まんぷく一覧

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演技派の小池栄子
小池栄子、伊藤沙莉ら実力派が続々ヒロイン抜擢 次は三浦透子か
 新ドラマの視聴率トップ争いを繰り広げているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とフジテレビの月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』には共通点がある。主役級の豪華キャストが何人も並ぶなか、『鎌倉殿』では小池栄子、『ミステリ』では伊藤沙莉と、これまでは脇役のイメージが強かった実力派女優がヒロインに起用されているのだ。 なぜ彼女たちが抜擢されたのか。それにはテレビドラマをめぐる視聴形態の変化が影響しているという。ベテラン芸能ライターが解説する。「今のドラマはリアルタイムの視聴率だけでなく、NHKであればNHKプラス、民放であればTVerといった見逃し配信、さらにParaviやAmazon Prime Video、Netflixといった動画配信サービスでの視聴者数も重視されています。そうなると、キャスティングの話題性よりも、コンテンツとしての評価が高いほうが幅広い視聴者に届きやすいという考え方にテレビ局がシフトしています。 そうしたなかで、固定ファンの多い若手の人気女優やアイドルではなく、小池さんや伊藤さんのように安定した演技力に定評のある女優がヒロインに起用されるケースが増えています。『鎌倉殿』も『ミステリ』も、ずらりと個性派キャストが並んでいますが、小池さんと伊藤さんが一歩引いた受けの演技をすることで、作品に落ち着きを与えています。彼女たちが長年、脇役として培ってきたキャリアが活きているのでしょう」  昨年12月まで放送されていた『SUPER RICH』(フジテレビ系)で主演を務めた江口のりこなども同様のケースと言える。この流れを決定づけたとされるのが、2018年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説『まんぷく』の主演に安藤サクラが起用されたことだ。「若手人気女優の登竜門とされてきた朝ドラで当時32歳の安藤さんがヒロインを務めると発表された際には、『朝ドラには地味ではないか』と懸念する声が業界内にもありました。しかし、『まんぷく』は総合視聴率において過去5作品で最高となる成功を収め、作品としても高い評価を得ました。以降、『若手女優よりも実力派』のキャスティングが民放にも広がりだしたんです」(同前)  こうしたなか、ドラマ関係者が「次のヒロイン候補」と口を揃えるのが、現在、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にヒロインの親友役で出演中の三浦透子だ。スポーツ紙芸能デスクが言う。「三浦さんは、ヒロインの川栄李奈さんを引き立てつつ存在感を示す好演で、評価が上がっています。現在25歳ですが、6歳から子役として出演しており、芸歴は長い。ここにきてアカデミー賞作品賞の候補にもなっている映画『ドライブ・マイ・カー』にも出演するなど注目度が高まっており、次は主演を期待する声もある。三浦さんは安藤さんと同じ事務所ということもあり、安藤さんに続く実力派としてブレイクする可能性が高いと見られています」
2022.02.21 16:00
NEWSポストセブン
佐藤浩市と息子の寛一郎(共同通信社)
2世芸能人の売り出し方、「親の名前出さない」に変化
 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。 高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。 しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者) 松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者) しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前) あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者) 一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」 同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者) 現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。 寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。 新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者) 渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。◆テレビ局の“大人の計算” いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者) いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。 夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。 もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 11:00
週刊ポスト
大ヒットシリーズとなった
田中圭、共演者とおっさんずラブ続編鑑賞会 チームワーク抜群
 秋ドラマは早くも序盤が終了し、中盤へ。バリエーション豊かな作品がそろった今クールだが、 各局がチャレンジするオリジナル作品も粒ぞろいだ。 大手ゼネコンに入社した“空気を読まないOL”を高畑充希(27才)が演じる『同期のサクラ』(日本テレビ系・水曜22時)は初回視聴率8.1%から口コミで支持を集め、4話で11.5%をマークした。ドラマ評論家の成馬零一さんが指摘する。「脚本は『女王の教室』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』などを担当した遊川和彦さん。ヒロインがロボットみたいなしゃべり方で思っていることをズバズバ言って、周囲を翻弄する遊川脚本の特徴が本作でも出ています。ドラマの最初に重い脳挫傷で意識不明となっているヒロインを見せて、そこにいたるまでの10年間を毎週1年ずつ描く手法も視聴者の興味をそそります」 ただしこんなクレームも。「せっかく竜星涼(26才)、新田真剣佑(22才)という若手イケメン俳優を起用しながら、同期の高畑や橋本愛(23才)に比べて、キャラが弱くてあまり惹かれない。もっと彼らに光を! また、橋本の演技がうますぎて、高畑が焦っているのが画面から伝わってきます。現段階では確かに橋本に称賛の声が集まっている中、高畑がどう巻き返していくのか、見モノです」(ドラマ制作スタッフ) 今井さんが推すオリジナル作品は、生田斗真(35才)演じる屁理屈ばかりのニートと家族とのドタバタを描く『俺の話は長い』(日本テレビ系・土曜22時)。「何の変哲もない日常なのにテンポよく描かれて、『ムー一族』(1978年・TBS系)のような古き良き時代のホームドラマを思わせるオリジナル脚本が秀逸。きちんと演技ができてコメディーも得意な生田が“ニートあるある”を好演しています」(コラムニスト・今井舞さん) 振り切った作品が続く“大人の土ドラ”枠は今回も裏切らない。『リカ』(フジテレビ系・土曜23時40分)主演の高岡早紀(46才)の「怪演」は一見の価値アリだ。「自称28才のリカが“狂気の純愛”で周囲を破滅に追いやるホラーサスペンス。高岡さんの“魔性の28才”っぷりが『クセになる』『ギャグのように怖い』と騒がれています」(テレビ誌記者) 9日からリカが大谷亮平(39才)をターゲットにする第2部が始まる。 2日に1話目の放送が始まったばかりの『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日系・土曜23時15分)は初回から衝撃展開を見せた。「前作で大きな爪痕を残しすぎた林遣都(28才)の降板が決定し、“牧ロス”が叫ばれていた本作。しかし、一話目の千葉雄大(30才)とのキスシーンや、戸次重幸(46才)が絶叫するシーンに早くも心を奪われた人が続出したらしく、製作スタッフは安堵しています」(前出・ドラマ制作スタッフ) 初回放送日にはこんな会も開催されていた。「都内のレストランで、主演の田中圭さん(35才)、千葉さん、戸次さん、MEGUMIさん(38才)らが集まり、初回の鑑賞会が開かれていたそうですよ。in the sky編もチームワークは抜群のようです」(テレビ局関係者) 意外にも印象が薄かったのは『スカーレット』(NHK・月~土曜8時)。戸田恵梨香(31才)演じるヒロインが女性陶芸家を目指し力強く生きる姿を描く。視聴率は前作の『なつぞら』『まんぷく』と比べて苦戦しているが、朝ドラの王道である「ヒロインイビリ」がたまらないと指摘するのはドラマ評論家の吉田潮さんだ。「最近の朝ドラの主人公は恵まれすぎていたけど、やはり視聴者が見たいのは追い込まれたヒロインが困難を乗り越える姿。本作は初回から父親の借金を一家が抱える内容で、“スカーレット、キタ~!”と心が躍りました。10代を演じる戸田さんにも違和感はありません」(吉田さん)  王道をゆくか、わが道をゆくか。秋の夜長はドラマとともに。※女性セブン2019年11月21日号
2019.11.09 16:00
女性セブン
杏や仲間由紀恵も ドラマ現場の「時短」背景に炎上対策も
杏や仲間由紀恵も ドラマ現場の「時短」背景に炎上対策も
 人気俳優と言えば、ロクに寝る時間が取れないのは当たり前。かつては寝不足や過酷な移動はむしろ勲章だったが、ドラマのロケ現場でもついに“働き方改革”が進んでいる。 時短事情を伝えたのは、NEWSポストセブンが1日に配信した「杏と仲間由紀恵はママ友、子育てのため『偽装不倫』時短撮影」という記事だ。この記事は、ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で共演する杏と仲間由紀恵が、“共闘”して時短を求めているというもの。3人の子を持つ杏と、2人の子を持つ仲間が揃って撮影を短くするよう希望したところ、制作側はクランクインの前倒しやスタッフ増員で対応し、スタッフにも好評だという。 この記事に対し、ネットのコメント欄には、「今回のように周りにもメリット出せたらみんな嬉しいですね!」「効率アップやみんなで支え合って仕事していくのは素晴らしいね」「ママだから、ではなく、本来はどの職業でも時間内で終わることができたら素敵ですよね」 と、好意的なコメントが寄せられているが、かつてのドラマの撮影現場は本当に過酷だったようだ。現役40代のテレビマンはいう。「ドラマ撮影は深夜、早朝が当たり前。この業界に入った時、台本のスケジュールに書かれた『終了30時(予定)』という文字を見て、驚いたものです。大物演出家の中には、平気で何十回も撮り直しを指示する方もおり、ベテランの裏方が“今日は帰れねえな”などと吐き捨てるのは当たり前の光景でした」(現役テレビマン) 良い作品を作るために、妥協を許さない姿勢を貫くのは当然と言える。しかし、かつてほどドラマが視聴率を取れなくなってきたことが、時短の流れを後押ししているという。テレビ関係者がいう。「かつては1話に5000万円以上かける連ドラもありましたが、今やそんなことができるのはNHKの大河ドラマだけ。ドラマが視聴率を取れなくなった今、民放の連ドラの1話あたりの制作費は2000~4000万円程度です。制作費を抑える方法は色々ですが、短時間で撮ればその分、人件費が削れるので、仲間由紀恵や杏の申し出は、制作側としても望むところでしょう」(テレビ関係者) 出演者も制作側も喜ぶなら、まさにウィン・ウィンだが、これからもドラマ現場で時短は進んでいくのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏はこう語る。「『偽装不倫』で時短が実現した最大の理由は、それぞれ数々の大ヒット作を持つ杏と仲間由紀恵という人気女優がそれを望んだからですが、背景には炎上対策もあります。これまでは、『撮影時間の長さ=作品への熱意の現れ』でしたが、今の時代にそんなことをして子育てに理解のない姿勢が公になれば、“ブラック現場”などと叩かれかねません。 安藤サクラが昨年、朝ドラの『まんぷく』に出演した際、彼女に当時1歳の娘がいたため、NHKは親子の時間の確保に努めたり、局内に託児所を設けるなど、万全の態勢で臨みました。その第一の理由は、安藤の家庭を慮ってのことですが、ネットやSNSで『子供生んだばかりでドラマに出てるけど、子育てはどうしてるわけ?』と、本人や局が批判されるのを防ぐ側面があったではずです。その一方で、子育てする人に寄り添う姿勢を見せることで、共感の輪が広がるという計算もあったでしょう。 例えばエキストラや末端のスタッフが、過酷な撮影事情をSNSなどで漏らし、ドラマが始まる前から炎上するような最悪の事態もありえますから、炎上へのリスクヘッジという理由でも時短は進んでいくでしょう」 どれだけ面白い作品を作っても、作品以外に“地雷”がいくらでもあるのが昨今の芸能界。もはや“寝てないアピール”は過去のものとなりつつあるようだ。
2019.08.05 16:00
NEWSポストセブン
『いだてん』第2部への出演が決まった加藤雅也
『いだてん』外交官役の加藤雅也 セリフ覚えに3~4倍労力
 陽気なマスター、腹の中を見せぬ参謀、後継問題に悩む男、そしてエリート外交官…。人気モデルから転身し、二枚目俳優として華々しくデビューした加藤雅也(56才)は、今や主役も脇役も、そしてしゃべりもいける名優となった。作品では決して見ることのできない、彼の素顔に迫る──。 今年3月に終了したNHKの連続テレビ小説『まんぷく』では、「ユーアーコーヒー! オッケー」とポーズを取る姿印象的な陽気なマスターを演じた。その“オッケー”の影響力は大きく、大河ドラマ『いだてん』(NHK)第2部にも出演が決まった。 今度は、英語、フランス語、イタリア語を流暢に操るエリート外交官・杉村陽太郎役。31才の時に米国修業をし、英語が堪能な加藤に当て書きしたような役どころ。加藤はこう話す。「いやいや、普段ぼくが話している英語は中学レベルの単語を組み合わせて話すくらいですけど、外交官は大学レベルの難しい単語と構成なんです。それでいて“かっこよく”流れるように言葉のリズムをとらなければいけない。言葉と密接にリンクするボディーランゲージもあります。 そのクオリティーをフランス語とイタリア語にも求められるんですが、この2つは単語の意味を調べることから始まるので…普段のセリフ覚えより3~4倍の労力がかかりますね(苦笑)。ひとつのセリフの中に、日仏英とか仏伊とか、複数の言語が混在する時は、正直混乱しますわ(笑い)。 まあ、中川家の礼二さんのように、中国語や韓国語っぽく話せればいいんでしょうけど(笑い)。母国語のかたが聞いてまったくわからないっていうのは嫌ですからね。本番が怖くもあり、楽しみです」 探究心の塊で努力家、関西人ならではのサービス精神。これからも我々を驚かせてくれるのは間違いない。【プロフィール】加藤雅也/かとう・まさや。1963年、奈良県出身。横浜国立大学在学中の1986年にモデルデビュー。1988年に映画『マリリンに逢いたい』でデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『クライムブローカー/仮面の誘惑』(1993年)で海外作品デビュー。2006年に結婚し、長女をもうける。俳優生活30周年の今年、映画5本、ドラマ2本に出演。奈良市観光特別大使としても精力的に活躍中。撮影/木村直軌※女性セブン2019年6月13日号
2019.06.03 07:00
女性セブン
朝ドラ好評だった加藤雅也 「次はハードボイルドがいい」
朝ドラ好評だった加藤雅也 「次はハードボイルドがいい」
 183cmの長身を生かした抜群のスタイルは維持し続けている加藤雅也(56才)。甘いマスクは年齢とともに渋みが増した。ロケ中に車が通ると、記者をそっと歩道側に寄せる。「完璧なイケメンですね」と声をかけると「いやあ、見えへんだけで、内臓とか全体的にくたびれとるよ」とバリバリの奈良弁で笑わせる。気さくな人柄で、3月に終了した『まんぷく』(NHK)の「ユーアーコーヒー! オッケー」ポーズまで決めてくれた。「朝ドラの影響は大きかったですね。でも最近こういうおもろい感じのイメージが強くなってるから、次はハードボイルドっぽいのがいいかなと考えてます。 新人の頃から常にイメージは変えたいというのがあって、(繊細な青年を演じた)『マリリンに逢いたい』(1988年)の取材時にはものすごい不良っぽい格好をして行ったり、(不良少年を演じた)『クレイジーボーイズ』(1988年)では真面目っぽい格好をしたりして、周りから“違いますね”って言われるようにしてたんですよ(笑い)」『メンズノンノ』創刊号でモデルを務めるなど、人気モデルとして活躍していたが、25才の時に俳優に転身。今や脇から主役まで幅広く活躍する実力派俳優となったが、過去にはやりたい役は「ビジュアルが合わない」と断られるなど、似たような役しかこない、“二枚目俳優”ならではの壁も経験してきた。「モデルがあったからデビューができたわけで、その恩恵を受けたのは事実。みんな多かれ少なかれあるでしょう、自分にとっての“負”っていうのは。でもその“負”をどう捉えるかが大事だと思うんですよ。たとえば年を取れば、白髪になったりシワができたりするけど、それが味になって新しい役への挑戦につながる。考え方を切り替えないと」【プロフィール】加藤雅也/かとう・まさや。1963年、奈良県出身。横浜国立大学在学中の1986年にモデルデビュー。1988年に映画『マリリンに逢いたい』でデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『クライムブローカー/仮面の誘惑』(1993年)で海外作品デビュー。2006年に結婚し、長女をもうける。俳優生活30周年の今年、映画5本、ドラマ2本に出演。奈良市観光特別大使としても精力的に活躍中。※女性セブン2019年6月13日号
2019.06.02 07:00
女性セブン
『なつぞら』出演者たち
好調『なつぞら』、舞台変わる前に“プレ東京編”描いた狙い
 広瀬すず主演で、100作目の朝ドラとしても注目を集める『なつぞら』(NHK)。来週いっぱいで「北海道・十勝編」が終わり、新章に突入するが、その構成にこれまでの朝ドラににない巧みさが見られるという。テレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 4月1日の初回22.8%からコンスタントに20%超の視聴率を記録するほか、広瀬すずさんや草刈正雄さんの熱演が話題を集めるなど、好調の朝ドラ『なつぞら』。ここまでは、戦災孤児の奥原なつ(広瀬すず)が柴田家に引き取られ、酪農の仕事を手伝いながら成長していく様子が描かれてきました。 その「北海道・十勝編」は、13日からの第7週で終了。20日からの第8週から「東京・新宿編」「アニメーション編」とつながっていくのです。つまり現在は、舞台が変わる最初の節目を迎えようとしているところなのですが、このところの朝ドラでは、「舞台が変わるたびに物議を醸す」という現象が続いていました。 一年前の『半分、青い。』は、「岐阜・故郷編(高校生)」「東京・胸騒ぎ編(漫画家修行)」「人生・怒涛編(100円ショップ)」「戻りました!岐阜編(五平餅カフェ)」「再起奮闘編(発明)」を立て続けに放送しましたが、「まったく別のドラマになった」「変わりすぎてついていけない」などの批判的な声が少なくありませんでした。 前作の『まんぷく』も、メインの即席ラーメン作りに入ったのは、スタートから約3か月半が過ぎたころ。それまでは、出会いと結婚、戦争と疎開、製塩業、栄養食品の開発、信用組合理事長に就任などのさまざまな舞台が描かれ、賛否を集めました。◆3週前に“プレ・東京編”を描いた理由 週6日・半年間放送の長丁場である朝ドラは、主人公の半生を描くことが多く、このように物語の舞台が変わるのは定番であり、珍しいことではありません。ただ、視聴者がSNSで自由に発信できるようになった最近では、「舞台が変わるたびに批判的な声があがる」というケースが増えていました。 その点、『なつぞら』は、巧妙かつ視聴者に優しい構成が見られます。「東京・新宿編」のはじまる3週前の第5週で、なつは兄探しのために上京し、週をまたいだ第6週の月曜まで、東京での様子が描かれました。“プレ・東京・新宿編”“プレ・アニメーション編”と言いたくなるような異例の構成だったのです。 そこに登場したのは、なつの兄・奥原咲太郎(岡田将生)、空襲のときになつを助けた佐々岡信哉(工藤阿須加)、カフェオーナーの前島光子(比嘉愛未)、大型書店社長の茂木一貞(リリー・フランキー)、クラブ歌手の煙カスミ(戸田恵子)、元人気ダンサーのおでん屋女将・岸川亜矢美(山口智子)、「東洋動画」アニメーターの仲努(井浦新)などの魅力あふれるキャラクターと俳優たち。それぞれの人柄と謎をチラ見せすることで期待感をあおるとともに、視聴者の目に慣れさせておいたのです。 朝ドラの舞台が変わることで起きる批判の最たるものは、唐突さによる戸惑い。「連日の放送で愛着を持つキャラクターと俳優が突然いなくなり、なじみのないキャラクターと俳優ばかりになる」ことが寂しさや不満の声を招いていました。『なつぞら』は第6週の火曜から「北海道・十勝編」に戻りましたが、そこでも「東京・新宿編」「アニメーション編」のキャラクターと俳優をときどき登場させているため、舞台が変わる第8週に唐突さや戸惑いを感じさせることはないでしょう。◆「北海道・十勝編」は感動のクライマックスへ『なつぞら』は記念すべき朝ドラ100作目であり、「歴代ヒロインの大量キャスティング」を筆頭に豪華キャストをそろえました。 しかし、せっかくの豪華キャストも、ただ集めただけではその魅力が視聴者に伝わらず、制作サイドにとっては腕の見せどころ。SNSなどのコメントを見ると、「東京・新宿編」「アニメーション編」のキャラクターと俳優を「早く見たい」「気になる」などの好意的な声が多いことから、今のところは狙いが奏効しているのではないでしょうか。 もちろん残り1週となった「北海道・十勝編」のクライマックスも見どころ十分。なつを愛する柴田泰樹(草刈正雄)、柴田富士子(松嶋菜々子)、山田天陽(吉沢亮)らとの切ない別れや恋模様が予想されるだけに必見です。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.05.11 07:00
NEWSポストセブン
『なつぞら』に主演する広瀬すず
朝ドラ原点回帰の『なつぞら』、キャスティングに5つの保険
 早くも話題を呼んでいる新しいNHK連続テレビ小説『なつぞら』。朝ドラ初となる全編アニメーションのオープニングなど新しい試みが話題になっているが、そうしたチャレンジのカゲで、NHKは失敗しないようにキャスティングではしっかり保険をかけていたようだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 前作『まんぷく』が好評のうちに幕を閉じ、4月1日から新たな朝ドラ『なつぞら』がはじまりました。同作は記念すべき100作目の朝ドラであり、NHKにとっては、絶対に失敗できないアニバーサリー作。初回視聴率が22.8%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、順調なスタートを切ったことで胸をなでおろしているのではないでしょうか。 放送開始前、制作サイドは「困難に負けずひたむきな朝ドラらしいヒロインを描く」という原点回帰の方針を掲げていました。近年のヒロインは、『まんぷく』今井福子(安藤サクラ)のような天真らんまんなタイプ、『半分、青い。』楡野鈴愛(永野芽郁)のようなユニークなタイプ、『ひよっこ』谷田部みね子(有村架純)のようなドジなタイプなど、いずれもマイペースな印象。それだけに「両親を戦争で失い、引き取られた北海道の牧場で必死に働く」という『なつぞら』のヒロイン・奥原なつは、かつての朝ドラに戻ったような感があります。 近年、苦労を苦労と感じさせないようなマイペースなヒロインが多かったのは、「苦労が続く重苦しい展開を避けたがる現代の視聴者に対応しよう」という理由からでした。つまり、時代に合わせてヒロインのキャラクターや作風を変えていたのであり、その意味で『なつぞら』の原点回帰は、リスクのあるチャレンジになります。 しかし、そこはさすがNHK。前述したように「絶対に失敗できない100作目」だけに、リスクを軽減すべく、キャスティングで5つの保険をかけていたのです。◆7人の歴代ヒロインと10人のイケメン俳優 1つ目は、ヒロインに若手屈指の知名度と演技力を併せ持つ広瀬すずさんを起用したこと。前作『まんぷく』を飛び越える形で、約1年4か月前の2017年11月に早期発表されたのも、すでに人気があり、期待感を高められる広瀬さんだから成立したことです。 2つ目は、歴代の朝ドラヒロインを7人起用していること。ヒロインの育ての母親役を『ひまわり』の松嶋菜々子さんが務めるほか、2話に『娘と私』の北林早苗さんが出演し、今後も『おしん』の小林綾子さん、『純ちゃんの応援歌』の山口智子さん、『ふたりっ子』の岩崎ひろみさん、『どんど晴れ』の比嘉愛未さん、『ちりとてちん』の貫地谷しほりさんの出演が発表されています。さらに、まだまだ追加出演が期待できるでしょう。 3つ目は、幅広い年代からそろえた10人のイケメン俳優。ヒロインの養祖父役に草刈正雄さん(66歳)、養父役に藤木直人さん(46歳)、アニメーション編の作画監督役に井浦新さん(44歳)、兄役に岡田将生さん(29歳)、幼なじみ役に山田裕貴さん(28歳)と工藤阿須加さん(27歳)、ヒロインに絵を教える友人役に吉沢亮さん(25歳)、養父の長男役に清原翔さん(26歳)、友人の兄役に犬飼貴丈さん(24歳)、アニメーションの同僚役に中川大志さん(20歳)が発表されています。 4つ目は、舞台となる北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真さん、安田顕さん、戸次重幸さん。3人はドラマのPRにもひと役買うなど、序盤の物語に大きく貢献していますし、残る森崎博之さんと大泉洋さんの出演も噂されています。 5つ目は、語り(ナレーション)を内村光良さんが務めること。内村さんにとってドラマのナレーションは初挑戦であり、昨年大みそかに総合司会を務めた『第69回紅白歌合戦』の生放送中にサプライズ発表されたことからも、期待の大きさがうかがえます。◆総力を結集した“NHKフルキャスト” 特徴的なのは、朝ドラに限らずNHKのドラマにゆかりのある俳優が多いこと。大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸を演じ、主役級の活躍を見せた草刈正雄さんを筆頭に、大河ドラマ『平清盛』で出演兼ナレーションに抜てきし、昨秋の『昭和元禄落語心中』で主演を務めた岡田将生さん、NHKのお笑い部門をけん引する『LIFE!~人生に捧げるコント~』の座長・内村光良さん。いずれもNHKの作品が代表作のひとつになっています。 その他のキャストでも、朝ドラ『あさが来た』の眉山惣兵衛役が記憶に新しい柄本佑さん、『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』のヒロイン子役・平尾菜々花さん、『洞窟おじさん』で主演を務めたリリー・フランキーさん、20作超のNHKドラマに出演してきた小林隆さん、大河ドラマ3作ほかNHKドラマの出演が多い染谷翔太さん、さらに『べっぴんさん』『植木等とのぼせもん』らに出演した子役・粟野咲莉さんがヒロインの幼少期を演じるなど、まさに“NHKフルキャスト”。総力を結集している様子が伝わってきますし、今後もNHKにゆかりのある俳優が追加発表されていくでしょう。「NHKのドラマを見てきた視聴者になじみの深い俳優をそろえる」という戦略は堅実そのものであり、制作サイドにとっての保険。「ここまでやって駄目だったら仕方がない」と思えるところまで努力しているのは素晴らしいことですが、お金をかけて人を集めたことで、プレッシャーが増しているのもまた事実です。 もちろんドラマはキャストだけでなく、スタッフの力が重要なのは言うまでもありません。なかでも脚本の大森寿美男さんが、「どんなドラマティックな物語を作るのか」「豪華キャストをどう生かすのか」が成否のカギを握っていると言えるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.04.06 07:00
NEWSポストセブン
カップヌードルの価格を市場調査 いくらだったら買いか?
カップヌードルの価格を市場調査 いくらだったら買いか?
 カップ麺の定番中の定番といえば、日清食品の『カップヌードル』。先ごろ終了したNHKの連続テレビ小説『まんぷく』のモデルが日清食品創業者の安藤百福・仁子夫妻だったということもあって、何となく『カップヌードル』を食べたくなっている人も多いのではないだろうか。とはいえ、できることなら安く手に入れて食べたい。そこで、スーパーマーケットやディスカウントストア、ドラッグストアなどで『カップヌードル』の販売価格を調査した。 今回調査を行ったのは、東京都世田谷区や渋谷区周辺の店舗で、期間は3月上旬から中旬。調査対象は『カップヌードル』のみで、『カレー』や『シーフード』などは対象としていない。すべて税別価格となっている。 ちなみに、日清食品の公式サイトによると『カップヌードル』の希望小売価格は税別で180円となっている。◆基本の価格帯は140円前後 まずは、スーパーマーケットでの『カップヌードル』の販売価格。調査結果は以下の通りだ。世田谷区スーパーF:118円世田谷区スーパーP:128円世田谷区スーパーO:129円世田谷区小型スーパーM:138円世田谷区スーパーS:138円世田谷区スーパーD:138円世田谷区スーパーT:148円世田谷区スーパーO:149円世田谷区スーパーM:168円 最安値が118円、最高値が168円。138円くらいで販売されるケースが多かった。「世田谷区スーパーO」が2つあるが、それぞれ同じチェーン店の別店舗で、販売価格も異なっていた。 次にドラッグストアでの、販売価格は以下の通りだ。世田谷区ドラッグストアT:138円世田谷区ドラッグストアS:138円世田谷区ドラッグストアW:138円渋谷区ドラッグストアT:140円世田谷区ドラッグストアT:140円 こちらは138円もしくは140円で、ほぼ横並びとなっている。また、同じチェーン店では店舗が違っても同じ価格となる傾向があった。◆価格にバラつきがあるディスカウントストア 一方、ディスカウントストアでは、価格にバラつきがあった。世田谷区ディスカウントストアP:110円新宿区ディスカウントストアD:158円渋谷区ディスカウントストアD:158円 渋谷と新宿のディスカウントストアは同一チェーン、世田谷区のディスカウントストアは系列店となっている。ディスカウントストア事情に詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。「ディスカウントストアとはいえ、セールを行っているタイミングでなければ、そこまで安いわけではありません。もちろん、いざセールをするとなれば、スーパーなどよりも安くなるということですね」 コンビニでの販売価格は、以下の通り。世田谷区コンビニS:171円世田谷区コンビニF:171円世田谷区コンビニL:170円「コンビニでは170円前後で横並びですが、『まんぷく』のオンエアーに合わせる形で、各チェーンがキャンペーンを行っていました。複数購入で割引になったり、グッズがもらえたりするもので直接的な値引きではありませんが、“朝ドラの効果”をしっかりと狙っています」(小浦氏)◆ネット通販よりもスーパーの方が安い 今回の『カップヌードル』価格調査での最安値はディスカウントストアでの110円、最高値はコンビニでの171円だった。また、スーパーやドラッグストアでは140円前後で販売されるケースが多かった。「都内であれば『カップヌードル』は、138円くらいがベースですね。130円台前半以下であれば“安い”という印象で、140円台後半であればちょっと高いと感じます。あとは、ディスカウントストアの場合は、特売品となっている時以外は、必ずしも安いわけではないということも覚えておいた方がいいでしょう。 ちなみに、Amazonでの価格を調べてみると、20個入りのセット販売で、1個あたりの価格は150円台以上となっていることがほとんど。ネット通販よりも、スーパーやドラッグストアで買った方が安いことが多い傾向があります」(小浦氏) 基準となる価格は140円前後の『カップヌードル』。それよりも安く売っていた場合は、まとめ買いも選択肢に入れていいかもしれない。
2019.04.02 15:00
マネーポストWEB
『まんぷく』で存在感を放つ加藤雅也
加藤雅也、『まんぷく』で見せた「面白おじさん」の進化
ぺりーおぎ NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』。この半年間。ヒロインの安藤サクラをはじめ、さまざまな役者がこのドラマを支えてきたが、注目を集めた1人は喫茶店の店主・川上アキラを演じた加藤雅也である。もともとはイケメン枠でデビューした加藤の役者としての変貌ぶりについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、いよいよ大詰めの朝ドラ『まんぷく』。ドラマでは、カップ麺「まんぷくヌードル」が完成したが、もうひとつ、このドラマで「完成した」と感じるのは、「加藤雅也の面白おじさん」である。『まんぷく』で加藤が演じるのは、家計が苦しい時期に主人公の福子(安藤サクラ)が働いていた喫茶店「パーラー白薔薇」の店主・川上アキラ。若いころは俳優を目指していたが、関西弁にこだわりすぎて芽が出ず、元女優の妻・しのぶ(牧瀬里穂)とともに店を開いたというアキラの特技(?)は、「サンキューベリマッチや!」など変な英語とものごとをややこしくするアドバイス。 福子の母がやっと退院してほっとしたところに「いや…うちに帰っても安心はできん」などと不安をかきたてるようなことを言い続け、しのぶから「また縁起でもないことを!」とにらまれる。アキラのノリは完全に関西の面白いおっちゃん。アキラとしのぶは、夫婦漫才みたいだ。  近年の加藤雅也だけを見ている人には、『アンフェア』でド派手なベストを着た検視官・三上薫や映画『真田十勇士』で外見は立派なのに実は腰抜けの真田幸村など、もともと面白おじさん路線一筋の俳優だと思われそうだが、実際は、彼は30年で激変した俳優といえる。 もともと1988年、モデルとして『メンズノンノ』創刊号にも登場、俳優デビューした当時の路線は、もちろんイケメンにつぐイケメンである。犬好きピープルの涙をしぼった映画『マリリンに逢いたい』(1988年)は、愛する彼女犬に会うため、沖縄の海を毎日3キロも泳いで渡ったというワンコの物語だったが、その青い海と空をバックに白いシャツとジーンズ、スニーカーで爽やかな笑顔を見せていたのが、加藤雅也だった。(当時の芸名は加藤昌也)。 その後、アクションやコメディー、オリジナルビデオ『実録・広島四代目』など、幅広く出演。2003年には「Vシネ大賞」も受賞している。15年くらい前は、アウトロー路線なのだと思っていた。そこからトーク番組など、素顔が出る出演が増え、気がつけば、『秘密のケンミンSHOW』で、出身地・奈良の話を熱く語る関西弁ネイティブの面白おじさんに。私はご本人に取材したことがあるが、イメージはまさにこのまんま。それだけに白髪まじりのナチュラルな表情の「白薔薇」のアキラは、加藤雅也進化過程のひとつの完成形に見える。 思えば80年代後期、バブル時期のイケメンは、映画『はいからさんが通る』の阿部寛が数々の変人役で大成し、映画『彼のオートバイ、彼女の島』の竹内力が強面方面で独自の路線を開拓するなど、方向転換で成功している。どちらも基本は面白おじさんである。 次作の朝ドラ『なつぞら』には、70年代のイケメンにして元祖面白おじさん路線を開拓した草刈正雄が出演する。予告編で見た、よれた帽子にヒゲの草刈正雄は、「ちびまる子ちゃん」の佐々木のじいさんみたいだったが、面白おじさんとして、まだ進化しそうな気配もある。さすがだ、先輩…。加藤雅也のおっちゃんも完成形というには、まだまだ早いのかもしれない。観察を続けます。
2019.03.27 07:00
NEWSポストセブン
菅田将暉 自宅で「男だらけの誕生日会」開催前の笑顔姿
菅田将暉 自宅で「男だらけの誕生日会」開催前の笑顔姿
 友達と恋人の境界線があいまいで、「本命」が誰なのかわからない──菅田将暉(26才)を知る人物はこう言う。「この3年だけでも二階堂ふみさん(24才)、菜々緒さん(30才)、本田翼さん(26才)とデートが報じられましたが、本人は“友人ですよ”とあっけらかん。“共演者キラー”なんていわれてますけど無自覚だと思います。何をもって“恋人”と言うのかは、もはや本人にしかわからないんですよ(笑い)」(菅田の知人) 2月21日は菅田の誕生日。いったい誰と過ごすのか──。その日の午後、菅田は俳優生活10周年記念本出版の記者会見を開いていた。「アニバーサリーブックの中には二階堂さんとの制服ツーショットも掲載されていました。“噂もクソもないです”と交際を否定する発言をしていましたが…。ふたりの関係にこだわらず、こういう形で“元カノ”と一緒に仕事をできるのがまさに菅田くんの魅力で、面白いところなんです」(前出・菅田の知人) 会見を終えた菅田は、急ぎ足で自宅へと戻っていった。 再び菅田が自宅を後にしたのは約1時間後、夜8時過ぎのこと。イベント時の上下ベージュの落ち着いたファッションとは打って変わってグレーのビッグパーカに太めのデニム、サングラス姿に。そして周囲を囲むように若い男性3人が並んで歩く。4人が向かった先は、近所のスーパーだった。 男子高校生のようにハシャぎながら、かごを持ち店内を物色する。総菜、お酒をポンポンと選び、加えてネギなどの野菜も大量に購入。パンパンに詰め込まれた5袋以上の買い物袋を手分けして持つと、再び菅田の自宅へと戻っていった。「誕生日合コン? とんでもない。菅田くんの自宅で“野郎飲み”だったみたいです。束の間の休息を楽しんだそうですよ。ミュージシャンやファッション関係の友人が集まって、男だらけの誕生日会だったようです」(前出・菅田の知人) 演技やファッションには一家言あるが、女性関係は自由人という菅田だが、とりあえず「誕生日当日デート」をする特定の彼女はいないようだ。 朝ドラ『まんぷく』(NHK)で見せた弁護士から、現在、最高視聴率を3週連続で更新しているドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の教師役まで、ガラリと別人の顔を見せ「カメレオン俳優」とも評される菅田。私生活も「変幻自在」のようだ。※女性セブン2019年3月14日号
2019.03.02 16:00
女性セブン
牧瀬里穂 夫NIGOのカレー店事業軌道に、セレブ生活復帰
牧瀬里穂 夫NIGOのカレー店事業軌道に、セレブ生活復帰
「久しぶりに顔を見たけど、すごくかわいくて、とても47才とは思えない。マスターである夫を関西弁でやりこめる姿も、夫婦漫才みたいですごくハマってます」(50代主婦) NHK朝ドラ『まんぷく』で、9年ぶりのドラマ出演を果たした牧瀬里穂(47才)。主人公の立花福子(安藤サクラ・33才)を支える喫茶店のママ役が好評だが、実生活では立花家さながらの浮き沈みを経験してきたようだ。「2008年に“裏原宿系ファッション界のカリスマ”と呼ばれたデザイナーのNIGO(48才)と結婚した時は、“デートのお迎えはロールスロイス”“彼は前歯にダイヤモンドを埋め込んでいる”といったセレブぶりが話題になりました。当時、夫の年収は5億円ともいわれ、まさに玉の輿。牧瀬は翌年に放送されたドラマ『再生の町』(NHK)を最後に女優生活から離れました」(芸能関係者) ところが、ほどなくして“裏原宿バブル”が崩壊し、夫の会社の経営状態はみるみる悪化してしまう。「40億円以上の負債を背負い、最終的にブランドを香港のアパレル企業に売却しました。かつては原宿に大豪邸を構え、六本木ヒルズのペントハウスを衣装部屋に使っていましたが、それらもすべて手放したそうです」(前出・芸能関係者) そのため一時は離婚危機が報じられたが、“おしどり夫婦”ぶりは変わらなかったという。「とにかくNIGOさんの“牧瀬愛”がすごいんです。牧瀬さんが友人と旅行に行く際にはホテルや航空券だけでなく、旅先でのハイヤーやタクシーまですべて事前にNIGOさんが手配する。行動を監視されているみたいで嫌じゃないのかなと思うけど、牧瀬さん自身はまんざらでもない様子で、“彼はただでさえ仕事のことで頭がいっぱい。そのうえ、私のことでも心配したくないんですって”なんてノロけていました。会社を迷わず売却したのも、牧瀬さんとの生活を最優先させたいというのが最大の理由だったそうです」(牧瀬の知人) そんな“愛”が仕事の原動力になったのか、NIGOは新たにブランドを立ち上げ、ユニクロやアディダスともデザイナー契約。さらに最近では、カレー店のプロデュース事業が軌道に乗っているという。「さまざまな種類のカレーが自慢。中でもご飯を中央に盛り、両側に種類の違うカレーをかけるコンビネーションカレーが人気で、“同時に2種類の味が楽しめる”と評判になって大繁盛。現在は新宿、原宿、中目黒と都内で3店舗を展開していますが、いずれも客足が途絶えません。デザイン料でも儲かっているし、最近のNIGOさんは以前にも増して左団扇ですよ」(NIGOの知人) セレブ生活も復活し、今2人が住んでいるのは東京の街並みが一望できる都心の高級タワーマンションだという。「2000万円のダイニングテーブルに、アンティークの椅子は1脚200万円でそれが6脚。牧瀬さん専用のウオークインクローゼットはなんと12畳。別荘も建て、そこには、茶道にハマっている牧瀬さんのための茶室まであるそうですよ。2人にはお子さんがいませんが、これからも夫婦水入らずで仲よく暮らしていくのでしょう」(前出・NIGOの知人) 牧瀬のドラマ復帰については、夫の経営危機で困窮した生活を支えるためなどと囁かれたこともあったが、それは完全なる誤解のようだ。破産や離婚を乗り越えた夫婦は、さらにその絆を深めている。※女性セブン2019年3月14日号
