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2010.09.30 07:00  週刊ポスト

田中角栄が机をがんがん叩いたからこそ成立した日ソ共同声明

「コンピューター付きブルドーザー」「今太閤」など数々のあだ名を持つ昭和の名宰相・田中角栄。強引な手法とは裏腹に、ニコニコ笑顔のイメージが強い田中だが、怒鳴ると怖かったそうだ。

 これは1973年、日ソ共同声明に関する交渉の席でのエピソード。机をがんがん叩きながら、ブレジネフ書記長を相手に迫る田中が「『未解決の諸問題』に北方四島の返還問題が含まれるか」と尋ねると、ブレジネフは「ヤー・ズナーユ(そう理解する)」。と返答。しかし、曖昧さを許さない田中が、「含まれるのか、含まれないのか。イエスか、ノーか、ご返事いただきたい」と迫ると、ブレジネフは渋々、「ダァー(イエス)」。

 こうして日ソ共同声明は発表となったのだった。

※週刊ポスト2010年9月17日号

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