国内

爆買いロンダリングも終焉? 高須院長2016年を大胆予測

中国経済の崩壊を予測する高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。新年1回目となる今回は、東アジア情勢を中心に2016年の動向を予測していただきました。

 * * *
──2016年の社会情勢を予測していただこうと思います。

高須:去年は、中国との軍事衝突があるんじゃないかって予測したんだよね。日中間では軍事衝突はなかったけど、アメリカは中国が領土を主張する南シナ海上空に爆撃機を飛ばしたわけだ。中国が反撃しなかっただけで、かなりの緊張状態になってたという意味では、僕の予測もちょっとは当たったかな。

──米中の緊張状態は今後どうなっていくと思いますか?

高須:アメリカは南シナ海の人工島を“誤爆”とかいって爆撃しちゃえば、話は簡単だけど、まあさすがにそんなことはあり得ないね(笑い)。ただ、あの人工島がなくなることで、問題が一発で解決するのは間違いないと思うんだよ。あの人工島は、たしかサンゴ礁を壊して、その上に作ってるんだよね。それなら、土台になってるサンゴ礁の部分を溶かしちゃえば、島も消えちゃうんじゃないの? あの島が沈んでくれたら、それで全部おしまいなんだけどねえ。

──中国というとやはり気になるのが経済です。日本にとっては、中国人観光客のインバウンド消費というものも重要ですし。

高須:とある財界人は「あと5年は持つ」って話してたけど、もうちょっと早く中国経済が崩壊するんじゃないかと思うね。ヘタしたら、2016年のうちにヤバくなっちゃうかもな。

──ということは、爆買いも減ってしまう…。

高須:そもそも爆買いは国の政策で、マネーロンダリングのためにやってるっていう話もあるしね。まあ、どんどん価値が下がっていく元を保有しておくよりも、円に替えて、それで買い物をしたほうがいいよ。中国人は日本の不動産もたくさん買ってるけど、それも元が紙くずみたいなものだから、日本の不動産に替えて財産にしておくっていう発想だ。バブル経済の時、日本人がアメリカのいろんな不動産を買い占めていたけど、そういう感じで中国人は日本の国土を買ってるんだよ。

 そういったことも含めて、とにかく中国はバブル後の日本と同じ道をたどることは間違いない。これから「失われた10年」もしくは「失われた20年」が待っている。それがいつ始まるかだけだね、問題は。それに比べて日本は気楽だね。一回落ちるところまで落ちてるからね。

──韓国情勢はいかがでしょうか?

高須;11月くらいに10万人規模の反朴政権デモをやってたけど、本当に政権をひっくり返しちゃうなんてこともあるかもね。SEALDsの比じゃない。延べ人数ではなくて、本当に10万人規模だから(笑い)。朴槿恵大統領はあと2年任期が残ってるんだよね? もしかしたら、今年中にもひっくり返されちゃうかもなあ。

──韓国の政権が変われば、日韓関係も大きく変化しそうですね。

高須:ただ、日韓もだし、日中もそうなんだけど、政府間では仲が悪くても、民間レベルでは結構仲良くやってるよ。これだけ観光客が日本にたくさん来てるんだもん。

──たしかにそうですね。

トピックス

「夢みる光源氏」展を鑑賞される愛子さま
【9割賛成の調査結果も】女性天皇についての議論は膠着状態 結婚に関して身動きが取れない愛子さまが卒論に選んだ「生涯未婚の内親王」
女性セブン
勝負強さは健在のDeNA筒香嘉智(時事通信フォト)
DeNA筒香嘉智、日本復帰で即大活躍のウラにチームメイトの“粋な計らい” 主砲・牧秀悟が音頭を取った「チャラい歓迎」
週刊ポスト
『虎に翼』の公式Xより
ドラマ通が選ぶ「最高の弁護士ドラマ」ランキング 圧倒的1位は『リーガル・ハイ』、キャラクターの濃さも話の密度も圧倒的
女性セブン
羽生結弦のライバルであるチェンが衝撃論文
《羽生結弦の永遠のライバル》ネイサン・チェンが衝撃の卒業論文 題材は羽生と同じくフィギュアスケートでも視点は正反対
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
撮影前には清掃員に“弟子入り”。終了後には太鼓判を押されたという(時事通信フォト)
《役所広司主演『PERFECT DAYS』でも注目》渋谷区が開催する「公衆トイレツアー」が人気、“おもてなし文化の象徴”と見立て企画が始まる
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン