八村塁一覧

【八村塁】に関するニュースを集めたページです。

各界のスター選手はその活躍にふさわしい報酬を手に入れている(写真/AFLO)
大谷翔平、大坂なおみ、松山英樹…超一流日本人アスリートの推定年収
 世界中が固唾をのんで見つめるアスリートには計り知れない広告効果が生まれ、桁違いの富が集中する。日本人トップ選手たちもその活躍にふさわしい報酬を手に入れているようだ。億万長者となっている各界のスター選手を一覧してみよう。【※推定年収は、各種報道での2021年の実績をもとに2022年の収入を編集部が推定(1ドル≒125円で換算)】●大谷翔平(27)ロサンゼルス・エンゼルス投手・DH 推定年収/34億円 本業の年俸は550万ドル(約7億円)だが、アシックスやデサントなど日米15社とのスポンサー契約は1件あたり100万ドル以上で、年間総額は2000万ドル(25億円超)にのぼる。●渋野日向子(23) 推定年収/4億円 2020年からサントリーと3年3億円(年間1億円)の所属契約。アメリカツアーでの獲得賞金に加え、RSK山陽放送やナイキなど約9社のスポンサー収入や9000万円にのぼるCM出演料が入る。●松山英樹(30) 推定年収/38億円 獲得賞金は約5億3400万円(2022年4月時点)。ダンロップとの5年契約(総額30億円)、レクサスとの5年契約(総額10億円)など、約10社との契約金は年間30億円以上にのぼる。●大坂なおみ(24) 推定年収/75億円 昨年の女性アスリートの収入ランキング1位。今年、日清食品所属からフリーに転身するも、ルイ・ヴィトンなどとのスポンサー契約は続行。契約料はナイキとタグ・ホイヤーだけで20億円といわれる。テニスの獲得賞金は年間5億円前後。●錦織圭(32) 推定年収/32億5000万円 過去5年の獲得賞金は年平均1億9000万円。所属の日清食品とは昨年末に契約終了し、今季はフリーで臨む。獲得賞金以外の収入は、ユニクロ12億円、ウィルソン2億5000万円など約10社のスポンサー料で総額30億円にのぼる。●村田諒太(36) 推定年収/7億円 日本初のスポーツ独占生配信(アマゾン)となった“世紀の一戦”ミドル級王座統一戦のファイトマネー6億円(日本人ボクサー史上最高額)に加えて、数千万円のグッズ収入を得た。対するゴロフキンのファイトマネーは15億円。村田は他に、マイナビなど約10社と総額1億円のスポンサー契約を結ぶ。●鈴木誠也(27)シカゴ・カブス外野手 推定年収/21億5000万円 今年3月にカブスと5年総額8500万ドル(約106億7000万円)で契約。メジャーに移籍した日本人野手初年度として最高額で、広島時代の年俸3億円から大幅なアップとなった。●田中将大(33)楽天ゴールデンイーグルス投手 推定年収/10億円 年俸9億円は日本球界最高額。大塚製薬、楽天モバイルなどのCMに出演。昨季は4勝どまりだったが、今季はすでに2勝目を挙げ、日米通算200勝まであと17勝に迫る(2022年4月5日時点)。●ダルビッシュ有(35)サンディエゴ・パドレス投手 推定年収/28億円 年俸は日本人メジャーリーガー最高額2200万ドル(約27億6500万円)。この他に約57万人もの登録者を持つ自身のYouTubeで、300万~1000万円の広告収入を得る。●八村塁(24)ワシントン・ウィザーズ 推定年収/20億円 年俸約6億円に加え、NECや日清食品、大正製薬などと結ぶスポンサー契約は約14億円。もう1人のNBA選手・渡邊雄太の年俸は2億円。●井上尚弥(29) 推定年収/11億5000万円 6月7日のノニト・ドネア戦のファイトマネーは、軽量級では破格の100万ドル(約1億2500万円)。ほかに、NTTぷららやTBCなど、国内外の大手企業とのスポンサー契約は総額10億円に達する。●本田圭佑(35) 推定年収/10億円 現在、サッカーは無所属のため、収入は自身の会社やサッカークラブ経営、カンボジア代表監督の年俸、スポンサー料など。日本人現役サッカー選手最高年俸は、リバプール・南野拓実(27)の5億9000万円。海外の超一流アスリートは…?●リオネル・メッシ(34)パリ・サンジェルマン 推定年収/91億6000万円 年俸51億6000万円。その他、生涯契約を交わすアディダスをはじめ、スポンサー収入は総額約40億円といわれる。同じパリ・サンジェルマンに所属するネイマール(30、右)の年俸は65億2000万円で、ピッチ外の収入は約23億8000万円とされる。●レブロン・ジェームズ(37)ロサンゼルス・レイカーズ 推定年収/131億円 年俸は約51億7000万円。コート外では生涯契約となるナイキの21億円の他、スポンサー収入、株や不動産投資のロイヤリティ、企業の役員報酬などでも収入を得ている。●ロジャー・フェデラー(40) 推定年収/102億円 収入のほとんどを占めるスポンサー契約のうち、特に巨額なのがユニクロの340億円(10年契約)。膝の負傷でしばらく大会に出ておらず、今年半ば頃に復帰が予定されている。●タイガー・ウッズ(46) 推定年収/60億円 昨年2月に交通事故で大ケガを負うも、今年のマスターズで電撃復帰。現時点での獲得賞金は約550万円ながら、ブリヂストンなど10数社と結ぶスポンサー契約で総収入は60億円を超える。※週刊ポスト2022年4月29日号
2022.04.20 19:00
週刊ポスト
バスケットボールにも少年ルールが存在
小学生のバスケで「3点シュート」がないことに違和感も
 NBAワシントン・ウィザーズの八村塁やメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太など、日本人NBAプレイヤーが活躍することで、注目が高まっているバスケットボール。 だが、テレビでみた憧れのプレイヤーのようになりたいという子供たちは、いきなりNBAのようなルールではプレイできないようだ。 バスケットボールでは年齢でルールが大幅に変わり、小学生以下は、「ミニバスケット(ミニバス)」と呼ばれる競技となる。 コートの広さやゴールの高さ、ボールといった設備・道具の規制が多いなか、目を引くのが、バスケットボールの花形ともいえる「3ポイントシュート」が存在しないことだ。コート上のどこからシュートを決めても入るのは2点となる。「日本バスケットボール協会では2015年から15歳以下にゴール下を固める『ゾーンディフェンス』を禁止している。世界で戦える選手を育成すべく、1対1の能力を高めることが目的といいます。そういう方針ならば、NBAをはじめ世界では3ポイントを多投する潮流にあるのだから、ミニバスにも3ポイントがあっていいのではないかとする声もある」(ミニバス関係者)※週刊ポスト2020年3月20日号
2020.03.15 07:00
週刊ポスト
山田涼介インタビュー「いちばんメールするのは母親かも」
山田涼介インタビュー「いちばんメールするのは母親かも」
 7枚目のアルバム『PARADE』(Jストーム)が発売され、11月29日(金)からは4大ドームツアーも始まるHey! Say! JUMP。11月21日発売の『女性セブン』2019年12月5・12日号では、メンバーの山田涼介(26才)の撮り下ろしグラビアを掲載している。そこで、「YAMADA ROSUKE」の各文字から始まる13個のキーワードにちなんだ質問に答えてもらった。◆山田涼介に13個の質問【Year】ユニット名にもある平成から令和になった心境は?山田:ぼくたち的には、何ひとつ変わらないんですけど。元号が変わった時期、ぼくたちと平成ノブシコブシさんはテレビでたくさん取り上げていただきました(笑い)。【Album】7枚目のアルバム『PARADE』のコンセプトは?山田:今回は、ぼくが主体になって考えさせてもらいました。ライブを見越してのアルバムで、ライブの演出や構成も考えているので、そのコンセプトでやりたい曲を盛り込みました。ぼくは「妖(あやかし)」というタイトルでもいいかなと思っていたけど、ほかのメンバーの意見も踏まえて『PARADE』になりました。今回のライブは空間で見せるので、遊園地に来たような気分になってもらえたら…!【Music Video】アルバムの新曲MVは?山田:MVも結構、コンセプトがはっきりして、“山田色”が強いです。リード曲の『獣と薔薇』はCGをたくさん使っているので、CGに強い監督さんを探したり…。衣装もイメージが明確にあったので、スタイリストさんと何度も話しあって決めました。【Abroad】7年ぶりの台湾公演の感想は?山田:ファンの皆さんといっしょに年を重ねているので、声援が黄色い声じゃなくなった(笑い)。もちろん充分盛り上がってるんですよ! みんなお姉さんになって、ただキャーというのではなくシーンごとに盛り上げ方を変えて、いっしょにライブを作ろうという気持ちが非常にうれしかったです。【Dome】11月29日からの4大ドームツアーへの思いとは?山田:実は1年前の東京ドームライブの時に、本番前の楽屋でぼんやりと次のライブをやるなら、こんなテーマがいいって閃いたんです。その日のうちに、次のライブでやりたいことをリストを挙げて、ずっと温めていて…。それくらいテンポよく次を見越して動かないと、時間に追われてしまうだけだと思うから。 今回はすごくテーマ性がはっきりしていたので、メンバー全員で話し合った時にも、ほぼ1回で全部決定! これは珍しいです。みんなで作るライブを意識しているので、楽しみにしていてください。【Actor】俳優としての顔について山田:最初は、演技できるのかなという不安がありました。絶対に年齢的に踊れなくなる時は来ると思うので、それまでに俳優としても地位を確立できるように頑張りたいです。役の幅が広がってきたかな…と思うので、自分でもこの先が楽しみ!【Repeat】リピートしてしまうくらい好きなモノは?山田:レオナルド・ディカプリオが大好きで、特に映画『ロミオ&ジュリエット』は何回も見てます! 【Youtube】動画サイトは見る?山田:見ますよ! 後輩のYouTube動画も見てるし、ぼくはゲーマーなのでゲーム実況とかもよく見ますね。【Overcome】克服したものといえば?山田:味覚がすごく変わった。コーヒーはあんまり得意じゃなかったんですけど、最近はコーヒーがないとちょっとダメなくらい。常にストックしていて、家に置いてあるものは豆にもこだわってます。【Star】自分にとってのスターは? 山田:スポーツ選手。大リーグの大谷翔平くんは同世代なのに、自分にしかない武器を持って海外で活躍している。オンリーワンの強さに、憧れます。バスケの八村塁くんとか大人っぽく見えるから、年下なんて嘘だろって(笑い)。【Use】私物で長く愛用しているものといえば?山田:全然ない。執着しないし、後輩からほしいと言われるとあげちゃうからなくなっちゃうんですよ。セクゾ(Sexy Zone)の菊池(風磨)は、おれがすごく気に入っていたボストンバッグをもっていきましたね! ほしいって、しつこいんですよ~(笑い)。でも1回も使っているところを見たことないんだよなぁ。使わないなら返して!(笑い)【Kiosk】コンビニでよく買うものは?山田:アイスコーヒー! 温かい飲み物が苦手なので、ホットは飲まないんです。【E-mail】よくメールする相手は?山田:友達とはあまりしないから、いちばん多いのは母親かも。※女性セブン2019年12月5・12日号
2019.11.28 07:00
女性セブン
渋野日向子が“もぐもぐ”した駄菓子
駄菓子ブームが到来、著名人による“駄菓子愛”発信が後押し
 今、巷では空前の駄菓子ブームが到来中だという。東京都墨田区で「駄菓子とおかしのみせ エワタリ」を営む江渡稔さん(38)が「本当に幅広い年齢層のかたがいらっしゃって、商品をまんべんなく購入していかれる」と盛況ぶりを語るように、「懐かしい味」「安くて楽しい」と、大人も子供もハマれるのが魅力。 そしてそのブームを後押ししているのが、著名人による“駄菓子愛”の発信だ。歌手やアスリートなどが夢中になる味を紹介しよう。 ゴルフの全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手が大会プレー中に“もぐもぐ”していて話題になった、鱈のすり身が入った「タラタラしてんじゃね~よ」(よっちゃん食品工業)。“渋野フィーバー”で取り扱い店舗では完売が相次いだ。 また、DAIGOがTwitterでたびたび紹介するのは、青のりとソースの香りがたまらない「キャベツ太郎」(やおきん)。自身のTwitterで「キャベツ太郎好きっしゅ!」とDAIGOらしい表現で愛を表した。 NBA・ワシントン・ウィザーズの八村塁選手がインスタグラムに投稿して一躍脚光を浴びた白えびの味が特徴的な駄菓子「白えびビーバー」(北陸製菓)。先日、好きが高じて外国人のチームメートに振る舞ったところ大好評だった。ワールドワイドな人気になるのも間近!? さらに、浅田真央が幼少期の思い出の駄菓子として挙げるのがとんこつ味のラーメン「ブタメン」(おやつカンパニー)。子供の頃に公園で遊んだ後によく食べていた、と先日のイベントで語っていた。 市川海老蔵がブログで紹介するほど愛してやまないフルーツの香り漂う「モロッコフルーツヨーグル」(サンヨー製菓)。好きな理由はマンゴスチンに味が似ているからだとか。 最後にご紹介するのは、人気歌手・あいみょんがインスタグラムに上げて話題になったココア風味のたばこ型駄菓子「ココアシガレット」(オリオン)。子供の頃、これを買うと必ずやりたくなる“たばこポーズ”も様になっているご様子。※女性セブン2019年10月10日号
2019.10.01 16:00
女性セブン
『NBA2K20』の発表イベント後、インタビューに応じる八村塁
「憧れのゲーム」にも登場、次々夢を叶える八村塁の挫折体験
 中国で開催されているFIBAバスケットボールW杯では、残念ながら一時リーグ敗退となった日本代表のエース・八村塁(ワシントン・ウィザーズ)。10月に開幕するNBAでロースター入りが期待されているが、ゲームの世界では一足早く「夢の舞台」に立つことになった。6日発売のNBA公認のバスケットボールゲーム『NBA 2K20』に、八村自身がキャラクターとして登場する。 同ゲームの日本オフィシャルアンバサダーに就任した八村は、8月15日に行なわれた就任発表イベントで、「(日本人初の1巡目指名で)ドラフトされた時と同じぐらい嬉しい」と笑顔でコメントした。『NBA 2K』は、1999年に発売され、全世界で累計9000万本を売り上げている人気シリーズ。新旧含めたNBA選手が登録されている今回の新作には、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォーリアーズ)といったリーグトップクラスのスター選手に混じって、今季ウィザーズに加入した八村自身も登場する。 発表イベントで八村は「バスケを始めた頃からやっていたゲーム。キャラクターになれたらいいなと思っていた」と満面の笑みで語った。その場で初公開されたゲーム内に登場する八村の動画では、6月に契約したばかりの「エア・ジョーダン」のシューズはもちろん、シュートフォームやガッツポーズの動作まで忠実に再現。その精度を目にした八村も「不思議な感じがする」という驚くほどだった。 次々と「夢」を現実のものにしていく八村だが、発表イベント後のインタビューでは、成功に至るまでの“挫折体験”について問われ、こう振り返った。「これまでW杯(年代別の世界選手権)に行ったり、アジア大会に行ったり、ジョーダンブランドクラシック(世界のトップ高校生が集うエキシビションマッチ)に行ったり、NBAキャンプに行ったりしてきました。そういう場に出場すると(世界に比べて自分は)まだまだ足りないなと感じ、もっと練習を頑張ろうと励みになった。世界はすごいなと実感して、(自分はまだ)ダメだなと思ったことは何回もあります」 5年前、U-17日本代表として迎えたアメリカとの対戦では八村1人で25点を叩き出す奮闘を見せたが、試合は38対122と大敗。ただ、八村はこの大会で得点王となったことで米NCAAの強豪校からオファーがかかるようになる。 その年末のウィンターカップで、2年生ながら明成高校(宮城)の中心選手として2連覇を果たす頃には「夢はNBAプレーヤーになって五輪で日本代表として米国代表を倒すこと」と、現在につながる大きな目標を公言するまでに。八村はアメリカ代表相手に大敗を喫した当時をこう振り返った。「やっぱりアメリカという世界のトップの国とああいうふうにゲームができるというのはなかなかない機会だったから、すごい対戦を楽しみにしていました。やってみると本当にすごくて、負けて悔しかったんですけれど、言葉では言えないような“得たもの”があった。これからが楽しみだなあと思えてきたのです。今考えると、それが今につながるモチベーションになった」 2014年のU-17世界選手権で対戦したアメリカ代表の選手のなかには、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)のように、すでにNBAでチームの主力として活躍する選手もいる。そして八村も今年、ついにNBAの大舞台で勝負するチャンスを手にした。「そうですね。僕も彼ら以上のプレーヤーになれると信じてやってきた。(対戦が)楽しみです」『NBA 2K20』の発表イベントでは日本の中学生とゲームで対戦。中学生が選択したウィザーズの初期設定では八村はベンチメンバー。「俺スタメンじゃないの!?」とおどけてみせた八村だったが、10月のプレシーズンゲームで実力を発揮し、同23日(現地、日本時間24日)の開幕戦(対ダラス・マーベリックス)では念願のスタメン入りを果たせるか──。■撮影/村上タケシ
2019.09.06 07:00
NEWSポストセブン
貴景勝や八村ら、全スポーツからラグビー日本代表を選ぶと…
貴景勝や八村ら、全スポーツからラグビー日本代表を選ぶと…
 9月20日にラグビーW杯日本大会が開幕、それに先立ち、8月29日には代表31人が選出された。フィールド上に15人が立つラグビーは、ポジションにより多様な特性・能力が求められる。一方で、競技人口は比較的少なく、“ラグビー向きの才能”が他に流れていると嘆く関係者は少なくない。 では、全スポーツの一流選手から“夢のジャパン”を組んだら──ラグビー取材の第一人者と、1987年の第1回W杯にも出場した元日本代表の“顔”が大真面目に考えた。 まず、ラグビーのポジションは大きく、フォワード(FW=8人)とバックス(BK=7人)に分かれる。スクラムを組むのがFWの8人で、最前列が「左プロップ」「フッカー」「右プロップ」の3人。「フッカー」は最前列からスクラムをコントロールしながら足でボールを後ろに送る。ラインアウトではボールを投げ入れるため、パワーと器用さが求められる。一方、「左右プロップ」は最重量級が並ぶ。 ラグビー、水泳、駅伝から、MLB、NBAまで幅広く取材するスポーツジャーナリスト・生島淳氏は、左プロップに角界の新星・貴景勝(関脇)を選出。「両足が土俵から離れない、地に根が生えたような動きはプロップでしょう。ラグビーの代表は『居住3年以上の外国人』も出場可能なので、ジョージア国籍の大関・栃ノ心やモンゴル国籍の白鵬、鶴竜の両横綱もいいが、一番若くスタミナもある貴景勝が最も有望です。 右プロップは柔道100kg超級の原沢久喜がいいと思う。フッカーはラインアウトも考え、恵まれた体格で器用にボールをコントロールできる田中将大(ヤンキース)を推したい」◆ロックにNBA・渡邊雄太 神戸製鋼で日本選手権7連覇を達成し、日本代表キャップ数30を誇る大八木淳史氏も「左プロップは貴景勝」という意見で一致。「右プロップは体格、身体能力に加え、負けん気の強そうな中田翔(日本ハム)を見てみたい。フッカーには足技も使える柔道から阿部一二三。最近はケガに苦しんでいるが、若くして世界の頂点に立った技のキレは素晴らしい」 続いて「左右ロック」のセカンドロー。ラインアウトでジャンパーとして地上4mの空中戦を繰り広げるため、長身の選手が務める。前出・生島氏がいう。「左ロックは走り高跳びの日本記録保持者・戸邉直人を持ってきましょう。194cmの長身で、跳躍力も申し分ない。右ロックはバスケ日本代表から、206cmの体格でコートを縦横無尽に走り回るNBAメンフィス・グリズリーズの渡邊雄太を使いたい」 現役時代は188cmの巨体でロックとして活躍した大八木氏は、長身の野球選手コンビを提案する。「左ロックを藤浪晋太郎(阪神)、右ロックをダルビッシュ有(カブス)の2m級コンビ。このくらい大きくて動ける選手だとスクラムが安定するし、ラインアウトでのボールキャッチも安心できる」 最後列の側面からスクラムに加わるのは「左右フランカー」。パワーに加え、いつでも飛び出せる俊敏性や持久力が求められるため、別掲図の通り本田圭祐(サッカー)や瀬戸大也(水泳)などスタミナが求められる競技からの人選となった。 FW陣の最後尾に位置するのが攻守の要「ナンバーエイト」だ。生島、大八木両氏は同じ名前を挙げた。日本人初のNBAドラフト1巡目指名を受けた八村塁(ウィザーズ)である。 大八木氏は「現役日本人アスリートを見渡して、運動能力トップは八村。彼しかいない」と太鼓判を押す。バスケ日本代表でも、所属チームでも背番号「8」の八村だが、ラグビーでも「8」の資質があるわけだ。 ここからがBK陣。「スクラムハーフ」はFWとBKのつなぎ役。スクラムにボールを投げ入れ、ナンバーエイトから出てきたらパスやキックで攻撃のリズムを作っていく。的確な判断と素早い動きが求められ、小柄な選手も多い。「スタンドオフ」は司令塔。スクラムハーフからパスを受け、攻撃陣を率いる。「バスケ日本代表のPG富樫勇樹(千葉ジェッツ)がスクラムハーフ。167cmながら素早い動きと戦略眼で大きな相手を翻弄できる。スタンドオフは広い視野で攻撃を組み立てられる久保建英(マジョルカ)でしょう」(生島氏) 大八木氏はスクラムハーフになんとフィギュアスケートの羽生結弦を挙げた。172cm、57kgの細身では不向きに思えるが、「素早い動き、4回転ジャンプを実現する驚異的な運動神経に加え、ケガに強い。何より、スクラムハーフに必要な圧倒的なカリスマ性があります」(大八木氏)と断言。「司令塔のスタンドオフは大谷翔平(エンゼルス)がいい。あの運動神経なら、練習すれば素晴らしいキックもできるはず」(同前) さらにスリークォーターバックスの4人。中央の「左右センター」は、攻撃ではウイングのトライをアシストし、守備では体を張って相手バックスを止める縁の下の力持ち的存在だ。生島氏はこの左センターに大谷を起用したいとする。「視野が広くてクレバーな大型バックスは魅力的です。大谷なら右フランカーとの“二刀流”もいける」 大八木氏は「運動能力に加え、強いメンタルでチームを支えられる」との理由で左センターに格闘技の那須川天心、右センターにテニスの錦織圭を挙げた。◆サニブラウンは右ウイング「左右ウイング」は、味方がつないだボールでトライを狙う。スピードが求められるだけに、陸上のトップ選手が第一候補だ。「桐生祥秀が左ウイング。細かいところに入っていくのでダッシュ力のある桐生を置く。比較的ロングスプリントが多くなる右ウイングは後半の加速があり、200mも走れるサニブラウン・ハキームがいい」(生島氏) 一方で、ラグビージャーナリストの村上晃一氏は「左ウイングには“日本人3人目の9秒台”を出した小池祐貴、右ウイングに桐生。線が細いタイプよりも筋肉質で重心を低くして走れるほうがいい。腰高の選手はタックルに弱い」とし、豊富なスプリンター陣から誰を選ぶかが“贅沢な悩み”になるようだ。 最後方に位置する「フルバック」は防御ラインの最後の砦。キックで陣地を挽回する役割も担う。前回大会では五郎丸歩が務めた。 キック力を重視する生島氏が「サッカーのセンターバックがいい。吉田麻也(サウサンプトン)が適任」とするのに対して大八木氏は、ゴルフの石川遼だという。「今回挙げたメンバーはラグビー未経験者ばかり。だから、今の競技のプレー中の表情や集中力の高め方などを踏まえて選んでいる。石川がラグビーをやったら、パット練習と同じようにキック練習を朝から晩までやるのではないか。それぐらい凄まじい集中力がある」 もちろん、本番のW杯に挑むのはジョセフHC率いる「本物のジャパン」である。“あの選手がいれば……”なんて声が出ないほどの大躍進を期待したい。※週刊ポスト2019年9月13日号
2019.09.03 16:00
週刊ポスト
NBA「開幕スタメン」もある! 八村塁が手にする巨額マネー
NBA「開幕スタメン」もある! 八村塁が手にする巨額マネー
 8月31日から中国で開幕するW杯に臨むバスケ日本代表で、注目を一身に集めるのが日本人史上初となるNBAドラフト一巡目指名を受けたワシントン・ウィザーズの八村塁(21)だ。「ルーキーで年俸約4億円ですから、スケールが違います。7月末にW杯前の代表合宿のために帰国すると、日清食品HDなどとスポンサー契約を結んだことを発表。話題性は高く、CM契約は1社1億円ともいわれる。中国に出発する8月下旬までに、東京五輪のオフィシャルスポンサー企業を中心に、さらに契約を結ぼうとするところが出てくるはず」(広告代理店関係者) そんな八村の“市場価値”は、9月以降の活躍でさらに高まる可能性もある。「W杯では予選リーグで米国代表との対戦が決まっている。アンソニー・デイビス(レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)といったオールスター級のスターが直前になって相次いで出場辞退したものの、それでもNBA一線級の選手が集まる。その米国代表相手に活躍をみせれば、八村と同じポジションのフォワード陣がやや手薄なウィザーズの事情を踏まえても、10月からのレギュラーシーズンでの開幕スタメンが現実味を帯びてくる」(在米ジャーナリスト) 控え選手も含めた全選手の平均年俸7億円のNBAにあって、スタメンに定着すれば稼ぎはさらに跳ね上がる。実績も手にする金額も、前人未到の道をさらに突き進むことになりそうだ。※週刊ポスト2019年8月16・23日号
2019.08.06 07:00
週刊ポスト
週刊ポスト 2019年8月16日・23日号目次
週刊ポスト 2019年8月16日・23日号目次
週刊ポスト 2019年8月16日・23日号目次あなたの未来は上級高齢者か、下級高齢者か?・言ってはいけない「定年後」の真実 60歳以下の「上級/下級」の分断 ・ニッポンの高齢者「平均値」全データ あなたはそれより上か下か・「下級高齢者」にならないために今から始める「お金の鉄則」6 ・お盆に親子で確認!「家族のトラブル」先回りチェックリスト特集◆「戦後最大のフィクサー」と呼ばれた男 許永中の独占告白91年逮捕・97年失踪 「イトマン事件」28年目の真相◆田原総一朗が突撃レポート!◆東京五輪開催中2020年8月X日に「首都直下型地震」が起きたら◆【大波乱の大会開幕スペシャル】夏の甲子園「令和の新怪物」は誰だ!◆動き出した「11月解散総選挙」“安倍自民単独3分の2議席”の圧勝 これでいいのか!?◆読書家じいちゃんが「孫に読ませたい本」◆元吉本芸人が爆弾告白「ヤクザの闇営業、行ってたで」◆重病を察知する自覚症状「あぶない組み合わせ」40◆ビートたけし『21世紀毒談スペシャル』 令和初の「ヒンシュク大賞」を決定するぜっての!◆令和の世に語り継ぎたい 誇り高き「8人の日本軍人」◆プロ野球80年の「ナンバーワン選手」を決めよう◆文在寅大統領が一切聞く耳持たない 世界で飛び交う「韓国批判」ワイド◆清原和博フルスイング撮◆稀勢の里“荒磯部屋”設立◆池江璃花子「日本新の熱い絆」◆藤浪晋太郎“オフのトレード話”◆八村塁「開幕スタメン」◆小室圭さん「大逆転の記者会見」◆春風亭昇太 玉の輿結婚◆小川彩佳 古巣テレ朝に“メッセージ”◆山口真帆 活動再開◆カルロス・ゴーン「反転攻勢の秋」◆N国党「NHK訴える!?」◆大塚久美子「社長ツアーガイド」◆小池百合子“自民懐柔策”グラビア◆昭和の「お化け番組」伝説の裏側◆総力追跡 あのAV女優は現在◆染谷有香 Honey Trap なにが愛なのか◆大場久美子 ハワイの休日◆キングダム◆週刊ポストが報じたお色気特集の50年◆創刊50周年記念 週刊ポストの「顔」になった女たち◆フジテレビアナウンサー山﨑夕貴 初グラビア◆なをん。神戸の女の物語*美乃◆エスワンALLSTARS連載・コラム◆呉智英「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆柳広司「太平洋食堂」【コラム】◆短期集中東田和美「60歳からの『儲ける競馬』」◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆鎌田實「ジタバタしない」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」◆中島守男「袋小路家のニチジョー」【情報・娯楽】◆のむみち「週刊名画座かんぺ」◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆新連載 二題噺リレーエッセイ 作家たちのAtoZ◆椎名誠とわしらは怪しい雑魚釣り隊◆坪内祐三の美術批評「眼は行動する」
2019.08.05 07:00
週刊ポスト
日清食品のひよこちゃんと八村塁とカップヌードル
八村塁、カップヌードル食べて故郷を思い出せた
 NBAのワシントン・ウィザーズに所属する八村塁が、日清食品ホールディングスとスポンサー契約を締結し、記者会見に登場した。 小さい頃から同社のカップヌードルになじんできたという八村。アメリカでもカップヌードルを食べることで日本を思い出せるとのことで、同社と契約したことを光栄だと喜びの表情を浮かべた。「HUNGRY TO WIN(世界に、食ってかかれ。)」というキャッチフレーズで世界への挑戦を目指している同社。発表会に出席した同社宣伝部の米山慎一郎部長は「その思いと、NBAに挑戦する八村選手の姿勢は共通しているため、今回のスポンサー契約に至った」と話した。撮影/矢口和也
2019.07.27 16:00
NEWSポストセブン
年収10億円超と言われるプロゲーマー「Ninja」(AFP=時事)
億万長者が続々の「eスポーツ」 プロゲーマー育成の難しさ
