芸能

朝ドラ『まんぷく』が好調、陰の功労者は安藤和津・奥田瑛二

安藤和津いわく、奥田は家族イチ孫を寝かしつけるのが上手だという(共同通信社)

 秋を感じる爽やかな陽気だった10月上旬、日曜日の朝9時前。抱っこひもで1才の娘を抱えたママは、とんとんと優しく子供の背をたたいてあやしながら、都内の住宅街をゆっくりと歩いていた。無造作に髪をまとめたすっぴんの彼女が、朝ドラ女優・安藤サクラ(32才)だと気づく人はいない。

 のんびり歩くこと10分、彼女が入ったのは大きな一戸建て。そこは夫・柄本佑(31才)の実家だった。

「サクラさん、今は大阪で月~金曜、朝~夕方まで朝ドラの撮影が入っていて超多忙です。佑さんは東京で仕事があるので、平日は娘さんと大阪のマンションで2人暮らし。家に帰っても息つく暇がない。週末東京に帰ったら、もうグッタリだと思いますよ」(NHK関係者)

 17年ぶりに初回視聴率が23%を超え、大ヒット中のNHK朝ドラ『まんぷく』。インスタントラーメンを開発した日清食品の創業者夫妻をモデルにした物語で、ヒロインをサクラが演じている。

 撮影場所は物語の舞台でもある大阪。単身赴任ならぬ“母娘赴任”だが、サクラをバックアップする態勢は充分だ。

「サクラさんを迎えるにあたって、NHK大阪には局内託児所が作られました。サクラさんは毎日そこにお子さんを預けているので、安心して撮影に臨めているようです。クランクインも早めに設定されたので、その分毎日午後6時か7時には撮影を終えて、サクラさんがお子さんの面倒を見られるようにしています。でも、本当に『まんぷく』を支えている“陰の功労者”はサクラさんのご両親、安藤和津さん(70才)と奥田瑛二さん(68才)ですよ」(前出・NHK関係者)

 昨年10月、サクラがオファーを受けたのは娘を出産したばかりの時だった。念願の朝ドラ主演だったが、サクラは子育てに専念するためオファーを断ろうとしていた。

「そんなサクラさんに、奥田さんは“やればいいじゃないか。これは挑戦じゃなく冒険だ”と後押しし、和津さんは“孫の面倒は私が見る”と言ってくれた。佑さんの母で女優の角替和枝さん(63才)からは“これをやらないなら、一生この仕事をやめてしまいな”と喝を入れられ、佑さんの父・柄本明さん(69才)もやるべきだ、と。それで引き受ける決意ができたそうです」(芸能関係者)

 5月に撮影が始まると、和津は大阪に足しげく通っては、娘と孫の世話を始めた。

「和津さんは、週の数日を大阪のマンションで過ごすこともある。親子ともに夫とは“W別居生活”です。サクラさんは“お母さんのおかげで東京にいるより楽なくらい(笑い)”と言っていました。収録現場に顔を見せたこともあるとか。

 なんでも、サクラさんが現場に行っている間に和津さんが洗濯や掃除や買い物をして、夕食の支度を済ませ、作り置きのおかずまでたっぷり作って娘と孫の帰りを待っている。子供が夜泣きをするとミルクを飲ませたりおむつ替えまで手伝ってくれるそうです」(番組関係者)

※女性セブン2018年11月1日号

関連記事

トピックス

ポジティブキャラだが涙もろい一面も
【独立から4年】手越祐也が語る涙の理由「一度離れた人も絶対にわかってくれる」「芸能界を変えていくことはずっと抱いてきた目標です」
女性セブン
『君の名は。』のプロデューサーだった伊藤耕一郎被告(SNSより)
《20人以上の少女が被害》不同意性交容疑の『君の名は。』プロデューサーが繰り返した買春の卑劣手口 「タワマン&スポーツカー」のド派手ライフ
NEWSポストセブン
河村勇輝(共同通信)と中森美琴(自身のInstagram)
《フリフリピンクコーデで観戦》バスケ・河村勇輝の「アイドル彼女」に迫る“海外生活”Xデー
NEWSポストセブン
木本慎之介
【全文公開】西城秀樹さんの長男・木本慎之介、歌手デビューへの決意 サッカー選手の夢を諦めて音楽の道へ「パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています」
女性セブン
大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)
《元同僚の賭博疑惑も影響なし?》大谷翔平、真美子夫人との“始球式秘話”で好感度爆上がり “夫婦共演”待望論高まる
NEWSポストセブン
いまや若手実力派女優の筆頭格といえる杉咲花(時事通信フォト)
《大好評ドラマ》『アンメット』杉咲花を歌で支える女性アーティストたち 木村カエラらのCMはドラマと“最高のコラボ”
NEWSポストセブン
綾瀬はるかが結婚に言及
綾瀬はるか 名著『愛するということ』を読み直し、「結婚って何なんでしょうね…」と呟く 思わぬ言葉に周囲ざわつく
女性セブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン
やりたいことが見つかると周りがみえなくなるほど熱中するが熱しやすく冷めやすいことも明かした河合優実
大ブレイクの河合優実、ドラマ『RoOT/ルート』主演で感じる役柄との共通点「やりたいことが見つかると周りが見えなくほどのめり込む」
NEWSポストセブン