芸能

「ウッチャン」と「ナンチャン」がコンビ? 小学生知らぬ現実

2人がコンビだと知らない世代も

2人がコンビだと知らない世代も

 ウッチャンナンチャンと言えば、かたや内村光良は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など地上波レギュラー5本、かたや南原清隆は帯番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)など地上波レギュラー3本を抱える大物コンビだが、近年はコンビでの共演がめっきり減っている。それにより、子どもたちの間では彼らがコンビだと認識されていないのだという。

 内村は9月に出演したラジオ番組で、「今の小学生とか、コンビだって知らない子多いんじゃないかなって私は思うんですよね。『ヒルナンデス!』やってるおじさんと、『イッテQ!』のおじさんっていう認識が多いんじゃないかなっていう」と語ったが、長年のウンナンファンである40歳会社員男性は、実際に娘に確かめてみたという。

「平日の昼に在宅勤務していた際、学校行事で家にいた小学3年生になる娘に、『ヒルナンデス!』を観ながら『ナンチャンがウッチャンとコンビだって知ってた?』と訊いたんです。そうしたら、『ウッチャンてあのウッチャン? えっ、そうなの? 知らなかった』と言っていて、驚きました。娘は、夏休みは毎日のように『ヒルナンデス!』を観ていたし、『イッテQ!』や『THE 突破ファイル』(日本テレビ系)も好きだから、もちろん2人のことは知っています。なのに、コンビだとは知らない。最近、共演が少ないからでしょうが、ファンとしてはちょっと寂しいですね」

 近年、2人の共演は年に1~2回という状況が続いており、今年に入ってからは一度もない。ダウンタウン・松本人志と内村の7年ぶり共演が話題になったが、いまだコンビでの活動が中心のダウンタウンに対し、いまやウッチャンナンチャンはコンビ共演そのものがレアになっている。なぜなのか。芸能評論家の三杉武氏が解説する。

「2人揃っての出演は年末年始などの特番に限られ、本格的なコントが見られなくなってだいぶ経ちます。その間にウッチャンは自身のライフワークであるコント番組を作り続け、“内村ファミリー”とも呼ばれる芸人やスタッフを育ててきた。一方、ナンチャンはスポーツ、バラエティの司会で新たな才能を開花させた。それぞれ個性や方向性の違いもあって共演する機会は減り、コントを作ることもなくなっていった。一部で不仲説が囁かれたこともありましたが、大物コンビにはよくあることで、個々の仕事が大きくなり、関わる人間やお金も増えていき、交通整理が難しくなっているだけだと思います」

関連記事

トピックス

高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
トランプ米大統領によるベネズエラ攻撃はいよいよ危険水域に突入している(時事通信フォト、中央・右はEPA=時事)
《米vs中ロで戦争前夜の危険水域…》トランプ大統領が地上攻撃に言及した「ベネズエラ戦争」が“世界の火薬庫”に 日本では報じられないヤバすぎる「カリブ海の緊迫」
週刊ポスト
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン