芸能

AKB48渡辺麻友や柏木由紀 急増する“触角アイドル”って何

 今、アイドルの間でちょっとしたブームとなっている“触角”をご存じだろうか。

 触角とは、前髪の両サイドで下の垂れている部分のこと。切りそろえた前髪(女子の言葉では“パッツン”状態)のうち、ちょうどこめかみにあたる両サイドの部分だけを、おでこを通り越して、頬にかかるまで伸ばした髪の毛である。

 触角アイドルの代表格といえば、AKB48の“まゆゆ”こと渡辺麻友で、他にも、高橋みなみ、柏木由紀、指原莉乃といった主要メンバーを始めとして、AKB48内で触角スタイルにしているメンバーは少なくない。

 その影響か、他のアイドルでも触覚スタイルに挑戦する人が増えている。例えば、アイドリング!!!に所属し、最近はソロでのバラエティ出演が増えてきた菊地亜美も触角には非常にこだわっており、「ステージで踊っても乱れないように、頬に貼りつかせるためにスプレーで固定しています」と番組で明かすほど。

 なぜ今、アイドルの間で触角ブームが起こっているのだろうか。アイドルを担当することも多いヘアメークは次のように解説する。

「前髪を顔の両サイドの垂らすと、顔全体を小顔に見せる効果があります。また、最近は、目を大きく見せるメークが主流になっているのですが、触覚は目の横の皮膚の面積を狭くすることで、目を大きく見せる効果も期待できるでしょう」

 そのため、「触角はごまかしだ!」と非難するアイドルマニアもいる一方で、逆に「触角のない顔を見てみたい!」という、新たな欲望をファンに抱かせている模様。最近では、一般女子にも流行の兆しを見せており、今後、触角が大ブレイクするかもしれない。

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