 バスケットボールのNBAドラフト一巡名に指名された八村塁がいきなり4億円年俸を得られることで話題になったが、「eスポーツ」の世界もいま続々と億単位のプレイヤーを生み出している。米Time誌が選出する「世界で最も影響力のある100人」にトランプ大統領などとともに選ばれたゲーム『Fortnite(フォートナイト)』プレイヤーNinjaは10億円超の年収と報じられ、『Dota 2』(ドータ・ツー)プレイヤーのトップに君臨するドイツの26歳KuroKyは賞金だけで4億円超を稼いでいる。ジャーナリストの西田宗千佳氏が、ゲームの競技会がスポーツへと発展し多くの称賛と賞金が集まるなか、課題もある現状について解説する。 * * * ここ数年で、ゲームが「eスポーツ」として紹介されることが増えてきた。オリンピック競技に含める、という話は頓挫したが、eスポーツという言葉への注目は高まる一方だ。 だが、ゲームに「スポーツ」という言葉を 使うことについて、違和感を訴える人は少なくない。画面に向かってコントローラーを操作する姿は、確かに一般的なスポーツのイメージとは異なっている部分がある。 しかし、筆者はそれでも「eスポーツはスポーツと名乗るに足る条件を備えている」と考えている。一方で、多くのスポーツとは異なる部分が厳然と存在するのも事実である。eスポーツはなぜ「スポーツ」と呼ばれるようになったのか? その点を解説してみたい。■巨額の賞金が動く「プロ競技」が成長 eスポーツ・トッププロの賞金が数億円、というニュースを見たことはないだろうか。日本では法的な問題があって高額賞金を伴ったイベントは開催しづらい状況にあるが、海外ではそうではない。世界最大級の格闘ゲームに関する大会のひとつ、カプコンカップ2018年度世界大会は、賞金総額が40万ドル(約4400万円)、優勝賞金25万ドル(約2750万円)。Epic Gamesが開催する「Fortnite World Cup」の賞金総額は1億ドル(約110億円)、優勝賞金3000万ドル(約33億円)という巨大イベントになっている。 それだけのイベントに勝つ可能性のある有力プレイヤーは、当然それだけ注目されるので、広告媒体としての価値も認められている。パソコンやヘッドホンなどのメーカー、エナジードリンクブランドなどと提携し、広告費を得ている。 ゲーム大会の賞金と広告費で生計を立てる人々を、一般に「プロゲーマー」という。ちょっとゲームが上手ければなれる、というものではない。長時間にわたる修練と恵まれた能力があって、ようやく成功できる狭き門である。彼らのゲームに対する姿勢はアスリートそのものであり、ゲームを知らない人が考える「ちょっとゲームが上手い人」というレベルからはかけ離れた存在だ。まさに、他のスポーツのプロと同じである。 プロがいて大きな額のお金が動く様がプロスポーツの世界に似ているため、勝ち負けのあるゲームの世界を「eスポーツ」と呼ぶようになった……。簡単にいえば、そういう図式である。■本質は「ゲームプレイを見て楽しむ」人の増加にあり ただし、確かにプロがいることがeスポーツの世界を広げたことは事実である。一方で、なぜ巨額のイベントが成立するようになったのか、その点を考えておく必要がある。 大きな転機となったのは、YouTubeに代表される「ネット動画」の登場だ。 ゲームの大会やイベントは30年以上前から存在した。ゲームの販売促進を兼ねて、得点を競う競技会や対戦イベントはさほど珍しくない。だが、そうした存在はあくまで「イベントごと」にすぎなかった。参加するのはゲームをプレイしているファンがほとんどだったからだ。 だが、ネット動画を配信するサービスが広がると、事情は少しずつ変わっていく。イベントに足を運ぶような熱心なファンでなくても、日常的にゲームをプレイする人々の映像を見られるようになっていったからだ。すると、映像を見ているのは「ゲームを実際にプレイしている人々」だけではなくなった。ゲームの対戦映像を見ることそのものを楽しむファンが増えたのだ。野球ファンは、常に野球のプレイヤーではない。ボクシングファンのうち、実際にボクシングをしている人の割合はとても少ないはずだ。 スポーツは、それを「実際にプレイする」ことだけを指すものではない。プロスポーツ選手をはじめとした、優れた人々の競技を「見て楽しむ」という要素、優れた人々に憧れる、という要素もある。eスポーツの本質とは、高額な賞金にあるのではない。「見て楽しむ」「応援する、憧れる」といった、プロスポーツとファンの関係に近いものが成立する、という点にある。■プロの育成やセカンドキャリアには課題も ゲームビジネスの収益は、これまではゲームの販売やサービス利用料金が中心。そこにキャラクターなどのマーチャンダイズ料金が追加される程度だった。だが、ゲームを見て楽しむ人が増えるということは、そこからの収益が生まれる可能性が高くなる、ということである。 すでに述べたように、ゲームを見るのは、プレイするよりも手軽だ。それだけ、広く薄く収益を集められる可能性が出てくる。しかも、ゲームのプレイを見せることは、それそのものが、ゲームにとって大きなプロモーションともなる。それだからこそ、ゲームメーカーにとってeスポーツは新しい収益源として注目の存在なのだ。 だが、そうした特性こそが、eスポーツと他のスポーツの違いとも言える。 スポーツは、世界中で同じルールで争われるものであり、ルール改定はあるが、存在自体が大きく変わってしまうことはまれだ。ユニフォームも戦術も変わってはいるが、50年前も今も、サッカーはサッカーだ。「ブレインスポーツ」と言われるチェスや囲碁、将棋なども、ルールはそうそう変わらない。 だが、ゲームは商品である。ゲームをしないと人々からは同じように見えるかもしれないが、バージョンアップによってルールや有利不利など含む「ゲームバランス」は定期的に変化する。商品が大きく代替わりし、続編が出ることもある。宣伝としての意味合いも大きいため、eスポーツが扱う「競技」であるゲームは変わって行かざるを得ない。この点は、他のスポーツと大きく違う。そのことでゲームがスポーツではない、と断じる要因にはならないが、大会運営などの扱いは変わらざるを得ない。 また、生まれたばかりの分野なので、プロの育成やセカンドキャリアなど、「プロゲーマー」という職業に絡む問題もある。 反射神経や視力の衰えは、ゲームの腕に大きく影響する。長時間駆け引きをするには、集中力の維持も必要だ。経験や判断力でカバーできる領域もあるが、他のスポーツと同様、加齢による衰えはある。ゲームのプロとして、一生賞金だけで稼ぐのは不可能だ。また、ゲームは日々変わっていくため、「ゲーマーをプロとして育てる」のも難しい。ゲームそのものでどう勝つか、うまくなるかは、結局自分で編み出さねばならない。「指導」できるのは、生活スタイルや稼ぐための方法論といった、プロとして生活するための外堀にあたる部分、といっていい。プロゲーマーのマネジメント手法も確立していない。 プロスポーツに似た特性を持ちながら、新しいジャンルであるがゆえに未成熟な部分もあり、一方で大きなお金が動いている。そのアンバランスさが、eスポーツの課題といえる。一方で、そうした危うさを含む部分もまた、勃興期ならではの魅力、ということもできるのだが。
2019.06.30 07:00
NEWSポストセブン
9位で指名された八村塁(Sipa USA/時事通信フォト)
NBA入りをつかみ取った八村塁選手の「ピグマリオン効果」
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々を心理的に分析する。今回は、NBA入りが決まった八村塁選手について。 * * *「皆さん、やりました!」と、ハスキーな声で喜びを語ったのは、21日、NBA(米プロバスケットボール協会)のドラフト会議で日本人初の1巡目指名を受けた八村塁選手だ。はにかむような笑顔でインタビューを受けていた彼のジャケットの襟には、日の丸のピンバッジ。名前を呼ばれた瞬間、満面の笑顔で天を指差した八村選手は、その仕草も立ち居振る舞いも堂々としていて実にカッコいい。 ベナン人を父に、日本人を母に持つ八村選手は、バスケで有名なアメリカのゴンザガ大学で活躍している選手である。その八村選手を1巡目で指名したのはワシントン・ウィーザーズで、ドラフト会議全体でも9位での指名だ。日本バスケ界にとっては歴史的なこの出来事にメディアは大騒ぎだ。 NBAを見たことがない私としては、これがどれだけすごいことなのかよくわからないのが残念だ。スポーツ全体でいえばバスケの競技人口が一番多いというのだが、日本では野球、サッカー、相撲と比べるとプロスポーツとしてまだ少しなじみが薄い。NBAと聞いてパッと思い浮かぶのはマイケル・ジョーダンぐらいで、ドラフトといえば、プロ野球のドラフト会議ぐらいしかイメージがわかなかったのがホンネだ。だがアメリカでは、NBA選手になるのは、宇宙飛行士になるより難しいらしい。 そんな中で小柄ながら日本人初のNBAプレーヤーとして活躍してきた田臥勇太選手が、八村選手の1巡目指名を“奇跡”と表したという記事が出ていたぐらいなのだから、バスケを知らない者にとっては想像できないくらいものすごいことなのだろう。年棒もいきなり4億円を超え、待遇もケタ違い。加えてやはり日本人初で、ジョーダンブランドとも契約したのだから、やっぱりすごい。 その八村選手を支えてきたのが、中学時代の恩師でバスケ部のコーチ・坂本穣治さんの「お前はNBAに行く」という言葉だったという。それだけの素質と才能があったのはもちろん言うまでもないが、コーチからの期待は、彼が成長し活躍していく上で大きな力になっていたはずだ。 人は期待されると、それに応えようと成果を出す傾向があるといわれる。これを心理学では「ピグマリオン効果」、または「ローゼンタール効果」という。ピグマリオンとは、ギリシャ神話に出てくるキプロス王の名前だ。王は象牙で造った像に恋して思い続けたところ、女神アフロディテがその像に命を与えて、結婚できたという逸話から、ピグマリオン効果と名付けられた。 期待されれば、一生懸命それに応えようとするのが人間だ。良い期待は良い方向に人を成長させる。だが期待するだけでは、この効果は生まれない。「それを信じてやってきました」と語った八村塁選手の言葉からわかるように、コーチも周りもそうなると強く信じて育てていくこと、そして自分自身が自分の可能性を信じることが大切になる。 ドラフト直後というタイミングで電話をかけ、「全てはコーチから始まりました」と伝えたという八村選手と、それを聞いて「感無量」と涙ぐんだ坂本コーチ。選手とコーチという二人の信頼関係を土台にしたピグマリオン効果こそが、八村塁をNBA選手へと昇華させたのだ。
2019.06.26 07:00
NEWSポストセブン
週刊ポスト 2019年7月5日号目次
週刊ポスト 2019年7月5日号目次
週刊ポスト 2019年7月5日号目次年金申請・手続きの書き方見本10・政治家たちの「浮き世離れ金銭感覚 言行録」 ・年金10兆円を着服・散財した「自民党と悪徳官僚」暗黒の80年史特集◆「自動車運転外来」でやっている凄い診断&リハビリ訓練◆なぜあの「飲食チェーン店」は「急に現われて、突然消える」のか?◆うんこ“病気”ドリル〈子供は漢字習得のために、大人は健康管理のために〉──便研究の第一人者が本誌のために作成した◆MEGA地震予測最新版 全国で異常変動が! ──「新潟・山形の次はここを警戒せよ」◆吉田輝星の「これから」を左右する「付き従う先輩」「聞き流す先輩」◆トランプVS習近平「大阪G20の陣」「お前が俺の部屋に来い」◆「銃強奪犯の父は系列局常務」フジテレビの緊迫ライブ“NOグッディ”◆ビートたけしの『21世紀毒談』◆「淫らな匂い」女医が診察して判明した神秘◆「あなたも勃起を取り戻せる」◆畏るべき天皇家の「肉体鍛錬」【令和皇室の大研究/第2弾】ワイド◆競走馬156頭 出走取り消し騒動◆桑田佳祐20年ぶりに封印解いた「伝説曲」◆NHKから国民を守る党◆八村塁NBAの年俸はなぜそんなに高い?◆「風俗ルポ」執筆で大学から注意された早大3年生グラビア◆週末ご近所探検 東京鉄道さんぽ◆ミスコンテスト スター誕生の瞬間◆水戸かな 真昼の情事◆一色桃子 夢幻の秘め事◆超快適カプセルホテル◆プロ野球セクシー始球式2019◆なをん。希島あいり 美熟妻◆新人女子アナ7人「初鳴き前夜」◆寿影・最終回 竹中直人◆新宿・歌舞伎町の25年連載・コラム◆呉智英「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆柳広司「太平洋食堂」【コラム】◆東田和美「60歳からの『儲ける競馬』」◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」【情報・娯楽】◆のむみち「週刊名画座かんぺ」◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆坪内祐三の美術批評「眼は行動する」
2019.06.24 07:00
週刊ポスト
9位で指名された八村塁(Sipa USA/時事通信フォト)
八村塁4.9億円の衝撃! NBAの年俸はなぜそんなに高いのか
 プロ入り1年目で年俸が「億」に──日本人ルーキーでは前代未聞の数字となる。バスケ日本代表で米ゴンザガ大3年の八村塁(21)は、6月20日(現地時間)のNBAドラフトにおいて1巡目全体9位でワシントン・ウィザーズからの指名を受けた。「ベナン人の父と日本人の母をもつ八村は明成高校(宮城)でインターハイ3連覇を達成後、強豪・ゴンザガ大に進学。身長204センチ、体重108キロの体格でエースとしてチームを引っ張り、米大学バスケで最も優れたスモールフォワードに贈られるジュリアス・アービング賞を受賞しています」(スポーツ紙デスク) 八村は上位10位以内が予想されるトップ選手だけが招かれる「グリーンルーム」で指名を待つことになった。 驚かされるのは上位指名選手の年俸で、「1巡目1位なら7億円、10位前後で4億円が相場」(同前)なのだ。9位の八村の場合、最大年俸は4.9億円になる。他のプロスポーツと比べて群を抜いて高い。なぜそんなに稼げるのか。スポーツライター・友成那智氏はこういう。「MLB(メジャーリーグ)選手約1200人に対し、NBA選手はたった450人。圧倒的に“狭き門”です。米国では大学バスケも大人気で、大卒ルーキーが即戦力になるのでいきなり高額年俸になる。一方、MLBは3年目までは大きく年俸が上がらない仕組みがある。エンゼルスの大谷翔平(24)があれだけ活躍して年俸7200万円ですから」 もちろん、八村の“真価”が問われるのはこれから。大谷のように衝撃的な活躍を見せ、さらなる“荒稼ぎ”で夢を見せてほしい。※週刊ポスト2019年7月5日号
2019.06.24 07:00
週刊ポスト
アフリカ系の人気ハーフ芸人 「全員がスポーツ万能じゃない」
アフリカ系の人気ハーフ芸人 「全員がスポーツ万能じゃない」
 陸上短距離界の世界王者、ウサイン・ボルトのユース時代の記録を塗り替えたとして新聞紙面を賑わせたのは、城西大城西高校2年のサニブラウン・ハキーム(16)。 ハキームは父親がガーナ人、母親が日本人のハーフ。現在、彼のようなアフリカ系ハーフが、日本のスポーツ界を席巻している。女子バレーボールの宮部藍梨(16)や男子バスケットボールの八村塁(17)もそうだ。 ちなみにスポーツ界だけでなく、芸能界でもハーフブーム。 カメルーン人の父親とは会ったことがなく、「最近フェイスブックで発見して友達になった」という、お笑い芸人のぶらっくさむらい(34)は、最近のアフリカ系ハーフの活躍についてこういう。「誇らしいですが、僕は運動音痴なんです。体育の時間に裸足になると皆が“足が速そう!”と注目してくれるけど、実際は速くない。この風貌なのでバスケットボールが上手いと勘違いされますが、球技は全然ダメ。 アフリカ系ハーフだからといって、全員がスポーツ万能じゃありません。ハキーム君たちは天性の運動能力だけでなく、努力もしているはず。運動音痴の僕はお笑いで頑張ります!」 運動もお笑いも、天性の素質に加えて努力が肝要だ。※週刊ポスト2015年8月7日号
2015.08.01 07:00
週刊ポスト
ハキーム、宮部藍梨らアフリカ系選手が活躍の背景に遺伝子説
ハキーム、宮部藍梨らアフリカ系選手が活躍の背景に遺伝子説
〈日本の怪物高校生がボルト超え〉──陸上短距離界の世界王者、ウサイン・ボルトの記録を塗り替えたとして新聞紙面を賑わせたのは、城西大城西高校2年のサニブラウン・ハキーム(16)。 7月15日から開催された陸上の世界ユース選手権で、100m、200mの2冠を達成。200mでは2003年大会のボルトの記録、20秒40を上回る20秒34の大会新記録をマークし、8月の世界選手権(中国・北京)に日本代表として追加招集される見込みだ。 ハキームは父親がガーナ人、母親が日本人のハーフ。現在、彼のようなアフリカ系ハーフが、日本のスポーツ界を席巻している。 昨年のユース五輪では、大阪薫英女学院高校2年生(当時)の高松望ムセンビ(17)が女子3000mで金メダルを獲得。彼女の父親はケニア人だ。 女子バレーボールの宮部藍梨(16)は父親がナイジェリア人。身長182cmの体格を武器に7月10日に日本代表デビューした。 同じく高校生で日本代表入りしたのは、男子バスケットボールの八村塁(17)。父親がベナン人で、身長198cmの大型センターだ。 その他にも、野球ではオリックスのドラ2ルーキー・宗佑磨(19・父はギニア人)が、ラグビーでは強豪「サントリー」に所属する日本代表・松島幸太朗(22・父はジンバブエ人)などが有名だ。 なぜ彼らは運動能力が高いのか。スポーツ遺伝子に詳しい順天堂大学准教授の福典之氏が解説する。「運動能力に関係すると見られる遺伝子は100種類以上あり、とくにACTN3という遺伝子が強い影響を与えています。中でも、瞬発系競技に有利なのがRR型とRX型。この遺伝子を持つ割合は日本人の7~7.5割に対しアフリカ人は9~9.9割に達する」 興味深いのは、割合の高い父母を持つ子の運動能力が必ずしも高いとは限らないことだ。「私たちの研究では、短距離で活躍する選手は、父親がアフリカ系で母親がヨーロッパ系の選手が多いという結果になった。似た遺伝子よりも、異なる遺伝子の組み合わせが、予想を超える能力を生み出すのかもしれません。その意味で、アフリカ人と日本人のハーフがずば抜けた運動能力を持つ可能性はある」(福氏)※週刊ポスト2015年8月7日号
2015.07.30 16:00
週刊ポスト

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