映画『トラック野郎』に登場した「一番星号」も参加予定
大晦日の夜、群馬県太田市の利根川河川敷では、新年へのカウントダウンの合図とともに華々しい電飾と極彩画で飾られたデコトラのクラクションが一斉に鳴らされる──。
全国から約300台が集結する、このデコトラ界の一大イベントが、今年は菅原文太さんの追悼を兼ねて行なわれる。
イベントを主催するのは、映画『トラック野郎』シリーズの撮影協力団体「全国哥麿(うたまろ)会」で、今年は菅原さんが映画で運転した「一番星号」も参加予定。現在、滋賀県草津市で電飾の整備などが進められている。
「一番星号」の整備を任されている整備士の生駒雅巳さん(写真)は、「生まれ変わった『一番星号』を文太さんに見てもらいたかった」と語る。
「星桃次郎」は、全国のトラック野郎たちの手で盛大に天へと旅立つ。
撮影■国府田利光
※週刊ポスト2014年12月26日号