぱりこれ違うな、というのもあったり。 ――今回共演した中村玉緒さんから学んだことは?本田:中村玉緒さんから言ってもらった言葉があるんですけど、「女優さんっていうのは、本田望結じゃない人になる。それが女優さん。そして、怖い役をしたら『この人怖い』と思われるのが女優さんだから、誰かに好かれようとかそういうのを考えるんじゃないよ」と教えてもらいました。 ――勉強と女優とスケートと、どういうバランスでしているんですか?本田:今日は何時にこれをするから何時にこれをしよう、しなきゃダメというスケジュールは立てないので、時間があればやる感じです。お弁当を食べたいと思ったら食べるし、今このジャンプをもう一回やっておかなければダメだなと思ったらもう一回練習します。だから全部楽しくやれます。スケートの練習は時間があれば毎日。1回6~7時間くらいやっています。――このお仕事をしていて良かったことは?本田:やっぱりたくさんの方とお会いできるし。フィギュアスケートとお芝居と学校をやっていく上で、学校とフィギュアスケートの表現力の2つは、お芝居とつながりがある。フィギュアスケートで習ったことがお芝居に活かされることがあったり、お芝居の演技力がフィギュアスケートの表現力につながるので。――将来はフィギュアスケートの選手と女優さんとどちらの方向へ?本田:どっちも頑張りたい。大きくなったら決めるときがあると思うんですけど。よく「オリンピック出る?」とか聞かれます。でも、「オリンピックに出る」とか「この番組に出たい」と言ってそうなるわけではないので。「オリンピックに出て金メダルを取りたい」と言える実力ではないので、言えるようになるのが今の目標、夢です。 女優さんとしては、自分にしかできない役ができるように頑張ります。今後やってみたい役は、怖い役です。例えば、警察の役をやったことがあるんですけど、警察につかまっちゃうような悪い役とかやったことがないのでやってみたいです。【本田望結】2004年6月1日生まれ。京都府出身。4才の頃から数多くのCMやドラマに出演。2011年、希衣ちゃん役で出演したドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で注目される。ドラマ『フィギュアスケート靴の約束~名古屋女子フィギュア物語~』では、女優業同様に力を入れるフィギュアスケートが活きた。主な映画出演作に、『きいろいゾウ』(2012年)、『コドモ警察』(2013年)など。次回作は12月公開予定の山田洋次監督『母と暮せば』。◇ポプラの秋湯本香樹実のロングセラー小説を、本田望結と中村玉緒で映画化。大好きだった父を突然亡くした8才の千秋(本田望結)は、生きる力を失った母(大塚寧々)とともに引っ越したポプラ荘で、大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」というおばあさんの言葉を信じた千秋は、父に伝えたかったあふれる思いを手紙に綴るようになる。9月19日からシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー。撮影■林紘輝
2015.09.18 07:00
NEWSポストセブン

ふるさと納税で14億6千万円集めた長崎県平戸市の美しい海
平成26年度、ふるさと納税で約14億6000万円の寄付金額が集まった長崎県平戸市は、本土の最西端にある。日本一の寄付額を誇るこの町は、かつて日本初の南蛮貿易で豊かに栄え、キリスト教の伝来も受け入れた、小さな小さな島だった──。 海と山に囲まれた平戸市はとてものどかで、流れる時間もゆっくり。どこまでも広がるコバルトブルーの海と空、穏やかな景色がいちばんの贅沢。ゆるり、そんな言葉が似合う町だ。「平戸はオランダ船やポルトガル船を受け入れ、日本初の南蛮貿易で栄えた町。フランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教にも成功した地で、来訪者を大事にし、寛容に受け入れる気質を今も受け継いでいます」と、同市観光協会の松瀬千秋さんが言うように、平戸の人はおおらかであったかい。 美しい教会と城下町の雰囲気、和と洋が融合した歴史を辿る旅に出てみよう。写真は地元の人が海水浴を楽しむ人津久海岸。