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麻生太郎氏と安倍晋三氏 原発再稼働に頼らざる得ないと意見

 民主党政権の体たらくは、自民党時代よりひどいといわざるを得ない。第90代、第92代の内閣総理大臣をつとめた安倍晋三、麻生太郎の両氏は、「今の民主党は政権党の体をなしていない」と怒り心頭だ。政治ジャーナリストの藤本順一氏が司会を務めた対談では、原発の再稼働についても言及された。

――原発の再稼働についてはどう考えるか。

安倍:勇気を持って、動かすことのできる原子力発電所については稼働するという決断が求められていると思います。今後、イランに対する制裁がより厳しくなれば、日本は1割近い原油輸入先を失うと同時に、原油価格はさらに上がる。万が一ホルムズ海峡の航行がうまくいかなくなれば、原油輸入量の9割近くが影響を受けます。

 今、日本はガスも国際価格より高く買わなければならないのが現状です。立場を強くするためにも代替エネルギーを増やしていくことが必要ですが、再生可能エネルギーはまだまだ時間がかかる。まずは現実的なエネルギーである原発を再稼働させていくことです。

麻生:太陽光とか風力とかいった話ばかりするけど、太陽光発電の稼働率って10数%ですよ。風力発電にしても、あの巨大な風車の耐用年数はどれくらいなのか。しかも、海上での補修は容易ではない。やっぱり現実を見れば原子力発電にも頼るしかない。発送電分離とか東電の国有化というのも、そう簡単じゃない。アメリカは発送電分離して大規模停電が増えた。もっと現実の話をしないと。

※週刊ポスト2012年3月30日号

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