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ネコ好き妻 「2月22日はネコの日なの」で家事放棄

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せてきたのは、運送会社勤務のご主人(35歳)。イヌ派のご主人に対し、奥様(37歳)はネコ派です。

 * * *
「イヌのほうがいい!」「違うわ、ネコよ!」で、よく口ゲンカします。

「イヌ好きの代表は綱吉だな」
「芥川賞の?」
「それは又吉! 犬公方の五代将軍、徳川綱吉だよ」
「五代? 朝ドラ『あさが来た』の五代様でしょ? イケメンで大好き!」

 こんなトンチンカンな答えしか返ってこない女房。ネコを理由に家事の手を抜くようになりました。

 昨年2月、会社から帰ると、洗濯物は干したままで料理も作っていません。「今日は2月22日で『ネコの日』なの。ネコ好きの私にとっては休日だから、洗濯物はあなたがたたんでね。食事は出前を取りましょう」。ひどい理由付けですが、「1年に1回だけだし、いいか」と思ったら、3月には「3月1日はロシアのネコの日なの」、8月には「8月8日は世界ネコの日なの」で、またも家事放棄。

 そこで10月9日の夜、「明日はキミの日だから、家事は僕がやるよ」と皮肉たっぷりにいいました。「何で?」「10月10日は、トン(豚)トン(豚)だから」。その結果ですか? 横っ面を3発、ブタれました。

※週刊ポスト2016年3月4日号

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