「本当は人に教えたくない」という秘密のビーチ。遠浅の海岸はどこまでも歩いていけそうだ。■めしどころ一楽長崎県平戸市木引田町477 創業86年、平戸で最初のちゃんぽん店。多い日は1日200杯出る日も。野菜やかまぼこを炒めた具がたっぷりで、手軽にお腹一杯! が平戸流。平戸ちゃんぽん 710円。■平戸和牛 やきにく鈴長崎県平戸市木引田町446-1 肉好きの高倉健さんが映画『あなたへ』の撮影時に通った店。年間約600頭しか出回らない平戸和牛は、ミネラル豊富な牧草で育ち、赤身と脂のバランスが絶妙! 2人前 3800円。※女性セブン2015年8月20・27日号
2015.08.07 11:00
女性セブン

年収3億円超え説ある内村光良 テレビ界から求められる理由
今、テレビ界で仕事のオファーが引きも切らないのが、ウッチャンナンチャンの内村光良だ。50才になったベテラン芸人は、ほかの多くの大御所芸人をしのぐほどの売れっ子ぶりだ。「ここだけの話ですが年収は明石家さんまやダウンタウン、爆笑問題を抜いて芸人のトップに立っているという声もある。決めてはレギュラー番組の本数です。レギュラー本数では有吉弘行やマツコ・デラックスが多いですが、芸歴がモノを言う世界ですからね。内村さんほどのベテランで、あれだけのレギュラー数を持っている人はそうはいない」(キー局編成マン) 内村のレギュラー番組の内訳だが――『内村さまぁ〜ず』(MXテレビ他)、『そうだ、旅(どっか)に行こう。』(テレビ東京)、『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)。『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)。『スクール革命!』(日本テレビ系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『見破れ!!トリックハンター』(日本テレビ系)とメイン司会番組が7本。これに『お笑いDynamite!』(TBS系)、『うわっ!ダマされた大賞』(日本テレビ系)などの特番が加わる。「仮にレギュラー1本のギャラが100万円と計算し、さらに特番のギャラを加えると、年収3億円超えていてもおかしくありません。さらに今年の10月からは、民放2局でのレギュラーの予定がある。衝撃映像を視聴者から募集する番組や、ニュースバラエティーショーが企画されています。内村人気は、これからですよ」(テレビ局関係者) それにしてもなぜ、内村はこれほどまでテレビ界で人気なのか? 内村のそれほどあくの強くないキャラクターが司会に向いていて、「ポストタモリ」という呼び声も高いが、それだけではないようだ。「スタッフの面倒見がいいんです。共演者もそうですが、ADのときから面倒を見ている昔からのスタッフも多い。例えば『世界の果てまでイッテQ!』のプロデューサーは『ウッチャンナンチャンのウリナリ』(日本テレビ系・2002年3月終了)でAD兼コーナーディレクターだった人物です。内村は自らスタッフに“困ったことがあったら言ってこい”と、声をかける。この内村の言葉に、駆け出しのスタッフは救われています。そう言われたスタッフは、プロデューサーなど権限のある立場になったとき、内村と番組をやりたいと声をかけるんです」(編成関係者) さらに、潜在視聴率の高さやプロデュース力も注目されている。「内村は潜在視聴率10.1%という非常に高い数字を誇っているんです。また共演者のプロデュース力にも非常に長けています。お笑いコンビ・バカルディはさまぁ~ずへ、海砂利水魚はくりぃむしちゅーへと改名させ、大ブレイクさせたのは有名な話です。 他にも千秋、キャイ~ンのウド鈴木、ネプチューン、有吉弘行、イモトなど多くの芸人を番組を通じてアシストして、売れるきっかけを作っている。“内村プロデュース”の成功例は、数え上げればきりがない。そんなことから、芸人からの信頼は厚く、司会が内村と聞けばよほどのことが無い限り断る人はいませんよ」(バラエティー番組スタッフ) ウッチャンの勢いはしばらく続きそうだ。
2015.05.25 07:00
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