数々の修羅場をくぐり抜けてきたジャーナリスト・山路徹氏(52才)が、女性セブン読者のお悩みに回答。今回は流行語ばかり使う夫に悩む奥様からの相談です。
【読者からの相談】
流行語ばかり使う夫にうんざりしています。驚いてもいないのに「じぇじぇじぇ!」って言ってみたり、全然今じゃないタイミングに「今でしょ」って…。なんでもかんでも「倍返し」って言うときも。中学生の息子も呆れています。放っておくしかありませんか?(43才・パート)
【山路徹のアドバイス】
毎年、年の瀬になるとその年の流行語が話題になりますよね。振り返ってみると「こんなのもあったんだ」としみじみ思わせるようなものもあります。
まあ、流行語を頻繁に使うのは人畜無害。うちでは放っておくのがいちばんだと思いますが、心配なのが家の外でも使っているかどうかですね。職場の人に同じように流行語を使っていたら、うざったがられている可能性がありますからね。
流行語はその時だからこそ輝く言葉であり、それが過ぎてしまったらタダの死語。流行語を使えばウケるという発想を変えなくてはいけません。
それとなく「家で言うのはいいけれど、職場で“じぇじぇじぇ!”って言っていたら、あきれられるわよ」とアドバイスしてみてはいかがでしょうか。2014年になっても使っているようなら、息子さんに「学校じゃ、もう流行してないよ」って言ってもらいましょう。
あなたのダンナさんは、いいように解釈すれば流行に敏感な人、基本的には流行語を使うことで世間とつながっていられる人なんだと思います。世の中に無関心よりいいでしょう。むしろ、流行に敏感な性格をうまく利用してダンナさんをコントロールするのも手ですよ(笑い)。
2013年は特に「じぇじぇじぇ」とか「お・も・て・な・し」みたいに日常遣いしやすい流行語が流行語大賞に選ばれましたからね。ダンナさんもきっと、使いやすいのでしょう。
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号