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桜木紫乃新作は流れるままに生きた女性の人生描く9つの物語

【書籍紹介】『星々たち』桜木紫乃/実業之日本社/1400円+税

 母親と二人暮らしの晴彦は、母がクレームをつけて呼び出したスーパーの配達係・千春と出会い図らずも心惹かれる。地味で無表情なくせに豊満な身体を持つ〈彼女には男に「このくらいなら」という気持ちを許す、ある種のだらしなさがあった〉。

 40代の晴彦と20代の千春は結婚し家庭を築くが……(「月見坂」)。奔放な母、実の娘とも生き別れ、流れるままに生きた千春の人生を、彼女とかかわった人々の愛憎を絡めて描く9つの物語。

※週刊ポスト2014年7月4日号

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