2019.03.02 07:00
女性セブン
田原俊彦の本音を引き出した『あさイチ』の丁寧な番組作り
田原俊彦の本音を引き出した『あさイチ』の丁寧な番組作り
「自信がないから練習するんですよ」──3月1日、NHK『あさイチ』に歌手・田原俊彦(58)が出演。連続テレビ小説『まんぷく』終了直後に1988年の大ヒット曲『抱きしめてTONIGHT』を歌い、9時台には『ハッとして!Good』『恋=Do!』など11分半にわたってメドレーを歌唱した。『哀愁でいと』のサビ前では頭より高く足を上げ、『原宿キッス』のラストには開脚してすぐに立ち上がるというハードな技を魅せた。まるで簡単なことのように、踊り続けた。 ラスト3曲は激しいダンスの『さよならloneliness』『ジャングルJungle』『ごめんよ涙』を選択。当時と同じような振り付けで踊る田原に対して、ネットでは称賛の声が上がっていた。 8時台のインタビューでは、普段耳にできない話も飛び出した。 デビュー直後の1980年代の映像が流れた後、近江友里恵アナウンサーが「(多忙なスケジュールの中で)いつ歌とかフリとか覚えていたんですか?」と聞くと、田原は「そうなんだよ、不思議なんだよ、それね。当時、合宿所でみんなと共同生活していたんですけど、夜な夜な帰ってね、鏡がね、リビングにドバーンと5~6メートル貼ってあるんで、そこでみんなで練習したの覚えてますけどね」と答えた。 この後、司会の博多大吉(47)はオリジナルのエピソードを田原に振った。「ラジオで少年隊のニッキ(錦織一清)さんとご一緒させて頂いていて、ニッキさんがおっしゃっていました。トシちゃんはとにかく踊りが体に身に付くまで、ずっと練習を辞めない方だったと」 すると、田原の口から本音が漏れた。「自信がないから練習するんですよ。自信がないと良いパフォーマンス生まれないじゃないですか。余裕がないと。(デビュー当時の映像は)顔引きつってますもんね。全部体に入れて、歌もそうだけど、踊りもきっちり叩き込んでから、本番に臨まないと」 自信家というイメージの強い田原から、大吉が引き出した意外な言葉だった。 2018年12月5日、大吉が水曜パーソナリティを務めるTBSラジオ『たまむすび』の『月刊ニッキ』というコーナーで、少年隊の錦織一清は田原俊彦の『悲しみTOOヤング』を流した後、こう語っていた。「ものすごく練習する人なんです。それ見て、僕も刺激を受けたんですけど。(新曲の)振り付けをもらった夜から明け方まで、ずっと鏡の前で、ずっと自分のモノになるまで練習が必要だ、とずっとやる人でしたね。何も考えずに動けるようになるまで、慣らして動けるようになるまではやらなきゃいけないんだと僕は教わったから、トシちゃんに」 他にも大吉は、田原が高校卒業間近のエピソードを語り終わると、「卒業式の午後には(山梨から)上京されたんですよね」とサラッと挟み込んでいる。会話の端々に、資料を読み込んできたことを窺わせる司会ぶりだった。 番組では、田原俊彦の芸能人生を振り返る上で避けて通れない1994年2月17日の長女誕生記者会見での発言にも触れた。フリップにはこう書かれていた。〈何事も隠密にやりたかったんだけど 僕くらいビッグになっちゃうと そうはいきません というのがよくわかりました、ハイ〉 当時の言葉のまま再現していたのだ。 実は、のちに大きく騒がれるこの発言は当初、たいして話題には上がっていなかった。その証拠に、翌日の記事で『ビッグ』をタイトルに使った朝刊スポーツ紙はない。 だが、3月になると『ビッグ発言』という呼び方が生まれ、世間には田原俊彦=傲慢というイメージが蔓延っていった。 メディアの人間が芸能人を取材する時、当然ながら過去記事に一通り目を通すが、中には時が経過した後のまとめ記事に頼ってしまう場合もある。 このように、年が同じでも月日が違うだけで報道内容は違うわけだから、同じ1994年の出来事を取り上げるにしても、1994年の記事を読むのか、それとも何年もの月日が流れた後の記事を読むのかで、取材の質はまるっきり異なってくる。『あさイチ』は1994年2月17日と日付まで正確に明記した上で、ビッグ発言と簡単に一言でまとめず、一連の発言を正確に引用していた。 このような丁寧な作りが、番組の質を確実に上げていた。 スタッフや出演者の入念な準備、田原俊彦が不遇の時代もめげずに58歳になっても踊れる体を維持し続けたからこそ、“トシちゃん”がツイッターのトレンドワード入りするほど、『あさイチ』は話題になったのではないか。 陽が当たらない時の準備がいかに大切か。番組は大事なことを教えてくれた。●文/岡野誠:ライター・芸能研究家。研究分野は田原俊彦、松木安太郎、生島ヒロシ、プロ野球選手名鑑など。本人へのインタビューや関係者への取材、膨大な資料の緻密な読解を通して、田原俊彦という生き方を描いた著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)が話題。
2019.03.02 07:00
NEWSポストセブン
“超加工食品”にリスク? 即席めんの賢い見分け方
“超加工食品”にリスク? 即席めんの賢い見分け方
 実在の人物をモデルに「インスタントラーメン誕生」の瞬間を描いた連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)が、20%超えの高視聴率を記録し続け好調だ。 安藤サクラ(33才)演じるヒロイン・福子と、夫・萬平(長谷川博己・41才)が二人三脚で作る「お湯をかけるだけ」の魔法のラーメンには、萬平の「世の中の主婦にもっと楽をさせたい」という思いが込められている。「おいしい・安い・便利・保存できる・安全」を掲げ、ついに完成した「まんぷくラーメン」は、国民に愛される商品へと成長していく──。 ドラマ同様、今や私たちの生活に欠かせないインスタントラーメン。しかし、昨今、こうした加工食品が「超加工食品」などと呼ばれ、週刊誌やインターネットで健康面を問題視される風潮が強まっている。 きっかけは、昨年2月にフランス・パリ第13大学の研究チームが「NOVA分類」に基づき、「超加工食品の摂取と、がんリスクに関連性がある」と発表した論文だった。「NOVA分類」とは、2009年にブラジル・サンパウロ大学が提唱した、あらゆる食品を4つに区分したグループのこと。フランス・パリ第13大学の研究者らによる論文では、「超加工食品」の摂取が10%増えると、がんリスクが12%上昇すると発表された。 しかし、「NOVA分類」の曖昧さを疑問視する声は多い。食品問題評論家の垣田達哉さんはこう語る。「『超加工食品』を、明確に定義するのは非常に難しい。言うならば糖質・脂質・塩分が多く含まれ、添加物が入っている食品です。添加物といっても、国が安全性を確認して使用を許しているもの。忙しい時に加工食品を利用するのは現代では普通のことです。 ただし、加工食品に偏った食事が続けば、塩分や脂質はもちろん、添加物を過剰に摂取することにつながるので、体に悪影響を及ぼす可能性もあります」 極端に食べすぎなければいいとはいえ、健康のことを考えると気になってしまう──。そこで「加工食品」の代表的存在でもある「インスタントラーメン」について、賢い“見分け方”を紹介する。◆「フライ麺」より「ノンフライ麺」を選ぶ 次々に新商品が登場し、スーパーやコンビニに無数に並ぶ、カップや袋に入ったインスタントラーメン。目移りして、思わずどれも手に取りたくなるが、食品ジャーナリストの郡司和夫さんは「選ぶ時はなるべく加工度の低い商品を」と話す。「超加工食品は刺激的な味がやみつきになり、つい食べすぎてしまいがちに。ラーメンに限らず、食事は食品の加工度が低いほど、余計なものが入っておらず健康に影響を与えません。インスタントラーメンは、ほとんどのものが麺を油で揚げていますが、揚げていないノンフライ麺を選んだ方がいい」 その理由として、麺を揚げる際の油の危険性を指摘する。「多くの加工食品には、格安のパーム油が使用されています。インスタントラーメンの麺を揚げる油も、ほとんどがパーム油。 その多くは、海外から輸入される際に酸化防止剤として、安価な『BHA(ブチルヒドロキシアニソール)』が添加されます。同じ酸化防止剤でも、高価で安全性が高い『トコフェロール』と違い、『BHA』は過去に国内の動物実験で発がん性が指摘されています。『BHA』の危険性については表示義務がないため、商品には書かれていません。そういったことから、ノンフライ麺の方が安心して食べられるといえます」(郡司さん) 市販のノンフライ麺の中でも、オーサワジャパンの『ベジ玄米ラーメン』は、化学調味料や「かんすい」などの添加物も未使用で、「優れものです」と郡司さんも太鼓判を押す。 かんすいとは、中華麺のコシや風味を出すために使われる添加物で、できれば避けたいと垣田さんも口をそろえる。「塩湖の水を使用した天然のかんすいは塩類に炭酸ナトリウムしか含みませんが、加工食品に用いられているのは、人工的に作られたかんすいで、『リン酸塩』を含んでいます。リン酸塩は過剰摂取するとカルシウムの吸収が抑制され、骨粗しょう症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響が出る危険性があるのです」 リン酸塩はかんすいだけでなく、「乳化剤」や「膨張剤」など多くの添加物に含まれているので注意が必要だ。 さらに垣田さんは、インスタントラーメンを食べるなら、スープの塩分量に注意してほしいと続ける。「スープを飲み干してしまうと、塩分の過剰摂取になる恐れがあります。厚生労働省が推奨する1日あたりの塩分摂取量は男性8g、女性7gですが、近年の調査では、男女ともに平均2g以上オーバーしているといわれています。塩分の摂りすぎは、高血圧など循環器系の病気につながるため、減塩の意識を持つことが重要です」(垣田さん) 世界保健機関(WHO)では、1日の塩分摂取量は男女ともになんと5g未満を推奨しているが、インスタントラーメンは1個で約5gの塩分が含まれる。 余計な添加物を摂取しないためにも、食べる時はスープを残すべし。※女性セブン2019年3月14日号
2019.02.28 16:00
女性セブン
『あさが来た』での”ナルさま”役で話題の瀬戸康史
1日3番組出演も 瀬戸康史、NHKで“振り回され役”で重用
“NHK御用達”と言ったら言いすぎか。俳優の瀬戸康史が多くのNHK番組に出演している。その役どころにもある特徴があった。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 今シーズン「一番たくさんNHKに出ている俳優」は瀬戸康史かもしれない。  朝ドラ『まんぷく』では、戦後、主人公の福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)夫婦の家に不法侵入(?)したのが縁で、仕事を手伝うことになり、のちに福子の姪と結婚した 神部茂役。また、土曜時代劇『ブシメシ2』では、高野藩主(草刈正雄)の衣服を整える衣紋方なのに、なぜか料理でさまざまな難題を解決することになる単身赴任中の若き藩士・酒田伴四郎。そして、Eテレ『グレーテルのかまど』では、姉のグレーテルのリクエストにより、自宅でさまざまなスイーツを手作りする15代目ヘンゼルである。2月25日には、『まんぷく』『ブシメシ2』『グレーテル』3本が放送され、「一日三回瀬戸康史の日」となった。 この3作に共通するのは、「常に瀬戸康史が年上の誰かに振り回されている」ということ。たとえば『まんぷく』では、萬平と炎天での過酷な塩づくりに参加したのをはじめ、新たに始めたインスタントラーメン作りにも興味津々。周囲も認める“萬平ファン”で、ラーメン作りにも「今すぐ仕事を辞めて手伝いたい」と言い出し、売り出しの際には袋詰めを担当して大喜び。振り回されたい若者である。 一方、『ブシメシ2』では、殿様の密命により、他藩に潜入。藩の運命を左右する密書を探して取ってこいと言われるが、密書なんてものがそう簡単に手に入るわけがない。困ったことにこの殿様は、時々、変装して伴四郎の前に現れて、あーだこーだと指図しにくるのである。草刈正雄の強引殿様は、『真田丸』以来の得意技。瀬戸康史は、毎週、困惑しつつ、振り回されている。 そして『グレーテルのかまど』では、なぜか「しゃべるかまど」に指導されつつ、世界のスイーツを作っているのである。「かまど」の声は、キムラ緑子。キムラは、朝ドラ『ごちそうさん』のいびり役でブレイクしたが、ここでは「しっかり混ぜるのがコツですよ」などと指導したかと思えば、ぐふふふと笑ったり、甲高い声で叫んだり。人間よりよっぽど自由。2011年の番組スタート以来、すっかりおなじみになっているかまどとヘンゼルのやりとりは、瀬戸の「振り回され芸」の修行の場と言っていい。 先日の回では、マレーシアの「ニョニャクエ」という早口言葉のような名前のスイーツを紹介。ニョニャクエの一種「オンデオンデ」という緑色の団子を作るヘンゼルに、かまどがお約束のごとく「ほんでほんで」と語りかけた。番組スタート当初なら、かまどのダジャレに振り回され、粉のひとつもこぼしそうになるところだが、瀬戸は動揺も見せず、くるくると団子を完成。さすが、修行を積んで進化してるな、ヘンゼル…。 思えば、瀬戸は2011年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』では、森蘭丸役だった。織田信長(豊川悦司)に従う“歴史的振り回されキャラ”ともいえる森蘭丸から始まった瀬戸康史の振り回され芸は、次なる進化があるのか。『まんぷく』でも見届けたい。
2019.02.27 07:00
NEWSポストセブン

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