◆今年4月にやっとDVだと…
「まず、度重なる暴力です。いちばんキツかったのは、亡くなった三木助師匠と仲よくなったのを嫉妬されて、布団でぐるぐる巻きにされて2階から突き落とされました」(以下、「」内はすべて泰葉の会見での発言)
三木助師匠とは桂三木助さん(享年43)のことだ。甘いルックスと噺家としての実力で、「落語界のシティーボーイ」と呼ばれた三木助さんは、2001年に自ら命を絶った。うつ病が原因だと報じられたが、泰葉は《小朝のいじめによるもの》とブログに綴っている。
泰葉は小朝からの暴力についてこう告白を続けた。
「私はほとんど運転手代わりでしたが、運転をしていると後ろの席から席を足蹴にされ、命の危険を感じました」
「(小朝が)『三匹が斬る』というドラマで、木刀を持って殺陣の練習を始めた時は、(運転中の)私の後頭部を叩き、(私が)『殴ってもいいから、車を止めてからにしてくれ』とお願いしましたが、ダメだの一言。混雑している六本木の交差点で木刀で殴られた時は本当に大変でした。また、高速道路でそれが始まった時は、本当に命が危ないと思いました」
記者たちが騒然となる中で、さらなる過激な“虐待”の内容が明らかになってゆく。
「逆さ吊りにされ、『そんなにお腹が空いているならこれを食べろ』と言われて、吊るされたまま食パンを喉につめこまれ、息が止まりました。食パンっていうのは、水がないと吐き出してもカサカサが喉から取れない」
「みその配合が気に入らないと熱いみそ汁をかけられたり、『おれを誰だと思ってるんだ』と言って包丁を振り回され、10針か12針を縫ったこともあります」
2007年の離婚当時、レポーターの故・梨元勝氏は「DVでは?」と指摘していたそう。「『DV』という言葉すら知らなかったんです。私はてっきり『AV』と間違えちゃいまして、それはないなあと」と苦笑いした。
また、会見の途中でPTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断書の内容を読み上げる一幕もあった。
「PTSDは大変深刻な鬱状態になるんです。この4~5年、本当に死にたい、死にたい地獄で、毎日、どこから飛び降りようか、この薬を何錠のんだら死ねるのか、そんな毎日が続いていました」