問題写真騒動の結末は…(左。時事通信フォト)

問題写真騒動の結末は…(時事通信フォト)

「現在でも協会の一番の懸念が暴力団との交際であることは間違いない。もしこれをエサに暴力団に脅されていたらどうなっていたか、やはり脇が甘かったと言わざるを得ないのではないか」(前出・ベテラン記者)

 この2人が貴景勝と親しいことも心配の種だという。

「写真が撮られた当時、貴景勝はまだ貴乃花部屋に暮らしていた頃だったが、今は一人暮らしを始めている。今や協会の看板力士となった貴景勝が万が一、暴力団がらみのトラブルに巻き込まれたりしたら、角界を揺るがす事態になりかねない」(同前)

 写真が撮られた埼玉のスナックは、大栄翔の所属する追手風部屋から車で20分ほどの距離にある。記者が訪ねると、従業員の女性はこう話した。

「2人で来てたよ。場所前は絶対に来ないけど、場所が終わってから何回か来てくれた。阿武咲が(店員の)〇〇ちゃんの家族と親しいみたい。阿武咲の部屋(阿武松部屋)は千葉の幕張でしょ。タクシーでここまで来てくれたの。ただ部屋の決まりが厳しくて外で飲むのはいま御法度らしいから、親方に怒られないように内緒でね」

 阿武松親方は現在、協会理事として審判部長の要職に就いている。親方を直撃し、私服姿の写真を確認してもらうと、「これはだめです、心から注意しておきます。(記事になれば)協会から注意とか処分を受けると思いますが、師匠の私ともども反省して、謝罪させていただく。もちろん暴力を振るうわけではないが、現時点では私から大目玉を与えます」と頭を下げた。

 新世代を担う力士たちが、相撲協会の“悪しき伝統”に再び翻弄されるようなことだけは、避けなければならない。

※週刊ポスト2019年4月5日号

関連記事

トピックス

バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
ドラマ『Believe -君にかける橋-』で木村の妻役で初共演
初共演・天海祐希もハイテンションに! “木村拓哉の相手役”が「背負うもの」と「格別な体験」
女性セブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン