国内

鳩山由紀夫氏が「友愛への理解深めるため」改名した名刺公開

名刺には「鳩山由紀夫」ではなく「友紀夫」とある

 儚い与党時代を総括する対話集会を5月11日に開いた民主党。「公開大反省会」の触れ込みだったが、出席者が菅直人元首相、枝野幸男前経産相、長妻昭元厚労相では、自民党と官僚、そして招かれざる小沢一郎元幹事長の悪口大会に終始したのもむべなるかな。一方、その会に呼ばれなかった鳩山由紀夫元首相はというと……。

 翌日、専修大学で行なわれた「国際アジア共同体学会春季シンポジウム」に出席していた。並み居る学者らを前に、特別記念挨拶に立ち、尖閣諸島に関しては「領土問題は存在しないという言葉自体が、相手を挑発している」と中国を援護。期待に違わぬ、“らしさ”を示した。

 そしてその19分間にも及ぶ挨拶後、列席者に配り始めた名刺をみると、鳩山“友”紀夫の文字!? 実は昨年2月に「友愛への理解を深めるため」という理由で由紀夫から友紀夫へ改名することを表明しており、「東シナ海を、争いの海ではなく友愛の海に変える」(この日の挨拶より)との高尚な理想実現のため、有言実行なさったようだ。

 いまだ「トラスト・ミー」の御仁。この人に「反省」の文字はなさそうだ。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2013年5月31日号

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン